晩夏の、って書いて思ったんですけど、
もう10月なんですね(笑
早いなぁ〜。
てっきり、まだ9月ぐらいだと思ってました。
暦の上では秋ですが、まだちょっと暑いので、"晩夏の"ドクドク祭り特集でございます。
一つ前にバクリッコさんの『
ドクドクシール』についてドロップいたしましたが、
続きましては先ごろドクさんの和紙シールとして話題沸騰となりました
『
オプタティオシール』をご紹介させていただきます。
オプタティオ、ラテン語で『願い』の意味ですね。
どういった「願い」の詰まったシールなんでしょうか?
それではさっそく、肝心のシールの方を観て参りましょう。
それがこれだーーーーーっ!!
ハイ是ドン!!左から『
ホルスパルナ』と『
ヒュドラミア』です。
通称、和紙シールと呼ばれるドクさんオリジナル開発のシールとなります。
バージョン違いありまして、こちらになります。
素敵ですね。
特に和紙、友禅紙の方に顕著ですが、
金銀の部分がアルミの様ではなく、
箔になっているかのような効果が得られていて、
職人感が出ており、そこが非常に愛しいシールですね。
裏面もしっかり作り込まれております。
こんなシールを作った方に、
お話、聞いてみたいですよね?
そう思いましたので、ちょっとだけお話伺って参りました。
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<訊かれる人>
ドク
<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
ちょっとだけキョウキが訊く【オプタティオシール】ドクさんインタビュー!キョウキ(以下、キ)「はい、と言う訳でございまして! 今回はドクさんにお越しいただきました〜。以前はドクロココって名乗ってらっしゃいましたよね? そちらでお呼びした方が?」
ドク(以下、ド)「いえ、ドクロココは
捨てたので『ドク』で宜しくお願いします!!」
キ「捨てたんだ(笑。オプタティオシール良かったです! それではさっそくインタビューの方進めさせていただきますね。ご職業はデザイナーさんですか?」
ド「いえ、仕事は一般職ですー。スーツとか着ないタイプの」
キ「あ、そうだったんですね。素晴らしいデザインだったので、てっきり本職なのかと思ってました。凄いですねぇ〜。世代的には、
ビックリマン世代という事になるのでしょうか?」
ド「世代です。初めて買ってもらったのが9弾だったと思います」
キ「良い時期ですね! お好きなキャラとかりますか?」
ド「居すぎますが(笑)、総合で『
始祖ジュラ』、絵的に『
ヘッドロココ(プリズム)』、デザイン的に『
ピア・マルコ』、脳内麻薬的には『
パン金蔵』です」
キ「パン金蔵! 分かります。あれは脳内麻薬ドパドパ出るキャラですよね! 今回のオプタティオシールですが、ビックリマン以外にも線の影響が見受けられます。他にご自分で影響を受けたと思う絵師さんはいらっしゃいますか?」
ド「影響は色んな人から受けまくってますが、呪縛レベルで離れられないのはグリーンハウス、鳥山明、桜玉吉、大友克洋、望月三起也、松本大洋、五十嵐大介ですね。僕の絵から読み取れないと思いますけど影響というか単純に好きです。遠すぎるのであえて呼び捨てで」
キ「望月先生好きなんですね! 面白いなぁ〜。でもちょっと、ドクさんの人となりが分かるラインナップの気もします。シールのコレクションとしてはいかがですか? ビックリマン以外にも集めているシールはあります?」
ド「ビックリマン以外……そうですね、グリーンハウスさんが関わってる物は意識的に集めてはいますが、穴だらけです」
キ「僕もですよ。僕は
D級コレクターです(笑」
ド「ガムラ、ドキ学、ハリマ王はじめ、いわゆる当時の他系列・マイナー系も、ほぼ持ってないです」
キ「お持ちなものだとどういったものですか?」
ド「モザさん、キトラさんは手に入る物は一通り、あとは近年物の自作品とか気になったものをちょくちょくです」
キ「素敵なお二人ですね!」
ド「知識もあんまりないんですよ。欲しいのは山ほどあるんですが基本
コンプ中毒なんで集め難そうなものは欲しくても余程じゃないと素通りしてます」
キ「あー、そうなんですね! コンプ中毒と言うとキツイところありますよね。揃わないなら集めない! でも、そういうのがないと、全部買う羽目になってしまうので、良いところなのかも(笑。それにつけてもオプタティオシールは素材へのこだわりが凄いですよね! そもそも、和紙でシールを作ろう、と思い立ったキッカケは何だったのでしょう?」
