2014年11月21日

京希が訊く 第11回 『大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-』主催・かつぼう様インタビュー!


大好評企画『京希が訊く』第11回の沙汰VIPゲストは11月23日に大阪で開催される『大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-』主催のかつぼうさん!
新たなシールコレクション文化の幕開けとなった2014年ラストを飾る大規模イベントの全貌に、今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」お話訊いちゃいます。


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【大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-】
 日時:2014年11月23日 / 10:30 - 19:00
 ジャンル:オマケシール、カード全般
 場所:アルフィック大阪3階全室(大阪市浪速区戎本町1-8-20)
 ⇒ 公式ホームページ


<訊かれる人>
かつぼう(本名:藤田)
本職はリフォーム業、趣味はシール制作とパチスロで2人の子供を持つ父ちゃん。好きなアイスはカップアイスのしろくま(280円)、高いよね。お金にならない事ばかりをやってるせいか嫁からは冷たい目で見られる毎日にタジタジ。でも、いつかきっとこの努力が実ると信じて毎日を頑張って生きてます。
 ⇒ YY-FACTORY HP
 ⇒ Twitter(@yy_katubou 【本アカ】)
 ⇒ Twitter(@lovefes_2014 【イベント用】)

<訊く人>
高橋京希
『京希の沙汰とは思えないblog』運営中。2015年春高橋狂希名義で、電子書籍『ベイビー・サッド・ブルー』発行決定。80年代に過ごした少年時代の感性を持ったまま大人になってしまった。大阪には行けず涙を飲む日々。好きなアイスは『秘伝忍法帳』。


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(インタビュー中敬称略)

高橋京希(以下、京)「ひゃっはー! 盛り上がって参りました! と言う訳でございまして、『京希が訊く』第11回のゲストは、『大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-』主催のYY-FACTORY藤田さんにお越しいただきましたー! 交流会の直前、お忙しいところお呼び立てして恐縮です! 今日はどうぞよろしくお願いいたします!」

藤田(以下、藤)「こちらこそよろしくお願いいたします」

京「さっそくですが、まずは簡単な自己紹介をお願いしま〜す」

藤「初めまして。YY-FACTORY(ワイワイファクトリー)というサークルで、約15年近く自作シールの企画、制作、販売等の活動をしております代表の藤田(HN.かつぼう)です」

京「藤田さんもイラストを描かれるのですか?」

藤「いえ。イラストは描かないんですが、イラスト以外の全ての事を担当しております」

京「ゆでたまごで言うところの嶋田隆司さんの役割ですね! インタビューしている皆様にしている質問です。藤田さんは、ビックリマン世代という事になるのでしょうか?」

藤「そうですね。ただ、収集し始めたのは9弾辺りぐらいでしょうか。ヘッドロココのホロが欲しくて集め始めました」

京「地球上最もかっこいいキャラクタの一つですからね、ヘッドロココ様は。その頃の『ビックリマン』、或いは他のシール収集についての想い出なんかございますか?」

藤「基本的に『ビックリマン』以外興味が無くて他に買った事があるのは『ドキドキ学園』や『ひょうきんまん』なんですが、どちらも『ビックリマン』が3個規制や品切れで買えなくて……その代わりとして購入していた記憶があります(汗)」

京「『ドキドキ学園』なんかは、それで良さが伝わって売れたって部分もありますよね」

藤「それから、当時の思い出と言えば……ベタなのはやっぱり『シールを盗まれる事』ですよねww」

京「どうしても子供時代の事なんで、ありますよね」

藤「友達が家に遊びに来て、その子が帰った後『ヘラクライスト(理力不安定)』が無いんですよ」

京「ソイツだ!ww」

藤「はい。盗まれたのが分かってるんですが一応その子の家に行って親の前で「知らないか?」と聞くんですけど「ゴメン、ゴメンww」なんて言って返してくれる子なんて居ないですよね(笑)」

京「返せないでしょうねぇ。友情が壊れちゃいます」

藤「で、次の日に家の外にある下駄箱開けたら『緑ヘラク』が「ただいま〜」って、靴の中に入ってるんですよね。不思議」

京「今だったらきっと、妖怪の仕業だ! って叫んじゃいますww」

藤「後は、ビックリマンの集め方なんですが、僕の周りはちょっと変わっていて、天使だけを収集する子、悪魔だけを収集する子……なんてのが居まして」

京「悪魔だけ収集する子どうしたー! それきっと何らかの心のSOSですよwww」

藤「そうだったんでしょうか。で、僕は勿論キラキラするヘッドが大好きで、特にヘッドだけを集めていたんですが、2千枚ぐらい集めた時に埋めたんですよ、タイムカプセルの様に」

