今回の『キョウキが訊く』
沙汰VIPゲストは、『
ドラGODシール 運送VS問題シール』のシシクラさん! 2015年突然シールコレクターたちの話題をさらったパンフレットに無料で付いてきた本格コレクション『ドラGODシール 運送VS問題シール』の全貌を解明すべく、今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り
「直接!」訊いちゃいますよ〜。
<訊かれる人>
シシクラ
株式会社プロデリバリーズ ドラEVER事業部 インタビュー動画編集及びドラGODキャラクター作成担当。
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ドラEVER公式サイト ⇒
ドラEVER公式Twitter<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー
帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
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キョウキ・カンバーバッチTwitter ⇒
キョウキ・カンバーバッチインスタグラム---------- ---------- ----------
キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「皆様お待たせいたしました! 『キョウキが訊く』のお時間です。今回は凄いですよ! きっと皆様が知りたかったであろうシールにまつわる方にお越しいただいております! それではさっそくご登場いただきましょう、ドライバー求人サイト『
ドラEVER』発『
ドラGODシール 運送VS問題シール』企画開発・シシクラ様で〜す。ようこそお越しいただきました! 本日はよろしくお願い致します」
シシクラ(以下、シ)「どうぞよろしくお願いします」
キ「さっそくですが、簡単な自己紹介をお願い致します」
シ「株式会社プロデリバリーズの、ドライバーを専門とした求人サイトを運営しているドラEVER事業部という部署で主にインタビュー動画作成の担当とドラGODシールのキャラクター等をやらせていただいてますシシクラです」
キ「『ドラEVER』というのは、求人サイトなんですね」
シ「はい。
ドライバー(運転手)専用の求人サイトです。ドライバーに特化しているから求人企業は募集がしやすく、求職者は探しやすいという特長があります。専用サイトだからこその使いやすさ、比較のしやすさがウリとなっております。ぜひご活用ください!!」
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ドラEVER公式サイトキ「ありがとうございます。是非ドライバーかつシールコレクターもしている、という沙汰ニストの皆様も活用してくださいね! ところで、シシクラさんはズバリ!『
ビックリマン世代』なのでしょうか?」
シ「ズバリ、世代です」
キ「やっぱりそうなんですねぇ。子供の頃のオマケシールにまつわる思い出等ありましたら教えてください」
シ「そうですねぇ。『ビックリマン』に関しては、たくさん集めていたものを
丸ごと盗まれた時のショックが大きくて、どちらかというとネガティブな印象が未だに拭えません、が、好きですよ。今でも」
キ「ぐへぇ、それはショックですよね; では『ビックリマン』以外のシールについてはいかがですか? コレクション等されていたのでしょうか?」
シ「当時は『ビックリマン』以外で一番熱心に集めていたのは『
あっぱれ大将軍チョコ』のシールです」
キ「『ビックリマン』と同じロッテ発売で、クリエイターの反後博士も絵師のグリーンハウス様も一緒のシリーズですね」
シ「他はもう広く浅く色々買っていたような気がします。今は熱心にコレクションしたりというのはありませんが、『復刻版ビックリマン』をコンビニ等の店頭で見かけるとつい手に取ってレジまで持って行ってしまう病気のようなものはあります」
キ「それを病気と言ってしまうと、
我々皆ビョーキかも知れません(笑)。シール以外に集めていらっしゃるものはございますか?」
シ「映画『
TRON』のグッズが好きで集めています」
キ「へぇ〜、そうなんですね。82年の映画で28年後の2010年に続編も制作された当時としては画期的すぎるCGをモチーフにした斬新な映像手法の作品です。子供心に衝撃だったんでしょうね。さてそんな風に何となくシシクラ様のコレクション遍歴を掴めてきたところで、ここからは『ドラGODシール』についてお聞かせください。『ドラGODシール』拝見いたしました。まず感じたのが、その本気度です。非常に凝った作りをされていますね。そもそも、この企画がスタートしたキッカケはどのようなものだったのでしょうか?」
『ドラGODシール』キョウキ私物。コンプしたい!シ「ありがとうございます。元々は当社社長からの
「トラックドライバーさんはステッカーが好きな人が多いからビックリマンみたいなシールを作って配ったらサイトに興味を持ってもらえるんじゃないか?」という話がキッカケでした」
キ「そうなんだ! 凄い着眼点ですよね、それ。発想が柔軟です」
シ「ですが、実際のところスタッフ全員が他の業務で手一杯で宙ぶらりん状態の企画となっていました」
キ「はい」
シ「しばらく間があいて、たまたま私の手が空いた時間があり、試しに数キャラ作ってみたら、社長から「じゃあそのカンジで30体いってみよう」という事になりまして、そのまま『ドラGOD』担当になったような、そんな感じでしょうか」
キ「なるほどなるほど。試しに数キャラ作ってみた、というのはお見せいただいた資料で拝見した初期段階のキャラクターですね」
本邦初公開! これが『ドラGOD』の元となったキャラクターだ!キ「こちらもシール化されているのでしょうか?」
シ「シール化はしていません。初期段階の時点ではあくまでも『
運送にまつわる何か』ということぐらいしか決まっておらず、30体作るという話になり、キャラクターをたくさん作らなきゃいけないということと、ビックリマン的に作っていくにあたって、3キャラ1セットで展開するとなるともう少しコンセプトみたいなものをハッキリさせないと面白くないかなァと思って今のようなカタチになっていく事で(このキャラたちは)お蔵入りとなりました。データ自体は残っているので今後登場させてもいいかなとは思っています。まず『ドラGOD』は「問題」ありきのキャラ構図なので、うまく当てはめられるようなアイデアが浮かべば登場させられるかもしれません」
キ「せっかく良いキャラなので、期待しています! それで、ちょっと驚いたんですがイラストもシシクラさんが描いていらっしゃるんですね」
シ「はい。私が描いてます」
キ「何かイラストを制作する上で影響を受けたデザイン等ありますか?」
シ「影響、というよりか元々が『ビックリマン』のようなものを作るというのがコンセプトとしてあったので、昔買った別冊宝島の『ビックリマン図鑑』の何冊かを家から持ってきて参考にした感じです。外側のラインが太いキャラクターデザインは全般的に好きです。他には完全に趣味ですが
H.R.ギーガーだとか
フランシス・ベーコンだとかそういった感じのが好きで今後のキャラクターに組み込んでみたりしようとしてますが、難しいですよね」
キ「ギーガーにフランシス・ベーコン! シシクラさんの好きな感じが見えてきました(笑)。それを踏まえて『ドラGODシール』を鑑賞すると、より理解が深まりそうだなぁ。さて、初期段階のキャラクターが評判になり、本格的に企画が動き始めます。一月で30体のキャラクタを作る、というのは相当大変な事だったのではないでしょうか?」
シ「なかなかタイヘンでした。本来のインタビュー動画作成の仕事の合間を縫っての作成でもあったので、1キャラにかける時間が少なく、もう少し作り込む事が出来たんじゃないかなぁと思うことばっかりですが、かえってバタくさい感じになって逆に良かったとも思えます」
キ「ああ、それがマイナーシールっぽさが出ている要因の一つかも知れませんね! 最初はかなり『ビックリマン』に似てしまったので修正を加えたとの事でしたが……?」
初期の『ドラGOD』シール案。銀アルミが採用予定だった。シ「そうですね。最初はホントに冗談みたいな話だと思っていたので、単純に『思いっきりソックリ』なモノを作ってみようという感じで作ってました。30キャラにまで増やす展開になるとは、その時点では当然考えてもいなかったです」
