2016年12月30日

【帰ってきたクリエイターズシールの世界】バクリッコさんの『Dr.ドクロンの野望 第3弾』! の巻。


皆様どうもこんにちは。
窓辺のマーガレット、キョウキ・カンバーバッチです。

さて先ほど『六感クエスト』の話題でバクリッコさんにも触れましたので、
ご紹介していなかった『Dr.ドクロンの野望』の新作についても
ご紹介したいと存じます。ゾンジー北京。

なぁ皆、ゾンジー北京ってなんなんだろう?

『シルコレ!』の『シール販売情報2016』を紐解くと、
Dr.ドクロンの野望 第3弾』は12月3日発売とあります。

発売後だいぶ経ってしまい恐縮ですが、
こんな塩梅でございましたよ。

ハイ是ドン!!

DSC_0222.JPG

第1弾が主要キャラクターの紹介の側面が強く、
第2弾は、そこから跳ねて、とても印象深い弾になっていたと思うんですね。

ここにきての第3弾は、
第1弾から第2弾への跳ね方ではなく、
また違った一面、魅力を僕たちに提示してくれた弾だと思うんです。

それではさっそく、
肝心のシールの方をご覧いただきましょう。

それがこれだーーーーーーーーーーっ!!

ハイ是ドン!!
カラダもってくれよ!! 更に倍してドン!!!!


DSC_0224.JPG
封印ライストン

第3弾はNo22〜No28までの全7種類
そのうちの大半をほぼメカで埋めています。

第1弾作成当初から、メカを描くのは好き、という話をされていましたので、
第3弾はその趣味が色濃く出たという形かなと思います。

色も第2弾のアイドルたちの明るいトーンから
無機質な兵器を感じさせるダークなテイストに様変わりしていて、
「好きに描いてるなぁ〜」っていう印象を受けました。

DSC_0226.JPG
ショーリョーウマッドソン

ただ、そうした中でも、ドクリアの意外な1面や、
後に紹介する『ライ坊』等、
バクリッコさんの根底にある明るさを垣間見れるシールが含まれていて、
そこも面白いところだったりします。

バクリッコさんの多面的な魅力の一つに、
自分は、「本人が気付いていないダークさ」っていうのがあると思うんです。
自覚して描いてないナチュラルボーンの狂気をどこかに感じると言うか、
自分が「良い」と感じたものを疑ってない芯の強さがあるんです。

DSC_0227.JPG
DR-ooN

今回の中で最も好きな1枚がこの『DR-ooN』。
2弾でもそうでしたが、2016年という今のモチーフがしっかり織り込まれています。

DSC_0228.JPG
兵鬼ライストン

DSC_0229.JPG
ライ坊

3弾ではこの辺、個人的にネーミングもう少しどうにか……と思うところではありました。
どうしても『ヘラクライスト』を連想してしまいますからね。

DSC_0230.JPG
イヌハリ号

『ドクロン号』に対応させるように、
伝統工芸物のタイムマシーンを持ってくるのは嬉しいですね。

DSC_0250.JPG
アオCマナコ

そして今回、面白いなと思ったのがこちら。

1枚で完結してるキャラで、
こういうのを挟んでくるって言うのもアイディアがある証拠なのかなと感じました。
二重人格で、それぞれ刑事と怪盗なんですが、
一人で自分を追いかけている、逃げているという……。

昔、押井守さんがボツにされたという、
ルパンがいろいろ変装しすぎて、正体が分からなくなっていき、
最終的にはルパンなんて存在しなかったんじゃないか?
ってなって終わる、
っていう脚本のあらすじを何故か思い出しちゃいましたよ(笑

せっかく創ったんだから、彼もちゃんとストーリーに絡めてあげて欲しいなぁ。

以上、全7枚。
割と通好みの第3弾は、
バクリッコさんの本質を知る上でも重要な弾ではないかと感じます。

こちら、まだ通販で買えるようですが、

 ⇒ バクリッコのお店

1月4日まで冬休みとの事なので、
気になった方は是非、年明けにチェックしてみてください!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

posted by きょうきりん at 16:18| Comment(0) | 珍コレクター京(ビックリマン他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: