2016年10月24日

キョウキが訊く 第11回 シールと妖怪の親和性の高さが遂に証明!? 『僕らの妖怪シール展』主催、妖怪DJ高☆梵様果て面妖なインタビュー! の巻。


10月は引き続き『キョウキが訊く』秋のスペシャル! その第3弾沙汰VIPゲストは10月末に開催される『僕らの妖怪シール展』主催・妖怪DJ高☆梵様!
古来より脈々と続く妖怪たちの知られざるシールを詳らかにする展覧会の秘密を、今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。

<訊かれる人>
妖怪DJ高☆梵
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元々は世の中を斜に構えたバンドマン! 妖怪好きすぎてLOVEコールしてたら、LOVEコール送られるようになりました。妖怪DJ/ブリガドーーーン/Hardcore/Metal/IDOL/Passcode/全部ぜんぶ君のせいだ。/Bicycle/ オーガナイズしてます。
 ⇒ 妖怪DJ高☆梵さんTwitter
 ⇒ 音ノ怪 絵ノ怪
 ⇒ 僕らの妖怪シール展

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
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オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチの音沙汰(youtube配信)
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「皆様どうもこんにちは。窓辺のマーガレット、キョウキ・カンバーバッチでございます。さて本日は、10月27日から開催される『僕らの妖怪シール展』主催の妖怪DJ高☆梵さんにお越しいただきました。本日はどうぞよろしくお願いいたします!」

妖怪DJ高☆梵(以下、高)「よろしくお願いします!」

キ「さっそくではございますが、簡単な自己紹介をお願いいたします」

高「はい。妖怪DJ高☆梵(ようかいでぃーじぇいたかぼん)です。妖怪が好きでLOVEコール送ってたら、妖怪にLOVEコール送られるようになった人です」

キ「僕も時々、頭の中で声がするから、それと同じようなものかな?ww 『妖怪DJ』という事なのですが、これは、どういったご活動をされているのでしょうか?」

高「妖怪を世の中に広める使命をもって様々なカルチャーと妖怪をマッシュアップさせております」

キ「マッシュアップ!! 元々は音楽用語ですけど、最近は意味合いも変わってきてますよね。コラボレーションともまた違うんですけど、2つの異なるものを融合させて作品を作る、みたいな感じです。そのキーワードから観ていくと、妖怪を通して、音楽やアートを表現されているという感じになると思うのですが、それは妖怪を紹介したい、普及したいという想いからきてるんでしょうか?」

高「まさしく、その通り! 単に『妖怪』というだけであれば、いろいろな人が表現をしていると思いますが、POP! そしてカルチャー! というみんなに身近なものであれば敷居も低くなって触れやすいと思っているからです」

キ「なるほど。それはそうですね! 実際そうだと思います。ちょっと深くなる前に妖怪の話を置いておきまして、小さい頃のお話を聞かせてください。『ビックリマン』シール等は集めていらっしゃいましたか?」

高「本当に初期のびっくりさせるためのダジャレの『ビックリマン』シールとかは家のゴミ箱にはったりしてました」

キ「『どっきりシール』シリーズですね。最近もあの系譜にあるシールで、顔に貼ったりしてゾンビになったりできるシールが売られていますが、ちょっとそこも妖怪と関係あるのかな。驚かせる、というところが」

高「そうかも知れませんね。後、『スーパーゼウス』から始まる『ビックリマン 悪魔VS天使シリーズ』は、何百枚も輪ゴムで留めて遊びの時に持ち歩いて見せ合いっこしたりしてました」

キ「『ビックリマン世代』なんですね!今現在収集しているものなどはありますか?」

高「25歳の時に家が全焼して総ての物の記憶が燃え尽きてからはあまり収集というものはしなくなりましたね」

キ「す、すいません。嫌なことを思いださせてしまったかも……。でも、実は僕もちょっとそれ、わかるんです。20代の前半ぐらい、1度、総てのコレクションを手放した経験があるので、物の憐れ、と言うか、持っていても仕方がない、という気持ちがどこかにあるんです。僕は自分の好きなもの以外、捨て魔ですしね、意外にも」

高「まぁ、それでも6段本棚がまるまる水木しげるの作品であるとか、やはりCDとかは今でもIVEハウスでいいバンドやアイドル見つけたら買ったりはしてるので増えていってはいますけれども」

キ「好きな物はやっぱり増えていきますよね。水木しげるが登場いたしましたが、本当に妖怪がお好きなんですね。例えば、小さい頃、妖怪に触れたような、神秘的な経験等ありましたら、教えてください。ちなみに僕は小学生の頃、本気で人面犬を探して一人で夕方まで外をうろうろするような子供でした」

高「人面犬探すとかやばいっすねw」

キ「うろついて最後に、家の付近に緑色のフンを見つけたんですよ。コロコロか何かに人面犬のフンは緑色、って書いてあった記憶があって、何か怖くなって逃げ帰りました

高「自分はまったく霊感とかはなくて、お化け屋敷とかも怖くて入れないのです。怖い経験だったら、死ぬほど二日酔いの時にみた悪夢で、出てきたおばあちゃんの目が数字の『3』だったことが一番怖い思い出です」

キ「ブキミ!wwww 夢って怖いんですよね。僕は以前、夢日記をつけていて、割と自在に夢を見る事ができるんですが、どんどん夢が異常になっていって、今は意識して夢を見ないようにしています。ただ逆に、怖いんじゃなくて、心底ヘンテコな夢を見たりもするんですよ。古田新太さんが全裸で、腰の部分にしめ縄をつけていて、股間の辺りから紐が2本ぶら下がってるんです。で、紐を良く見てみると、その先に角砂糖が結び付けられていて、「俺のダンスを観ろ!」とか言いながら奇妙な腰つきで踊り始めると、その角砂糖が揺られて、アメリカンクラッカーみたいにぶつかり合って、下にいるアリたちに砕けて粉になった砂糖が降りかかるんです。僕はそれを見て「嗚呼、餌付けをしてるんだな」って思う、っていう夢なんですけど、気がどうかしてますよね(笑)。しかも、肩を揺らして爆笑しながら目覚めたんです」

高「(笑)」

キ「話それましたね。ええーっと、一番好きな妖怪を教えてください。また、その魅力を教えてください。ちなみに僕は『塵塚怪王』が好きなんです。未完ですが、過去に『塵塚怪王』が主役の小説を書くくらい」

 ⇒ 燃える塵戦記 新米図書委員と塵塚怪王、電子の恋文に悶える(未完)

高「一番好きな妖怪は『うわん』ですね。ただ出てきて驚かすだけ!っていう、THE妖怪!ってのがいいと思います」

キ「あ〜、わかります!」

高「ちなみに『uwan』という歌も作って歌ってますので聞いてみてください」

 ⇒ 『uwan』

キ「皆好きな物で創作するんですね(笑)。拝聴しました。何か癖になりますね。飼い犬のむぅちゃんが怯えてましたけどww 『音ノ怪 絵ノ怪』は面白い試みですね。存在を感じるけれども答えの分からない何かに対し、過去の人たちは絵と、設定を与える事で、そういう『妖怪』がいる、と怪異に意味や理由を与え、共存して来ました。現代ではそういう事も中々難しくなってきていますが、そうした中で『音ノ怪 絵ノ怪』のご活動は、妖怪を表現する、極めて現代的なアプローチだと感じました。これまでの『音ノ怪 絵ノ怪』の活動を通して現時点でどのように感じているかを教えていただけるでしょうか?」