京「大切な宝物ですからね」

藤「そしたらその場所を忘れて引越をしてしまった悲しい記憶がありますwww」

京「ええっ?!」

藤「引越をした場所がそんなに遠くない事もあって、その家を通る度に思い出して、いつか掘り返してやろうと思っているんですよね〜。押し入れの床下か、外の室外機置き場の横あたりが怪しいと」

京「すいませーん。昔この家に住んでた者なんですけど、ビックリマンシール埋めた事があるんで、掘らせてもらって良いですか? ……言えないwww」

藤「言えませんかね。まぁ、チャンスがあればww」

京「素敵な思い出話をありがとうございます。では、現在コレクションしているものはありますか? また、現行のシリーズ『境外滅伝』『タワスペ』『シンオク』などは集めていらっしゃいますか?」

藤「残念ながら結婚を機にコレクションを全てやめました。仕事の独立も重なって資金が必要になり、ビックリマン、フィギュア、単行本……お金になりそうな物は全て売ってしまい0からのスタートです。いつか心とお金に余裕が出来たらビックリマンを全種集めようと思ってるんですが、まだまだ先の話しになりますね(苦笑)」

京「シール収集は老後の趣味にピッタリだと思うんですよ。まだ世代の僕らがその域に達してないだけで、切手収集なんかは平気でおじいちゃんいますからね! さて、ではここからは『大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-』についてお聞かせください。何だかすごい事になってますね! この盛り上がりは想定内の事だったのでしょうか?」

藤「いやー、本当に有難い事です。勿論「想定外」ですよね(笑)。当初『やりくりターボ!』というショップが一部借りきって中古シールの販売をしてくれるとの事だったんで、そこそこ大掛かりな事にはなりそうだとは思ってたんですが、一般販売のサークルさんも、企業さんも参加してくれたりで、逆に主催を逃げ出したくなりました」

 ⇒ ビックリマンシール安心買取 スーパー渡のやりくりターボ!

京「『やりくりターボ』はスーパー渡さんですね。Twitter拝見していると、かなり珍しい物を出品される様で、そちらもかなり期待できますね! じゃあ、その後も続々参加が決まってだんだんと大きくなっていったという感じなんですね。大阪って、風水的(?)に凄くシール熱がある土地なので、そういうものを呼び寄せているのかも知れません。そして、そんな場所にお客さんを呼び込みそうなのが特典入場シールです。かなり豪華ですよね! 制作にとてつもない努力があったのではないでしょうか?」

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個性的なシールが一挙に手に入る入場特典も魅力の一つだ。

藤「こちらは合同主催で一緒にやってくれるハルさんという方が、イラストを描いてくれる方達に声をかけてくださったんですよ。元々、ハルさんが年1回『大阪シール交換会』を開いていまして、多くの方と交流があったおかげでこれだけの人数になったのだと。人と人との繋がりって、ホント大切ですね」

京「分かります。僕も今年になってシールコレクター友達がたくさん増えて、そのありがたさがひしひしと沁みてます。入場特典シールとは別に、全員プレゼントのシールがあって、それが松本ひで吉先生公認のシールというのも驚きました。これはどういう経緯で先生に許可を頂いたんでしょうか?」

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入場者全員に配布される松本ひで吉先生公認シール。かわいい。

藤「このシールは元々、シールイラストを描いてる吉田(HN.十五)という友人が松本先生と面識がありまして、先生の描いてる漫画をオマケシール風にしてプレゼントしたイラストなんですよ」

京「ほうほう」

藤「それを先生に許可を頂いてシール化、配布方法はイベント入場時の全プレで……という流れになりました。松本先生にはツイッターでもイベントの告知をしてくれたりで、本当に感謝しております」

京「『さばげぶっ!』や『ほんとにあった!霊媒先生』等の原作コミックを皆様どうぞよろしくお願いします(感謝の宣伝)! さて、今回のイベントは『ラーメンラリー』や『シンオクシール』など、2014年を彩り、今後も活躍が予想されるシールが参加されています。まず、『ラーメンラリー』様ですが、もう初めからオリジナルシールの販売という事で話が進まれていたのでしょうか?」

藤「いえ、確かお話しした時は「何かシールを2、3種類持っていきます」とだけでした。「机も1本要らないと思います」と言われてたんですが、10月末の告知で「おおおおっ?!」でしたね(笑)」