キ「いろいろ苦心されたんですね。ただそういう中でも、しっかり練られて制作されてると思うんです。驚いたのですが、『ドラGODシール』で対戦ゲームができるんですよね。ゲームデザインもシシクラ様がされたのでしょうか?」
『ドラGODシール』はゲームも出来る! 詳しい遊び方は今後サイトで紹介されるとか。シ「はい。ゲームができるようにしたのは、『ビックリマン』シール的なレイアウトから見栄えを少しだけ変える目的ということと、せっかくたくさんキャラクターのシールが出せるなら、
シールを集めたドライバーさんたちが休憩中に遊べたりできるようになったら面白いかな、ということでゲーム要素を盛り込んでみようと思いました」
キ「短期間で、素晴らしいですよね」
シ「ただ問題なのは、
テストプレイを全く行っていないということで」
キ「えっ!?(笑」
シ「自分の脳内では何度も様々な状況を想定してその都度ルールに修正を加えていきましたが、まだまだ粗が出てくるかもしれないですね。ルールの不備など見つけていただいたらご報告いただいても構いませんし、遊んでくださる方が新しいルールを加えて楽しんでいただければと思います」
キ「皆で作ろう『ドラGOD』ゲーム!ww このゲームシステム自体は、陰陽五行を取り込んだ本格的なゲームです。『
クーロンズゲート』を参考にされたそうですね?」
シ「そうなんです。『運転神』に対して降りかかる『問題』を解決するために必要な『守護神』という構図を活かすという点で色々考えてるうちに浮かんできたのがプレイステーションの『クーロンズゲート』というゲーム内で行われる戦闘システムでした。『クーロンズゲート』に関してはその特殊な戦闘システムだったので印象に残っていたんですが、それを『ドラGOD』に取り入れてみたら
「パズドラ的な?」みたいなことを周りから結構言われました」
キ「そう見えなくもないですかねぇ?」
シ「『パズドラ』を全く知らなかったので『クーロンズゲート』の他にそんなシステムを使っているゲームがあったのかと驚いています」
キ「微妙に違うような気もしますけどねww」
シ「単純に攻撃力が幾つで防御力が幾つで……でも良かったと思うんですが、謎のアイコン表記を入れることで『らーめんばぁ』的なテイストも入って面白くなるかなと思って、そこからアイコンを使ったゲームルールを考えていくうちに辿り着いた感じです」
キ「なんとなく『クーロンズゲート』に登場する
妄人や
鬼律のテイストが『ドラGODシール』に入ってたりするのかな、何て思ったのですが『クーロンズゲート』のキャラって実はフランシス・ベーコン的ですよね」
シ「特に意識してはいませんが、『クーロンズゲート』に限らず、作っていくうちにどことなくそういった過去に影響を受けたものは反映されているかもしれないですね。あとは『
髏怒幽霊』のようにわかる人はわかるキャラみたいなのも居ます」
キ「(どうしよう
分からないww よし、話題を変えよう!)シールサイズが48mm、いわゆる『ビックリマン』サイズじゃないところも良いな、と思うのですがこのサイズになった理由はありますか?」
シ「一般的な48mmサイズのシールと合わせて揃えた時に目立つ、個性を出したかったというそんな感じです。几帳面な性格の方には嫌がられてしまうかもしれませんね。申し訳ないです」
キ「いえいえ。何かそういうところもマイナーシールテイストがあって良いんですよ。ストーリーも面白いなと感じました。運送業界の問題をうまく世界に組み込んでいらっしゃいます。ベースとなった物などはありますか?」
シ「やはりドライバー求人に特化したサイトの1コンテンツとしてスタートしているので、運送を絡めて物語を作っていくのは大前提でしたが、『ビックリマン』的にという最初のコンセプトから考えると『天使』『お守り』『悪魔』の構図を使って作っていくのが自然だし作りやすいかなと思いました。各キャラクターのモチーフになっている神話などの本来の設定をなるべく活かしていくようには心がけています」
キ「ほんと、短期間で良く作られてますよね。凄いなぁ。『ドラGODシール』は『
ドライバー求人サイトドラEVERの無料配布パンフレット』で入手できます。反響があったのではないでしょうか?」
こちらが『ドライバー求人サイトドラEVERの無料配布パンフレット』。シ「かなりのお問い合わせもいただきましたし、こうしてインタビューも受けたりなど、作っている時には全く想像もしていませんでした」