高「この活動を初めて7年位になるのですが、周りでは「妖怪といったら!」くらいの感じで認知してもらっていると思います。さらに活動内容を充実させて、参加してもらっている作家さんやアーティストにももっとたくさんの表現の場を提供して、妖怪として第8次産業の座を狙ってますね」

キ「8次(笑)。好きな物で盛り上がってもらえたら嬉しいですしね。ここからは『僕らの妖怪シール展』について教えてください。開催としてはUN-21さんとの共同開催のような感じになっていると思うのですが、その経緯を教えてください。以前から妖怪を通してお知り合いだったのでしょうか?」

高「2015年の4月に『妖怪卸河岸6』というイベントがありまして、その時にUN-21さんとお会いしました、その後、自分の企画に遊びに来て頂いたり、阿佐ヶ谷でOPENした妖怪作品やグッズの専門店『大怪店』のレセプションパーティーにきてもらったりしていたのですが、ある時に「そろそろやっちゃいましょうか!」みたいなノリで決まりましたね。結局、自分もビックリマンシールとかカードダスとかコロコロ、ボンボンで育ってきた世代なのでそれだけでワクワクしましたからw」

キ「シール妖怪総大将と妖怪DJ、この2人は出会うべくして出会った、運命の出会いだったんですねぇ。『僕らの妖怪シール展』、非常に楽しみな企画です。シール全般や、ビックリマン等のジャンルでイベントが開催される事は多いですが、妖怪という縛りでの企画は珍しいからです。どういった内容のイベントになるのか教えてください」

高「要項はこちらをご確認ください」

●企画名:『僕らの妖怪シール展』
●日程:10/27(木)〜11/6(日)※水曜定休
●時間:12時〜19時
●場所:大怪店@阿佐ヶ谷アニメストリート
●内容:参加作家によるオリジナルのビックリ○ン風妖怪シールの展示販売と@un2110さんの秘蔵の妖怪シールコレクションの展示となります。


高「妖怪縛りは一般的には珍しいのかもしれませんが、自分は全てのイベントが妖怪縛りなのでライフワークみたいなものですw」

キ「シール界隈との融合、というのがおそらく、このブログのメイン読者であるシールコレクターさんたちにとっては珍しいかなと思いまして。イベントのDMが先日完成したようですね。大判のシールで、むっく先生がデザインされております。あみきり、提灯お化け、おとろし、そして手前にいるのはこれ、……新妖怪でしょうか?」

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高「シールのキャラクターデザインはDrunkMosterKingのMorryさんに描いてもらって、それをむっくさんにまとめてもらいました。手前の妖怪は妖衆化(ヨースケ)といって、浅草で年2回開催している大怪展という企画展から生まれたオリジナル妖怪です。すでにソフビなどがアイテムで出ております」

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キ「そうだったんですね! 不勉強で申し訳ないです。メインとなるのはクリエイター陣によるシールの展示販売と、UN-21さんの妖怪シールコレクションの展示です。先ずは、シールの展示販売について教えてください。様々なシールクリエイターに加え、今回はシール制作自体が初体験となる妖怪絵師の方々が多く参加されていると聞いています。どういった方々が参加されているのでしょうか?」

高「今回の参加者は様々ですね。キョウキさんがご存知のシール作家さんはもとより、妖怪作家さんや、漫画家、自分がキャラクターになってるものや、普段は造形専門、大怪店のおとなりの絶叫系脱出ゲームのキャラクター:シカバネッチとか……本当に様々です。だからシールの方も、それぞれの感じが出て味わい深いと思いますね」

【参加クリエイター一覧】
妖衆化(ヨースケ)/VJ PARIS/ミカミまこ/ドク/ハル/go/DRUNK MONSTER KING/P.P.P./大辺璃 紗季/かんたろ/カニ巫女/伊藤キイチ/シカバネ/ミナ・ヌクッタ/原田専門家/てらGま/柊アキラ/薔薇十字団/ダンナちゃん/若月澪


キ「妖怪も様々な姿形、解釈があるのと同じですよね。もう一つのメイン展示が、妖怪シール総大将UN-21さんの秘蔵妖怪シール展示です」

高「はい」

キ「UNさんには以前そのコレクションの一端を拝見させていただいたのですが、まぁ、とにかく凄かったです。多分展示されると思いますけど、バックベアードの元となったバクベアがシールになってるという珍しいシールがあるんです。バックベアードと聞いて誰もが思いだすのが、水木先生の描かれた、新宿幻影キメラ風と言いますか、オディロン・ルドンの気球風と言いますか、まぁ、あの目のやつだと思うのですが、そうじゃない姿が見れる、しかもクラシックなシールで、というところが凄かったりするんですよ。そういうところは妖怪研究として観ても、非常に面白いです。高☆梵さんもシールコレクションを見たと思うのですが、いかがでしたでしょうか?」

高「もうあのコレクションは圧倒ですね。とにかくすごい! ただし自分は、妖怪研究はあんまりで、齧った知識なので見に来てくれる人が楽しめるようなものになってればいいと思うので、そのあたりの選定はUN-21さんにおまかせですね。実際、妖怪にもかなり詳しい人なのでw」

キ「確かにそうですね。きっと、眺めるだけでも面白いものになってると期待してます。実際のところ、妖怪とシールの親和性は凄く高いんです。と言うのも、『ビックリマン』以降、シールは商品シリーズ化される際、ある程度のキャラクタを作らなければいけなくなった。その際、0から何かを生み出すのは非常に大変です。そこで日本では古来より親しみのあった『妖怪』がチョイスされる事が必然的に多くなったんですよ。『ビックリマン』と双璧をなすシリーズ『ドキドキ学園』からして、途中からは『開運軍団vs妖怪軍団』の争いとして、キーワードとしてさっそく『妖怪』が登場します。他にも『ホラーリンピック』『妖怪道53次』『魔天ドーム』『ほん魔界な』『人面犬』……とまさに妖怪をモチーフにしているシリーズや、それ以外の妖怪が関連してそうにないシリーズでも、その中の何枚かは或る妖怪をモチーフにしていたりと、本当に突き詰めたら多岐に渡ります。シールという文化の一つの切り口として、妖怪から観る、という観点は非常に面白い考察だと思うんですね。それはシール側からしてもそうだし、妖怪側から観てもそうだと思うんです」

高「そうですね。妖怪はキャラとして非常に扱いやすい題材であり、極端にいったら善にも悪にもなれると思ってます。そのうえで真ん中の存在にもなれたりするすごい懐の深い存在だと思ってます。自分がよく質問されることで『この妖怪ってこういうものじゃないんですか?』とか質問受けることがあるんです。それはもちろんその人の過去に観たテレビとか漫画とか絵巻物とかいろいろあると思いますが、妖怪はどういう見方をされてもいいと思ってます。だから、そんな感覚が今回のシール×妖怪という展示で『こんな妖怪の表現方法あったのか!』というのが感じとれれば〜なんてことも思ってますね」

キ「仰る通りですね。さて、期間中、個別の企画も開催されます。29日には『オリジナルシール作りワークショップ』として、講師にむっく先生を迎え、『家庭用プリンターを使った簡単なシールの作り方の説明と実際の作業』をテーマにしたワークショップが行われます。これは妖怪よりも、シールよりの企画になりますね。どういう経緯で開催される事になったのでしょうか?」