ド「素材へのこだわりなんて滅相もないです。自分の中では未だにありふれたシール作ったつもりです。和紙とか言ってますがあれは厳密には和紙にあらず。
なんちゃって和紙です」
キ「やろうとしている事は伝わったと思いますよ」
ド「そもそも和紙で作ろう! と思ったわけじゃなく、今48oシール好きな人って普通のプリズムは飽きてるだろうし自分の絵柄に目新しさが無いと思ったので、なんとなくです。着物作ってる職人の子が生地のサンプル帳持ってて、たまたまそれ見て和柄ってシールと相性良さげだなーと思ったのがきっかけと言えばきっかけですね。あんまり上手くいかなかったですが……」
キ「いやいや良かったですよ〜。自分はオマケシールのルーツを江戸時代に見ているので、和柄のシールって嬉しかったんですよ」
ド「そうそう。ちなみに! 素材で言えば僕のイチオシは水色の
ウロコプリズムの『ホルスパルナ』でした!あれは好きです。でもあんまり受けなかった感あります(笑」
キ「それはきっと和紙のシールって印象が強くて、そっちに引っ張られちゃって感想が上がってこなかっただけですよ。僕も凄く良いと思ってるので、皆さんもそう感じてるんじゃないかなぁ。これ、印刷はご自宅ですか? それとも業者さんですか?」
ド「印刷は自宅です。勝手に師匠と呼んでる方に工作面の全てを教えて頂きました」
キ「それは素晴らしいですね! 僕も師匠がほちい! シール作りに協力してくれる人がほちい(割と
切実)! 再販のご予定とかあります?」
ド「再販はないです。無価値な物になんらか価値見出だして頂いた方々へのせめてもの返礼です。だから将来、価値出て欲しいです。交換の材料とかになれば本当に嬉しいです。夢みたいなものですが」
キ「素敵な言葉だなぁ。無価値なものに価値を見出す、ほんとそうですよね。価値がないって事を言いたいんじゃなくて、分かってくれることが嬉しい。イイネ!好きだ、って言ってくれる事が、どんなにありがたいか。
日々感謝して生きてます。再販ないのは残念ですが、今後、新たなシールを発表される計画など、お知らせありましたら聞かせていただけますか?」
ド「新たなシール! よくぞ訊いてくださいました! 死ぬほど
あります!」
キ「そこは売るほど、で(笑」
ド「まず
『百鬼夜Go!』にエントリーしました! 何やるか決めてないですし当日
雨降ってたら行かないですが、なんかやります!」
キ「まさかの雨天不決行!?www」
ド「シール集めてる人の
顔面が見たい(お会いしたい、の隠喩です)。小売りの真髄は対面販売だと確信しております」
キ「あー、それはありますね。僕も今はエントリーする方向で考えていますが、目的はどちらかと言えば、皆と触れ合いたい、ですもん(笑)。ブログとTwitterで皆さんとはやり取りできますが、実際自分はとても孤独な男です。年に1度ぐらい、そういう人がたくさん集まりそうな場所に怪人体で顔を出すのも良いかな、って思ってます(笑」
ド「そしたらお会いできますね! で、実はそれより前にTwitterで小規模販売したいのもあります」
キ「オプタティオシールと同じ販売方式ですね」
ド「そうです。また2〜4種ほどの。キョウキさんも
買ってください」
キ「是非! 創作意欲が止まりませんね! 物を作るのお好きなんですね」
ド「物をつくるのは好きです! それでは喰えないので趣味程度ですが革細工はライフワークです」
キ「今度良かったら拝見させてください。それでは最後になりましたが、沙汰ニストの読者の方々に、メッセージ等ありましたらどうぞ!」
ド「キョウキさんを含め、購入や拡散してくださった方、販売するきっかけを与えて下さった方々、このご恩は忘れません。いつか皆様になんらかの恩返しができたらと思います。今後とも精進致しますので宜しくお願い致します!」
キ「はい! 今後のご活動を期待しております! 今回はどうもありがとうございました!」
ド「ありがとうございました!!」
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このインタビューの後、
今後制作予定だという画像を頂戴いたしましたので、
ご紹介させていただきますね。
ハイ是ドン!!おぉー! 何か完成が楽しみな1枚です!!
また新情報等公開されましたら、沙汰ブログでもご紹介いたしますので、
キリンのように首を長くして待つとしましょう!!
そんな訳で、
こちらからは以上です。