京「やっぱり大阪から聖心パシーを受け取っちゃうのかしら。入場特典の『忍ニク亀(タートル)』も、かわいらしいデザインですね」

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入場特典シールの中にも『ラーメンラリー』のシールが。

藤「有難い事に、特典入場用のシールのイラスト枠がまだ余ってるなら描かせて欲しいと連絡があって、描いて頂く事になりました。『忍ニク亀』は天使属性です。ラーメンラリーを集める上では必須シールになるんじゃないでしょうか?ww」

京「お守りじゃないんですね。拝見した時、カーワバンガー! って感じでしたww 続いて『シンオクシール』様ですが、こちらはどういう経緯で参加する事になったのでしょうか?」

藤「実は7月頭に社長の保坂様に「イベントに参加しませんか?」とお誘いしたところ、諸々の事情によりお断りされているんですね」

京「えっ!? そうなんですね?」

藤「はい。それでも協力は惜しみませんとばかりに、「『シンオク通信』に出てイベントのPRをしませんか?」など言って頂いたりしたんですが、大阪東京間ですから…なかなか」

京「そう簡単じゃありませんよね」

藤「そうなんです。で、それから8月末に開かれた『シンオクナイト』で、『らぶFES』のチラシを僕の知人から保坂様が受け取って、「オマケシールの活性化という同じ目的ならば協力できることは協力したい」と、思って頂けたようで参加のお申込みを受けました」

京「そういう流れがあったんですね。ちなみに手前味噌なんですが、僕も『シンオクナイト』で該当のチラシを頂戴しまして、それがキッカケで『沙汰ブログ』で猛プッシュする事にしたんです。『オマケシール活性化』は勿論ですし、人と人の繋がりは大事ですからね。応援出来る事はしたいなと。社長はかなり綿密に企画を計画するタイプだと思うのですが、その後はいかがでしたか?」

藤「そこからは打ち合わせラッシュです」

京「ラッシュ!」

藤「値段、数量、発表時期、展示会……等々。秘密裏に進めていってたので、知っているのに何も言えないというのはキツかったですww」

京「分かります」

藤「周りから「シンオク誘わないんですか?」とか言われると「うぅーん、誘いたいんですけどねぇ」みたいな感じでかわすしかないというのが」

京「これは何かを企画する人の宿命みたいなものですよね。さてそんな風に必死に隠してきて、先ごろ発表になったのが『シンオクシール1.5弾』の会場での発売です。これはひとつの大きな目玉といえるのではないでしょうか? その辺はいかがでしょう」

藤「目玉ですww」

京「ですよね!」

藤「勿論、サークル参加されてる皆様の持って来られるオリジナルグッズ等も個性豊かな物が多くて、どれを紹介しても目玉になりうる物だとは思うんですが、企業の方が今回のイベントの為にと用意してくれる事って個人のイベントではなかなか無い事だと思うんです」

京「確かに!」

藤「小箱の内容は2弾の物とほぼ同じ、という話しなんですが箱がね、箱が。コレクターは見逃さないんじゃないでしょうか?」

京「箱に秘密があるんですね」

藤「ちなみに最初値段を聞いた時「その頃になると財布が厳しいです」という話しから今の価格まで何とか抑えて頂けました」

京「ありがてぇ! 他にもシールたくさん出てくるので、お財布持たないですもんね」

藤「自作シールを業者で作って頂いてる方ならもしかしたら分かるかもしれませんが、シルク印刷って本当に高いんです。それを考えるとかなり頑張ってくれたと思いますよ」

京「多分、このブログの読者の方々なら察して下さってると思います。儲け度外視みたいなところ、確実にありますよねぇ。凄い事です。さて、お話変わりますが、ちょっと気の早いお話を。今回は開催場所が大阪です。行けない地方民も大勢いると思うのですが、今後東京や、その他の地方で開催されるご予定はありますか?」

藤「元々、『ビックリマンオンリー』と呼ばれるイベントが大阪、名古屋、東京で年に1回あったんですが、名古屋、東京が無くなり次は大阪が……と言われたので、『らぶFES』はそれの代わりに立ち上げたイベントなんですよ」

京「なるほどなるほど」

藤「なので1〜2年に1度、大阪でイベントをする予定だったんですが、大阪の『ビックリマンオンリー』は頑張って毎年続けてくれるとの事で、僕らのイベントは これっきりにしようかな、とも思ってます」