高「妖怪作家さんは裏書きを入れたシール作りをしたことがない人がほとんどなので、予算的にどれくらいかかるのかな? ということを知り合いの印刷業者に相談したところ、けっこう値段がかかるね〜ということと、自作でシール作ってる人がいるよ。ということで教えてもらったのがむっくさんのシール作りワークショップのことでした。そこでUN-21さんがむっくさんを知っていたのでご紹介していただき、打ち合わせしている中で、せっかくだからシール作りのワークショップもやりましょう! という流れになりました」

キ「そういう流れだったんですね」

高「はい。普段知れない事だと思うので、まだまだ募集してますからぜひご参加ください!」

 ⇒ 手作りシール作りワークショップ

キ「むっく先生、本当に素敵な方ですから、是非ご参加をお願いいたします! そして11月5日にはレセプションパーティーが開かれます。こちらはどういった内容になるのでしょうか?」

高「レセプションパーティーは作家さんもお客さんも参加してシール作りの裏側や作品についての説明なんかも交えてざっくばらんに交流ができるというようなものです。未確定ですがトークショー的なことも入れる予定にはなっております。こちらも楽しいものになるのでぜひみなさん奮ってご参加いただければと思います!」

 ⇒ 僕らの妖怪シール展レセプションパーティー

キ「楽しいイベントになりそうですね! いろいろ聞いて参りましたが、せっかくなのでこの辺りで、妖怪シール総大将にも登場していただきましょう。僕は自在にUNさんを召喚できるんですよ。同学年なもので……(と言いながら『悪魔くん』のシールを並べ始める)。方法はお教えできませんが、ある順番に『悪魔くん』のシールを並べ、それで魔法陣を描いて呪文を唱えると、UNさんが出てくるという仕組みです」

高「そうなんですね」

キ「イきます! エロイガ・ブッサイク、エロイガ・ブッサイク! 我は、も〜止めて! ウッとなりたいなり〜!!!! パイチャラデ・モゲソーダーーーーー!!!!!

高「ま、魔法陣が光った……?!」

眩い閃光! やがてもくもくと煙が噴き出し、収まるとその中央には、自宅でシール整理中であっただろうUN-21さんの姿が……。

UN-21(以下、21)「な、何事ですか?!」

キ「召喚いたしました! ちなみに、戻す事は出来ないので、家には自費で帰ってください」

21「迷惑だなぁ。で、何の用ですか?」

キ「2・3、UNさんからもお話お聞きしようと思いまして」

21「メールでいいじゃないですか。わざわざ呼ばなくたって」

キ「(無視して)さっそく、いきますよ〜。『僕らの妖怪シール展』への意気込みを教えてください」

21「いきなりだなぁ。……元々の発端は自分が妖怪シール欲しくて、このようなイベントを企画した訳で、意気込みとしては全シールを購入するゾ!!という感じですw」

キ「それで良いの?(笑)」

21「……というのは半分冗談で、まずは初めての試みということで結構手探りな感じだったんですが、次回以降の開催も見据えているので、まずは今回を成功させたい(盛り上げたい)なぁと思っております!!」

キ「主催者からして『妖怪』が好き! 『シール』が好き! っていうのが強いんですね。それは凄く気持ちいい事ですよ。続いては、見どころを教えてください」

21「これは自分の秘蔵(?)シール展示のこと?」

キ「そうですね」

21「だとしたら、そうですね……今回はシール好きの方というよりも妖怪好きも含めた一般の方向けに有名どころを中心に展示を考えていますので、そんなにマニアックな物は無いと思います。ただ、妖怪をモチーフとしたオマケシールってこんなにあるんだということは感じて頂けると思いますので、敢えて言うならばそれが見どころですかねw 勿論、少しは珍しい所も準備しますので、そこは会場来てからのお楽しみということで(^^♪

キ「期待してます!」

21「今回、シールを販売される方の大半は、妖怪作家さんで、初めてシールを作られる方も多いです。なので、シール絵としてはあまり見たことのないような斬新な作品も沢山ありますので、そこも見どころですね!! 元々、シールが好きな人と妖怪の好きな人がお互いの分野に触れて好きになってもらえることをコンセプトの1つにしているので、色々な作品に触れて頂ければと思っております」

キ「ありがとうございましたー。UNさん、これで終わりです」

21「え? もうですか? せっかく来たのになぁ……」

キ「(無視して)いやー、それにしても、『僕らの妖怪シール展』、とても楽しい企画展になりそうですね。それでは最後に、高☆梵さん、遊びに来てくださる方、妖怪が好きな方、シールが好きな方々にメッセージをお願いいたします!」

高「作家さんのオリジナルシール&UN-21さんのコレクションにより、この期間だけはまんだらけさんの上を行くものになっているはずですので、是非みなさんワクワク楽しみにしてきていただければと思います!」

キ「妖怪に関しては負けない! そういう事ですね。本日はどうも、ありがとうございました!」

高「こちらこそ、ありがとうございました」

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いかがだったでしょう。『僕らの妖怪シール展』! とても楽しいイベントになりそうです。
妖怪クリエイター陣が生み出す妖怪シール、そして、妖怪シール総大将、UN-21さん秘蔵コレクションの展示。
これだけでもとても興味深いところですが、むっく先生の自作シールレッスンあり、レセプションありと内容も盛りだくさんですので、シールが好き、妖怪が好き、どっちも大好き! という方々にはマストなイベントではないでしょうか。

良かったら遊びに行ってみてくださいね。

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また、『僕らの妖怪シール展』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

posted by きょうきりん at 10:17| Comment(0) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

キョウキが訊く 第10回 どうなる?! プチクラ達成なるか!? 『真おくのほそ道シール』ワイエスコーポレーション代表取締役 保坂朋章様 魂のインタビュー! の巻。


10月は『キョウキが訊く』秋のスペシャル! 第2弾沙汰VIPゲストは遂にプチ・クラウドファンディングの受注が始まった『シンオクシール』の保坂朋章様!
果たして、60口達成で神憶六武衆は顕現するのか!? そして『シンオクシール第3弾』の行方は!? 今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」最多登場の和尚に訊いちゃいますよ〜。

<訊かれる人>
保坂朋章
ワイエスコーポレーション代表取締役。2014年『真おくのほそ道シール』でオマケシールシーンに鮮烈に登場し、以降、『デンドロギガス』等オマケシールファンをあっと言わせる企画を続々発表するオマケシール界の風雲児。
 ⇒ 真おくのほそ道シール公式サイト
 ⇒ シンオクシール公式Twitter

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
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オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチの音沙汰(youtube配信)
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「さぁー、10月は『キョウキが訊く』祭り! 開催しております。第2回目のゲストは、ご存じ、保坂和尚! 沙汰ニストの皆様もきっと気になってるであろうプチクラについて、いろいろ聞いてみようと思います。いらっしゃいませ! ご無沙汰しております」

保坂朋章(以下、保)「ご無沙汰してます」

キ「本日はお越しいただいて、ありがとうございます。もうお馴染みなのですが、最近沙汰ブログを知った方も中にはいらっしゃると思いますので、先ずは簡単な自己紹介をお願いいたします」

保「(株)ワイエスコーポレーションの保坂と申します。基本広告代理店業をしており、2014年、2015年とおまけシールの販売をさせて頂きました。2016年1月からは、広告代理業に新たな事業もプラスしたので、それがある程度形になるまで、おまけシール事業はお休みをしておりました」

キ「何されてたんですか?」

保「まあ〜、新事業はシールとは全く違うので、詳しくは割愛します。ですが新事業は、色々詰めて11月中旬ぐらいに、新たな権利が取得できる予定(ほぼ確実)なので、広告+新事業をやる形になります」