キ「それで……その反響なのですが、シールなのですからシールコレクターから反響があるのは予想されていたかと思うのですが、本来手に取ってほしいドライバーで求人募集されている方々にパンフレットが届かないという事態が起きたのではないかと、かなり
心配しています。その辺りについてはいかがでしょうか?」
シ「確かに本来の意図とは違う形でご好評いただいている事に関してありがたい反面、戸惑いがあるのも事実ですが、シールの話題が広がっていくことで噂を聞いたドライバーさんたちにも注目が集まるようなカタチに繋がっていければ良いかと思います」
キ「本当にそれはそうなんですよね! 僕もそうなれば良いなと思っています。ですが、中にはパンフレットを一人で大量に持って行ってしまう人もいるのではないかな、何て事も気になっちゃうんです。そういった事に対してどうお考えになっているかと、後は今後の対策などはありますでしょうか?」
シ「現状では特に対策というようなものは取ったりしておりません。ただ設置店様によってはPOPスタンドに置くパンフレットの数を制限して調整してくださっているという話も聞いています」
キ「ああ、なるほど。確かうどん屋さんに置かれたりしてるんですよね。是非ですね、シルコレの皆様、パンフレットもらったらですね、ついでに
うどんも食べていったりしてほしいなと思うんですよ。シルコレの品性ってそういうところに現れてほしいなぁ〜。うどんラリーですよ!ww シルコレは麺類に縁があるので。『ドラGODシール』はとても素晴らしい物なので、ドライバーさんが
車に貼ってもらえると嬉しいですよね」
シ「そうですね。それが本来の目的ですのでそうなってくれることを期待しています」
キ「今後の訴求先についてはどのようにお考えでしょう?」
シ「訴求先については現在社内で検討中ですので、そのうちTwitterなどでお伝えしていけるのではないかと思います」
キ「既に
第2弾の制作が決定しているという話を伺っております。今後の展開を教えてください」
シ「先日開催された『さいたまビジネスアリーナ』でお披露目になった新キャラクターも含めて第二弾のシール化は概ね決定と言って良いかと思います。配布に関しての詳細は現在検討中です。また、サイト上で『ドラGOD』のキャラクターたちが活躍する
漫画を連載していく予定がありますので楽しみにお待ちいただければと思います」
キ「うわぁ、続々と楽しみですよ。漫画が読めるようになるって言うのも注目ですね! サイトをチェックしなくちゃ! ところで、シールの販売等は考えていますか?」
シ「できたら
(個人的には)嬉しいですよね。でも実際販売することになったとして皆さん購入してくれるのか……正直全くわかりませんので今後の反響次第では検討という事になるのかもしれません」
キ「良い方向へドライビングテクニックでもってですね、爆走してほしいなと思います! 本日はありがとうございました! それでは最後に、『ドラGODシール』を楽しみにしている皆様にメッセージをお願い致します」
シ「『ドラGOD』のキャラクターたち共々、『ドライバー求人サイト ドラEVER』も是非よろしくお願い致します!」
キ「本当にそうですね! シルコレとしても無料で楽しませていただいているので、そっちも盛り上げていきたいです!! どうもありがとうございました!
爆走しましょう!」
シ「ありがとうございました」
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『ドライバー求人サイト ドラEVER』発『ドラGODシール』開発、シシクラ様からお話をいただきました!
いやぁ、ここ最近のシールコレクションの復古により、こういった企画が生まれてくるんですねぇ。あくまでもパンフレットのオマケであるという姿勢も、ブレない感じがして好きです。
とても楽しい企画ですので、シルコレの皆様、是非ともですね、ご迷惑にならないように盛り上げていこうじゃありませんか!
インタビューに応じて下さったシシクラ様本当にありがとうございました!
そんな訳で、
こちらからは以上です。
(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『ドラGODシール』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)