京「え? そうなんですか? なんだかもったいない……」

藤「ただ、もし次回開催するとなるときっと東京です」

京「おお! 期待してます! ところで、地方で行けなかった方の為に、開催後イベントリポートのようなものはサイトにアップされるのでしょうか?」

藤「申し訳ありませんが、その予定は無いです。写真等は肖像権の問題で煩い昨今ですから、載せたりするのは後々の事も考えてしません。後は、書けてもテキストによるイベントの内容ですが、ありきたりで当り障りの無い内容や、反省文だけとかになっちゃいそうなので」

京「そうですかぁ。それはまぁ、仕方ないんでしょうが、残念ですよぉ」

藤「だから出来れば、参加してくれた方がツイッターやブログにてどんなイベントだったのかとか書いて貰えると嬉しいですね。来て、見て、触れ合った事を大勢の目線からどんな感じだったかをレポートして書いて貰える事によって、イベントの実態が見え完成するんじゃないでしょうか? 決して書くのが面倒だとか、時間が無いからとか、そんな理由では無いです…ええ(汗)」

京「今回『ガムラツイストMK-III』の幻の原画展をやったりするので、勿論それは写真禁止なので、行けない人はどうやっても見れないんですよね。ほんと、一シールコレクターとして、行けないのがもの凄い後悔です。何で僕はこんな北に生まれたんだ! ってwwww」

藤「それはもう、是非会場に来ていただいて……」

京「少しでも行ける機会があるなら間違いなく行った方がいいですよ! それにしても、たくさんの方々の協力で、とても大きな賑わいになりそうですね! 成功を祈っています! 最後になりましたが、シール交流会を楽しみにしている皆様、シールコレクターの皆様にメッセージをお願い致します!」

藤「本当に多くの方の協力があってここまで来ました。皆様、有難う御座います。トレード会場は広めに取ってますので、自由に色んな物の交換会を楽しむか、ホワイトボードにちょっとした使い方等を書いておきますのでそれを見て使用して下さい。トレード初心者の方や、皆が何の交換をしてるのか分からなく輪の中に入りづらい方も居てると思います。その為に今回、『トレード トレジャーゲーム』として入場の際にトレード用のシールを配布致しますのでまずはそれを交換要員として出してトレードを楽しんでいくのも手です。常連の方も周りで見てるだけの方が居ましたら声をかけてあげて下さいね。宜しくお願い致します」

京「雰囲気の良い感じにしたいですよね!」

藤「この記事が載る頃には準備が終わっていて、万全の状態でイベントを迎えられたらいいなと思ってますが、何せ初めてのイベントの主催、初めての会場という事で不安を隠す事が出来ません。至らぬ点、多々あると思いますが出来れば現地での対応などスムーズにいかなくても穏かな心と目で見て頂けると幸いです……切にお願い致します(笑)」

京「初めてなんだから優しくしてあげるのが男のたしなみです!」

藤「長くなりましたが僕からは以上です。有難う御座いました!」

京「こちらからも以上です。今日はどうもありがとうございました! シール文化発展の為に、異世界からのミラクルなパワーが当日会場に届きますように!」

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いやぁ、11月23日大阪シールコレクター界は盛り上がりそうですね!
いよいよ今週末に迫った『大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-』の魅力が少しでもお伝えできていればと思います!!
どうぞ行ける方は、是非、足を運んでみてくださいね!

インタビューに応じて下さった藤田様、本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『大阪カードシール交流祭 -最狂!らぶカードシールFES-』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

posted by きょうきりん at 09:40| Comment(4) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
正直、大阪行けないのは一生の不覚ですね…


東京オンリー復活しないかなー。

Posted by タロスケ at 2014年11月21日 14:24
タロスケさん

僕もねぇ、
今回のは特別感が凄いですから、
是非行きたかったです。

東北オフ会、
いつかやりたいですね!!

Posted by 高橋京希 at 2014年11月21日 17:17

らぶフェス参加してきました。
夢のような空間、奇跡のイベントでした。

自転車で片道25時間すもんね。前日から走り続けましたよ。

あの場にいたすべての人に感謝したいです。



Posted by たっかん at 2014年11月24日 01:41
たっかん様

コメントありがとうございます!!

大阪らぶFES、盛況だったようですね!!

夢のようで、奇跡の空間!

素晴らしい!(武田鉄矢の「マルちゃん!」の発音で)

私は何一つ、
味わえてないんですけど(笑
とにかく、成功して良かったよかった。

Posted by 高橋京希 at 2014年11月25日 07:58
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