キ「お忙しそうですね」

保「11月からは無茶苦茶忙しくなります。しかし、もう決まった仕事をする形なので、逆に遊び(ここが仕事の楽しさでもあり)の時間が作れるので、シールをもう一度2017年以降出来るのであれば、やろうと思っております」

キ「なんか、パワフルだなぁ(笑)。その様子だとめちゃくちゃ元気そうですが、どうですか最近、体調などは……?」

保「体調ですか!?どうでしょう!?おまけシールを企画していた時と比べてすこぶるいいです(笑)」

キ「えっ(笑)」

保「シール企画の時は、飴やら、チョコやら商品チェックをしておりましたので、血糖値が上がりに上がってしまい(最大血糖値430)女帝先生に人間不信になるぐらい一度怒られました(笑)」

キ「嗚呼、そういう事ですか」

保「『飴でこんなにあがらないですよ』『いや、ほぼ毎日飴なめてたんで』って」

キ「確かに信じがたいかも知れないww」

保「『デンドロギガス』の時は、チョコだったので、その時も『毎日チョコ食べてたのですか(怒)』『チョコっとだけです』『あなたの場合、T型なので、生活習慣病ではなく、糖質は完全に避けて下さい(怒)』ってね」

キ「仕事とはいえ、先生も和尚の体調を観るのが仕事ですから、そこは叱られちゃいますね(笑)。I型って事は糖尿病だと思うのですが、心配してる方も多いと思いますよ?」

保「まあ〜、私の場合、日本人の8〜10%の割合のT型なので、これはうまく付き合うしかないので、自分の身体と相談しながらやってますね、だから大丈夫ですよ。T型でも色々ランクがありまして、U型に近いT型なので……。あ! キョウキさん、痛風気を付けて下さいね。私は毎日痛風の薬も飲んでます(笑)。糖尿の薬も2種なので、薬代、ハンパないです(笑)」

キ「僕も痛風の薬毎日飲んでますよ。尿酸値を抑える薬、所謂フェブリク錠ですね。僕の場合ストレス性なので、それさえ飲んでおけば痛風発作は起きないそうですが、まぁ、確かに薬代も馬鹿にならない。……って、もう話題がおっさん過ぎてww もっと、こう何かホラ、健康に良い事とかされてないんですか? スポーツとか」

保「今年の6月からはゴルフを始めました」

キ「それも日本だとおっさんのイメージがあるけど(笑)、でも、良い事ですね!」

保「打ちっぱなしを4回して、取引先のゴルフコンペ7月に行きました。初めて18ホールのコースを回って、スコアー124」

キ「最初だときっと良い方ですよね」

保「ゴルフ楽しいですよ、2回目は雨の中回って、スコアー128でした。身体が固いことがわかったので、今では、週2〜4、ジムでボクシングエクササイズとプールやってます。目指せ!マッチョなわけです(寒)」

キ「なんか人生楽しそう(笑)。僕は実を言うと、1度だけ若い頃に連れて行かれた事があるんですが、ゴルフ場始まって以来の最多猛打賞を獲得しました。えーっと、そろそろ本題に行きましょうか」

保「はい(笑)」

キ「前回ご登場いただいたのが、2015年09月23日。ちょうど1年程前の『デンドロギガス』の時ですね。その後、このような展開を辿るとは思ってもいませんでした。『シンオク』は2弾でいったんお休みとなり、『シンオク通信』も終了。そして『わくわく企画』へと繋がっていくわけですが、当時はどのような心境でしたか?」

保「私としては、半年先〜1年先を見越していかないと事業はうまくいかないので、2015年の6月〜8月には、2016年のおまけシールがどうなるか予想しないといけませんでした」

キ「はい」

保「まあ〜、洋服のバイヤーが秋頃に、来春〜来夏のトレンドを先取りして予想するのと感覚は同じかな。2016年からは、大手のロッテ様以外にも、バンダイ様も参入したり、とにかく、タイアップシールが次々出てくることが予想されましたので、ちょっとまずいな、と。だから『わくわく企画』では事前に購入者を募集した経緯があります。

キ「『つくも鬼譚』の登場は大きな衝撃でした」

保「結局、お客様の財布のヒモは逆にきつくなってしまうんですよね。ある程度、シールに費やすお金は決まっていると思いますので、当社の商品では価格が高く、そんな高い商品買えないよ、と」

キ「はい」

保「しかしチャンスはあるもので、価格に見合った商品を作れれば、と思っております。当社のお客様ターゲットは、今の100円シールとはちょっと違う。高いけど、これが”おまけシール”というコンセプトで、少ない層ですが、やりがいはありますね」

キ「ブログにも書かれていましたが、3か月ほどシールから離れた生活を送っていたと聞いています。言ってみれば充電期間のような、シールと距離を置いていた期間を経て、遂にプチ・クラウドファンディングが発表され、何の因果か私の誕生日8月28日に(笑)『シンオク通信号外』が配信されました。言ってみれば、プチ復活のようなものだと思うのですが、僕は和尚がこの休んでいる期間、『シンオク』でやり残した事について考えていたんじゃないかと睨んでいます。やりたい事が未だあった、という風に考えてよろしいでしょうか?」

保「いえ。やりたいことは、もう1/10百鬼夜でやりきりました。なので、1月の時点では、色の設定等の閃きや、新たな閃きはもう浮かばないと思ってましたね。本当にやりきった感がありましたから」

キ「出し尽くしたところはあったんですね」

保「で3ヶ月ぐらい、全くシールのことは考えてませんでした。そこで6月26日販売の『わくわく企画』受注開始がポンと来たわけです」

キ「考えが浮かんだ?」

保「はい。シンオクのストーリーは、仕事をしながら考えてましたが、実際に動き出したのは、6月中旬ぐらいです。面白いもので、シンオクストーリーを考えていくうちに、『こういったシールまだやってないな』とか『こんなシール創りたい』と浮かぶものなんですね。逆にやりたいことが浮かんでしまったのが、6月頃だったと思います」

キ「なるほど。沸々と沸き起こってきたという感じですね。企画を続ける為のプチクラ方式の採用というのは、理解できます。ですが、なかなか難しいところもあるようですね。ただそこには反面、未だどういった商品かが伝わり切れてない現状もあると思うんです。世間的には、1度途切れてしまった、と感じている人がいる事も想像できるからです。そういった方々に商品を説明するのは、割と難しい事じゃないかと思うんです。なので、今回は1から聞いてみたいと思っていました。先ず、プチクラの全体の概要を教えてください。

保「全体の概要ですか!? そこはシンオクホムペを見て下さい(笑)」

キ「WEB対談の特性を生かしますか(笑」

 ⇒ シンオクシール ホームページ

保「簡単に言うと、10/1〜10/30の間に、1口28,000円スタートの事前購入意思連絡を募集しております。60口達成したら来年の1/29(日)正午より販売をさせて頂きます。そして、今回このインタビューで少しでも『プチクラ』のことを知って頂ければ、と思っております」

キ「そもそもプチクラを思いついたのは、どういうキッカケだったんですか?」

保「シンオクファンの方は和尚がどういう人物なのか、そこもわかった上で、いわゆる企画側の意図もしっかりとみなさんに今回お伝えしようと思います。そしてプチクラを参加するかどうかご判断して頂けましたら幸いです」

キ「お。聞きましょう」

保「私自身27歳から独立し、今は40歳。若いときは、理想のビジネスをやろうとして直前でやめた経緯があります。それは医薬部外品でした。その時は、理想でこうなればうまくいくだろうと頭の中で、ず〜っと考えてたのです。でも待てよ、と。スタート時点でうまくいくかどうかわからないビジネスに、当社のような零細企業では途中で金もなくなり失敗するだろう、と。夢を長く追い続けて結局現実逃避してるな、と」

キ「はい」

保「私自身、ビジネスでは臆病な人間。だから続いているのかもしれません。私のスタイルは、『スタート時点で成功(悪くても成立する)するビジネスモデル』、それも100%確実じゃないと。だから、広告代理業でありますし(粗利15〜35%は間違いない)新事業(粗利30%以上)でもあります」

キ「僕も個人事業主だから分かるところありますけど、失敗したら壮絶悲惨な事になりますしね」

保「そして今回のプチクラ、なのです。人によっては、事前購入意思連絡は、やり方が汚いとか、後付ビジネスと思われるかもしれません。でもそれは仕方のないこと。私のスタイルです。受け止め方は人それぞれですし、ビジネスモデルもそれぞれ。そして当社のような零細企業では、様々な流れがあるかもしれませんね」

キ「個人的には、凄くお金かけて、借金だけ残ってもしょうがないと思いますけど……ハッ! 『ステ復』シールの印刷代、まだローンが残ってるぅ(←経営者に向いてないww)。僕の失敗談はさておき、個人でやってるわけではないし、全然普通の事だと思いますけどね。和尚の根底には、良い物を作りたいっていうのがある訳じゃないですか。でもそれをやろうとすると、お金がかかる。お金がかかって売れなかったら大変。だからクラウドファンディング方式が合ってる、って至極普通の考え方ですよね。では、商品の方を聞いていきましょう。メインは『ドデカWシール6種×3枚(計18枚)』の販売です。勿論オマージュ元としては『ガムラツイスト』の懸賞シール『我無羅八武衆』の存在があるのは知っていますが、それでも敢えてお聞きします。何故プチクラに48mmではなく、あまり馴染みのない大判シールを選んだのでしょうか?」

保「それは当社がメルファン様を扱っているからです。『我無羅八武衆』は、約11.5p×約11.5pのWシールでした。そこを踏襲した形になります。またドデカでしか表現できない手法もあるので、今回そこに注目していただければ、と思います」

キ「公開されている2枚『稀白憶 護虎』と『嬌幻憶 麗羽』拝見いたしました。とにかく、スタジオメルファンの並々ならぬ気合の感じるイラストです。ドデカWシールのサイズで観たら、迫力がありそうですね!」

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『稀白憶 護虎』

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『嬌幻憶 麗羽』

保「そうなんです!Sの『神憶テラス・真王』のように、細かいタッチや初期ガムラであった、アウトラインの太さや細さも演出した方が、ドデカだと見応えばあるんですね。また面が大きい分、メルファンさんの遊び心ともとれる画力が入っているのではないか、と思います。逆に、『豪傑憶・砕牙』は物足りなかったですね、ここは和尚のミスです、すいません」

キ「制作に当たって、メルファンさんサイドからは、何かエピソード等ありますでしょうか?」

保「初めはドデカWシールをやるとメルファンさんにお伝えした時に、山下さんからデザイン代と印刷代含めたら200万はかかるよね、ペイできるの?って言われました」

キ「ひえぇ」

保「ですが、どうも和尚は『やめろ』と言われると『やってみよう』と燃えるらしいです(笑)。困ったものです」

キ「ドMなのかな(笑)」

保「でもね、やれる可能性を見つけるのもビジネスの醍醐味ですから。出来ない方法ではなく、出来る方法を考えてもいいですよね。黒であることを白にするという、ひっくり返すことがビジネスをする上で、楽しさ1UPかな、と。その楽しさを事前購入意思でお客様と感じていただければ幸いです」

キ「でも賭けですよね〜?」

保「たとえ失敗しても、後からまた新たなことが浮かべば、失敗は成功のもとに繋がるのではないか、と思います」

キ「凄いなぁ。大口特典について教えてください。3口購入すると、アンカットシールと、直筆線画シール、もしくは、アートボード線画イラストがプレゼントされます。アンカットシールはポスターとして映えそうですね!」

保「アンカットは、今回ドデカで6種が載ります。ん〜、どうでしょう〜〜?? 6種しかないアンカットって結構おもしろいものです! アートボードは色紙サイズに直筆線画を入れ、直筆線画シールは、名のとおり、角プリズムに直筆線画を入れます。更に、直筆線画入れ角プリズム台紙シール(表は角プリだけ:裏台紙文書あり)約10枚〜20枚プレゼントします。ここで何か新たな市場が生まれるかもしれませんね」

キ「直接線画シールやアートボードは、下條さんの描き下ろしでメルファン制作のオマージュキャラを描いてもらえます。これってとても凄い事だと思います。普通に考えても、これだけで相当価値がありますよね?」

保「先ずはやってみるということ。やってみて、お客様が感じていただければ、と思います。自分だけのものになるので、羨ましいですね。メルファンファンにとっては、夢の企画かも知れません」

キ「他の原画や、直接線画シール、アートボードの雰囲気など、沙汰ブログ初出で見せていただけるものってありますか?」

保「直筆線画シール、アートボードのサンプルはないです、申し訳ございません。そこは大口を申し込まれた方のみのお楽しみにしたいと思います」

キ「ですよね」

保「なんせ、やったことがないですから、そのやったことがないことへの感動は、ぜひ大口様だけになってしまいますが、感動していただけますと幸いです。他の原画はありますけど、そこは続いたら小出しにします(笑)。まだ大口募集しておりますので、ぜひ!!」

キ「プチクラなんですけど、今どのぐらい集まってますか?」

保「今現在ですか! 10/5は意思連絡なかったので、10/6時点で48口集まっております」

キ「おお、もう時期達成しそうな感じですかな?」

保「シンオクファンは限られたお客様の層ですので、事前購入連絡をお客様から頂くたびに、思い出すもので、この方はこういった形でやりとりしたことあるな〜とか、お! 2弾は買ってなかったけど、今回事前購入意思連絡してくれたんだあ〜と感じたりしております」

キ「それは嬉しいですね」

保「1口1口の積み重ねが、大きな口になると思います。わくわくのキャラはまだ見れないですが、今回メルファンの絵力1段階あがってます。1UPしてますね(笑)」

キ「まだ伸びしろがあるってスゴイ!」

保「ただの煽り表現ではなく、アウトラインの強弱をわくわく企画、そしてドデカWシールで施しているので、やっぱ見た目というか、力があるのがわかるんですよ。次回もし第3弾シンオクシールをやることになったら、これぞメルファンと思っていただけるのではないでしょうか」

キ「ぶっちゃっけ、60口達成しなかったらどうしましょう?」

保「そうですね、60口達成しなかったらですね、そこは問合せでも来ているので、ここで今回は事前にちゃんとお話ししたいと思います。60口達成しなかったら、お蔵入りですね」

キ「お蔵入り! もったいない!!」

保「そしてビジネスとして成り立たないので、3〜10年はやらない。今は、もうシール事業は成功するより、成立するかどうかで和尚は見ているので、事業として成立出来るかの指標を今回のプチクラで判断したいと思います。本来2017年以降、年1ぐらいでシンオク第3弾以降やりたいですが、しのびないですが、そこはシビアに見ます。今回このことは事前にお伝えしたいと思っております」

キ「このプチクラに、総てがかかってるんですね!!!!」

保「そういう事です」

キ「さて、他にも特典があるようですね。『シンオクカード』と『わくわく企画』で和尚が依頼したWシール2枚がプレゼントされます。『シンオクカード』は『ガムラツイストスペシャルマッチ21st』の『軍団IDカード』のオマージュです。こちらを制作しようと思ったキッカケは何だったのでしょう?」

保「きっかけは、前回ご注文の似顔絵名刺シールコレクターさんから『軍団IDカード』のものを作りたいという話からでした。そして、裏台紙の文書もお客様から頂くうちに、こういったIDカードを、シンオクキャラの裏設定としてのツールとして使えるのではないか、と感じたのです。もうそこはお客様へ感謝ですね、ほんとIDカードは知っていたけど、まさかシンオクで今後重要なツールになるとは思いませんでしたから」

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キ「なるほど、そういう事だったんですね。和尚の『わくわく企画』シールも気になります。ちょっとだけネタを、ヒントでも良いので教えてください」

保「私の「わくわく企画」ですか! 1つ判明しているのは、我妻さんが描くWシール、そしてもちろん他のシールも作成しております。そこは、60口達成して12月シンオク通信やることになったら(あるかわからないですが)、お伝えしようと思います」

キ「ところで、和尚。ひとつ、提案があるのですが、どうでしょう? 60口で制作が決まったら、『シンオク3弾』に繋がる48mmシールを更に特典でプレゼントする! というのは? ドデカWシールだけでも素晴らしいのは分かりましたし、特典も盛り沢山なのですが、それでもやっぱり僕たちは『真おくのほそ道シール』が欲しかったりするんです。いかがでしょうか?」

保「ん!? それはないね(笑)」

キ「バッサリじゃないか(笑)」

保「ごめんなさい。60口達成であれば、ホムペでも記載のとおり、共同購入特典でWシールが付きます。このWシールが第3弾シンオクシールになるので、ご勘弁下さい。でもそこら辺は考えますね、あまり期待しないでください」

キ「考えると言いましたね! 勝手に期待してます! さて、このプチ・クラウドファンディングは、本格的なクラウドファンディング形式で販売になる『シンオクシール第3弾』のになるものだと捉えています。当然それにはプチクラの成功は不可欠なのですが、それには、その先も知っておきたい、という気持ちがファンの方にはあると思います。販売されたら『シンオク3弾』は少し間が空いての発売という事になります。それもあってか、2弾から少し時間が経った後の世界と聞きました。現時点で考えている『3弾』の構想をできる限りお聞かせください。そして、僕たちをわくわくさせてください」

保「構想ですね、何点か以下のとおり判明していることだけお伝えさせていただければ、と思います」

キ「はい」

保「シンオクマンガでは、変身『キルキド』に立ち向かう、『孔雀役王』と『PO・セイ☆ドン』で終わっておりますが、その後彼ら2人は元凶である、右腕を倒すまでいきます。しかし、かなりの痛手を負ってしまいます」

キ「ほほう」

保「そして、とあるキャラクターが、『黄金どんぶり』にまつわる代襲相続に向けて動き出します」

キ「んほー、誰だろ?」

保「さらに、『神憶テラス』で修業し、『神憶六武衆』6人の意思を引きつぎシンオク化した子どもたちが、『トライアングルホワイト号』に乗り、上鏡界へ行きます。上鏡界へ行く友情の架け橋は、光若丸が担当します」

キ「なんですかその熱い展開は!」

保「そして、遂に松尾芭蕉自ら、松尾家の秘密の解明へと動き出します」

キ「遂に!」

保「そうそう。松尾芭蕉の女兄弟も出てきますよ」

キ「えぇ?! 確か松尾芭蕉には姉一人と妹が3人いますが、お兄さん以外名前は判明してないんですよね。うわー、どういう風にアレンジされるのか、凄く楽しみです! 実は今でも時々、『シンオク』の解説記事がまた読みたい、と言われる事があるんです」

保「そうなんですね」

キ「『シンオク』のファンは何かを待ってるんでしょうね。それでは最後に、そんな『シンオクシール』を愛する総てのファンの方に、メッセージをお願いいたします!」

保「今でもメルファンファンであり続けていらっしゃるお客様、そして『シンオク』を応援していただいているお客様、プチクラにご興味を持っていただきましたら非常に光栄です。ドデカWシールを世に出すかどうか、あと少しの口数で60口達成しますので、アップしているキャラクターを見ていただき、出来上がりを創造していただき、事前購入意思連絡を頂けましたら幸いです。手に取って初めてシールの凄さを実感できるのが、おまけシールだと思っております。どうぞよろしくお願いします」

キ「と言う訳で、今回のゲストは保坂朋章様でした! 本日はどうもありがとうございました!!」

保「ありがとうございました!」

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さていかがだったでしょうか? 今『真おくのほそ道シール』がどういった状況なのか、和尚がどういった気持ちで動いているのか、その一端を垣間見る事が出来たのではないかと思います。

和尚に始めてインタビューしたのが2014年の1月。早いもので約3年の月日が流れようとしています。その間、おまけシールを取り巻く状況は、激しく変動を続けてきました。

プチクラがどうなるか、これは一つのおまけシールの答えとなるのかも知れません。

プチ・クラウドファンディングのドデカWシールが「ほちい!」という方は、是非、下記のサイトから問い合わせてみてくださいね。

 ⇒ シンオクシール公式サイト

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『真おくのほそ道シール』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

posted by きょうきりん at 09:34| Comment(2) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

キョウキが訊く 第9回 『むっくの手作りシールランド』主催、漫画家むっく先生スペシャルインタビュー! の巻。


今回の『キョウキが訊く』は、来たる10月9日に開催される『むっくの手作りシールランド』を主催される漫画家のむっく先生がゲスト!!
これまで何度か開催されていた『手作りシールレッスン』についてや、『とらのあなの美虎ちゃん』等、創作についてのあれこれを根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。

<訊かれる人>
むっく
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漫画家です。とらのあなのマスコットキャラなど描いてます。『接客天魔虎娘ちゃんズ』連載中! 同人はサークル名『MOOK-TV』で活動中。
 ⇒ むっく先生Twitter
 ⇒ MOOK-TV
 ⇒ むっくの手作りシールランド公式サイト
 ⇒ むっくの手作りシールランド公式Twitter
 ⇒ とらのあな『虎々ちゃんネル☆』

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
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オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチの音沙汰(youtube配信)
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「皆様どうもこんばんは〜。窓辺のマーガレット、キョウキ・カンバーバッチです。久しぶりの『キョウキが訊く』お待たせいたしました! 今日のゲストは、今週末10月9日に開催されるシールイベント『むっくの手作りシールランド』を開催される、漫画家のむっく先生にお越しいただきました!! 先生、今日はどうぞよろしくお願いいたします」

むっく(以下、む)「よろしくお願いいたします」

キ「先ずは簡単な自己紹介をお願いします」

む「むっくです。本業は漫画家・イラストレーターですが、最近はシール作りやミニチュアフード作りのレッスンなどもやってます」

キ「遂に『キョウキが訊く』に、漫画家の先生にお越しいただきました。嬉しい限りでございます。実は、先生とは『さん家祭り(まんだらけ主催のシールイベント)』で1度ご挨拶させていただいているんですよね」

む「そうですね」

キ「その節はお世話になりました。このインタビューコーナーはほとんど会った事がない方にコンタクトをとっているので、今回ちょっと安心感があります」

む「そうなんですね」

キ「それに、先生のイベントに出席した事がある方は皆さんご存じだと思いますが、むっく先生凄く優しそうな方だったんですよ! インタビューお願いしても大丈夫そうかなって確信しました(笑)。先生は、子供の頃から物を作るのがお好きだったのでしょうか? 小さい頃から物を作ったり、絵を描いたりされていましたか?」

む「子供の頃から絵を描いたり、プラモデルを作ったりするのは好きでしたね。あとビーズとか折り紙とか、細かい作業ばっかりやっていたと思います。あんまり外に遊びに行くのは好きじゃなくて、それは今とあんまり変わらないですね」

キ「ビーズに、折り紙も、本当に手先の細かい事をされるのがお好きなんですね。『ビックリマン』等のシールは集めていらっしゃいましたか?」

む「はい。当時の物はもう失くしちゃいましたが、『ビックリマン 悪魔VS天使シリーズ』は集めてましたね。3弾から12弾くらいの間だったと思います」

キ「結構限定的ですね〜。当時のシールにまつわる思い出やエピソード等ありましたら教えてください」

む「そうですね……。駄菓子屋さんと仲良くなって、箱買いとかしてたような気がします。教育に良くない買い方ですよ(笑)。こういう大人が育っちゃう」

キ「いえいえいえ。子供の頃からそういう事ができるって、特別な才能だと思いますよ。きっとかわいがられていたんでしょうね。現在、集めている、コレクションされているモノは何かありますか?」

む「『ビックリマン』の可愛い娘キャラを集めてます。ただコレクターと呼べるほど執着してなくて、ちょっとお金がかかりそうになると諦めちゃいます」

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萌キャラコレクション

キ「うはっ。かわいい! 上手な集め方をされてるんですね。なるほどありがとうございます。少し、これまでのご活動についてお聞かせください。おそらくほとんどの沙汰ニストが、1度は触れ、読んだ事があると思うのですが『とらのあなの美虎ちゃん』。連載15年の長期連載です。ここまで継続された事について、ご本人はいかがお感じですか?」

む「広告漫画なので普通の連載とは違いますが、長く続けられているのはありがたいです。流行り廃りや、当たり障りがないのがマスコットキャラとして長く続いてる理由かもしれません」

キ「なるほど〜。定番化するって、凄く難しい事だと思うんです。なりたくてもなれるものじゃない。本当に凄い事ですよね。それで、えっと、せっかくなので、聞きたい事があるんです。まさかご本人にこれを聞く機会が訪れるとは思っていなかったのですが、良い機会なので教えてください。『日ペンの美子ちゃん』の事はどう思っていらっしゃいますか?」

※『日ペンの美子ちゃん』……日本ペン習字研究会と、そのボールペン習字通信講座のイメージキャラクター。彼女が登場する広告漫画が長年雑誌等に掲載されていた。過去には『爆笑戦士! SDガンダム』等で知られる漫画家さとうげんが別名義で担当した事もある。

む「今の若い人は元ネタを知らないで、『とらのあなの美虎ちゃん』がパロディだってわからない人もいるんじゃないですかね」

キ「そうですよね」

む「内容に関しては、本家の少女漫画っぽいネタを踏襲することはなく、フォーマットが9コマってだけでかなり好き勝手描いちゃってます。広告漫画は宣伝項目をいかに強引に漫画にからめるかが面白いところだと思います」

キ「貴重なお話をありがとうございます。僕の中でも『とらのあなの美虎ちゃん』のイメージが強かったのですが、そんな先生が突然、手作りシールの体験会やレッスンを始められました。これはいつ頃から始められたのですか?」

む「シールレッスンは今年に入ってからですね。とらのあなのグループ企業がやっている『AKIBAPOP:DOJO』というサブカル系のレッスン&コミュニティを使っています」

 ⇒ AKIBAPOP:DOJO: 秋葉原のポップカルチャーを体験するなら

む「秋葉原でこういう事を開催できるのが、僕としてはすごく嬉しいのですよ」

キ「そもそも、イベントを開こう、と考えたのはどういう経緯があったのでしょう? 名刺シールやクリエイターズシールを作る人が増えてきた、というのも一つの要因にあったりするのでしょうか?」

む「とらのあなのウェブサイトで『虎々ちゃんの創作日記』という、毎回小物を作るメイキング漫画を連載していたんですが、「ものづくり」の楽しみをみんなにも体験してほしいというところから始まってます」

 ⇒ とらだよ。OnLine

む「最初にやったのはミニチュアフードのレッスンだったのですけど、僕自身がシール作りに興味を持ち始めたことと、同じように興味を持ってくれる方が増えてきたので、シールレッスンを開催するに至ってます」

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ミニチュアラーメンとシール

キ「凄い精巧だ! 器用!! 先生自身の中でも創作意欲が高まっていたんですね。これまで開催されたイベントはいかがでしたか?」

む「すでに自作シールを作ってる方や、完全に初心者の方など参加者はばらばらでしたが、みんな地味な作業を楽しんでくれていました」

キ「確かにちょっと、シール作りは観た目が地味かも知れません。でも、奥が深くて面白いんですよね」

む「はい。それから、シール好きが集まるコミュニティというだけではなくて、実際に自分でシールを作ってみることによって、コレクションするのとは違った側面からシールに愛着が湧いてくれたらと思ってます」

キ「確かに愛着湧きますね! 僕は絵もお願いするし、印刷も業者に頼んでますが、それでも自分の考えたシールが形になるのは、凄く嬉しいです。特別なんですよね。そういう想いを共有できるって、素晴らしい事ですよ。さて、ここからは10月9日に開催される『むっくの手作りシールランド』についてお聞きします。イベントの概要について教えてください」

む「僕が手作りシールのレクチャーをする『手作りシール体験』と、自作シール作家さんが参加する『シール即売会』を同じ会場でやるという、大変欲張りなイベントになっています」

キ「手作りシール体験会だけじゃなく、シールの即売会もあるんですね。何か凄く楽しそうなイベントです! 当日は何も持って行かなくても参加できるのでしょうか?」

む「手作りレッスンは道具も素材もこちらですべて用意していますので、手ぶらでOKです」

キ「それはありがたいですね」

む「レッスンは全5回開催で、事前登録制となっていますので、お好きな時間帯を選んでご予約ください」

キ「ぉお、時間帯が選べるのもありがたいです! これはシール作りに興味がある方、是非遊びに来てほしいなぁ。そうそう。特典のシールも気になります。手作りでできるシール3種も、むっく先生の描き下ろしですね?」

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手作り特典シール

む「はい。手作りシールは僕の描き下ろしです。ホロ、ホロPP、ノーマルシールの基本3種を作ります。今回手作りシール以外にも、たくさんの特典シールを用意したのですが、色んなシール作家さんに『とらのあな』マスコットキャラのイラストを描いてもらいました」

キ「イベント参加特典シールですね。こちらもとても豪華です。手作りの特殊シールという事なのですが、6枚それぞれに、特殊な加工が施されているのでしょうか?」

む「はい。折角の手作りシールということで、業者さんにもなかなか頼めないような特殊なシールとなっています。簡単に紹介していくと、凸凹に加工されているエンボスシールブラックライトを当てると絵柄が浮かび上がるシール、ホログラム素材を重ね貼りした特殊ホロシール、メタリックな箔押し風シール2種、反射シートをつかった光り輝くシールとなっています」

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参加特典シール

キ「すごぉおおおーーーーい!! これ手作りで出来ちゃうんですね!? ひやぁ〜、先生すごーい! 色んなイディアが詰まってますね」

む「ありがとうございます。喜んでいただけたら嬉しいです」

キ「いや〜、これはきっと喜ばれますよ。作家陣も豪華ですしねぇ。他にも、即売会で購入すると『シールラリー』に参加できますね。もらえる特典6枚は手作りではなく、業者印刷です。こちらは6枚とも印刷会社が異なるという事なのですが?」

む「シールラリー特典シールで5社、イベントのチラシシールを合わせると全6社の印刷業者さんに頼んでいます。これから自分でも業者に頼んでみようと思ってる人に、印刷見本として参考になればと思って作りました」

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シールラリー特典シール

キ「これって凄く嬉しい事ですよ。なかなか比較って、あらためてする事できないですもんね。興味ある人、多いと思います。『特典シール』に『シールラリー』、どれも素敵なシールです。イラストレーターの方は先生が選考されたのでしょうか?」

む「以前シールレッスンに参加してくれた方や、知り合いの作家さんに声をかけて、特典シールのイラストと即売会への参加をお願いしました。会場のスペース上、参加サークル数は多くないのですが、ベテランのシール作家さんから、今回初めてシール即売会に出店するフレッシュな方まで、大変充実したメンバーとなっております」

キ「充実してますよねぇ。あのぅ、イベント参加以外で『特典シール』を入手できる方法はない……ですよね?」

む「折角大勢の方に頼んで作った特殊なシールですので、今後別の即売会などでも頒布する予定でおります。また、今回のイベントに来れない遠くの方にも是非見ていただきたいので通販もできたらと思ってます」

キ「ぉおお! 感謝! ……圧倒的感謝!」

む「ただし、手作りシールはレッスンに参加しないと入手できませんし、イベント限定の販売物もありますので、是非イベントに参加していただけたらと思います」

キ「それはもう、勿論そうですよ! イベントって、人が来ないと続けられないものですし、手作りシールのレッスンは間違いなく見ごたえあります。総てのシールを愛する方に、余裕あれば是非、足を運んでいただきたいと、願っております! 皆、盛り上げてあげてね〜。何か楽しい事もありますよね。アフターイベント」

む「はい。予定しています」

キ「同会場で、自作シール作家による座談会と、駄菓子&炭酸飲料パーティーが開催されます。座談会も興味深いですが、駄菓子と炭酸飲料のパーティーって言うのが、何か牧歌的で、先生の優しい人柄が現れているようで凄く好きなんです(笑)。そこはやはり、オマケシールにまつわる事だから、あえて飲み会などにせず、という感じなのでしょうか?」

む「子供時代の郷愁といいますか、友達の家へ遊びに行って駄菓子と炭酸飲料で楽しくワイワイやってた頃のイメージでやりたいなと。ホントはファミコン大会にしたかったんですけど、主旨が変わってしまいますので、それはまた別の機会に」

キ「ファミコン大会(笑)。大人のための子供の遊び場みたいですね。ところで、むっく先生は現在の自作シールについて、どのようにお考えなのでしょう? やはりこうしたイベントを企画するという事は、もっとこうなったらいいな、もっと盛り上げていきたい、というところがあるのでしょうか?」

む「自作シールが盛り上がって欲しいというのはあります」

キ「はい」

む「今だとシールを作ってくれる業者もたくさんありますし、もちろん自分で手作りするという手もあります。ただ経験上、その一歩を踏み出すのが結構面倒くさいんです。覚えなくちゃいけないことが多かったり、道具や素材はどれを買えばいいのかわからなかったり、純粋にシールのデザインを楽しむところに行くまで障害があるのですね」

キ「そうですね。分かります」

む「そこをどうにかしたいと思って、今回のイベントに合わせて『自作シールのススメ』という自作シールのハウツー本を作りました。これがあれば大丈夫とまではいきませんが、手作りから業者印刷まで、今まで僕がシールを作ってきて学んだ技術と情報を詰め込んだので、これからの自作シールの助力になってくれたらと思います」

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自作シールのススメサンプル

キ「シール作りの後押しをしたいという想いなんですね。それにしても、この本は凄いなぁ。僕もほちい、です! 当日はとても楽しいイベントになりそうですね! それでは最後に、自作シールイベントに参加される方々、一般で遊びに行かれる方々にメッセージをお願い致します!」

む「シールをコレクションするのが好きな方は、自分で作ってみることで新たなるシールへの愛着を。自分でシールを作りたい方は、色んな作家さん達とコミュニケーションしたり作品にふれて、今後のシール作りの励みに。さらに、シールにはあまり興味のない方でも、DIY印刷やものづくりに関心があるのならば必ず面白いイベントになりますので、ご参加よろしくお願い致します。事前予約制ですが当日参加も可能ですので、秋葉原にお寄りの際は、是非会場へお越しください」

キ「シール好きなら、間違いないイベントですね! 本日はお忙しいところ、どうもありがとうございました!!」

む「こちらこそ、ありがとうございました」

---------- ---------- ----------

いやぁ〜、これはまた凄いイベントが開催されますね。
シールの愛し方の多様性は、かねてから言われてきた事ではありますが、こうしたレッスンが催されるという事はまた一つ、新たなステージに上がった証明だと思います。

集めたり、自作したり、シールコレクションって凄く楽しい事なんだって思わせてくれる、『むっくの手作りシールランド』これは必見のイベントです。

是非皆さん、当日は遊びに、そして、むっく先生に癒されに行って下さいね!

インタビューに応じて下さったむっく先生、本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『むっくの手作りシールランド』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

posted by きょうきりん at 09:38| Comment(0) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

キョウキが訊く 第8回 レッドシャーク近藤哲也様インタビュー『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール 夏休みトリビュートスペシャル』に驚愕の目玉アイテム登場! の巻。


実に5か月ぶりとなる『キョウキが訊く』は、第6回にも登場されましたレッドシャークシールの近藤哲也さんが再登場!
半年ぶりとなる2回目のインタビューの間、『漫画シールコレクション』『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』そして
円谷プロトリビュートシール』等、まさに怒涛の勢いで新作を発表し続ける2016年シルコレ界の大怪獣に今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。


<訊かれる人>
近藤哲也
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ブラジリアン柔術黒帯。レッドシャーク所属。漫画家をメインとしたインタビュー活動をまとめたブログ『赤鮫が行く!!』管理人。著書に『和歌山あるある』がある。
現在はレッドシャークシールとして『漫画シールコレクション』『円谷プロトリビュートシール』『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』等を手掛ける。
 ⇒ 近藤哲也さんTwitter
 ⇒ 赤鮫シール公式サイト
 ⇒ 赤鮫シールTwitter

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
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オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチの音沙汰(youtube配信)
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「どうも皆様ご無沙汰しております。窓辺のマーガレット、キョウキ・カンバーバッチです。いよいよまんだらけさん主催のシールイベント『さん家祭り』が近づいて参りましたね! 私もブース参加いたしますので、会場でお会いできればと思っています。さて、半年ぶりとなる『キョウキが訊く』でございますが、今回はレッドシャークシールでお馴染み、近藤哲也さんに再登場していただきました。ウルトラマン風に言うと『シルコレ大怪獣近藤哲也登場』って感じですが(笑)どうぞよろしくお願い致します!」

近藤哲也(近)「ご無沙汰しております。よろしくお願い致します。再びインタビューしていたたきまして本当にありがとうございます」

キ「そんなそんな。気になるところには、どこにでも突撃しますよ〜。それではさっそく、インタビューの方を進めていきたいと存じます。前回インタビューさせていただいたのは今年の初め、1月の事でした。あれから半年が経過した訳ですが、新たにシールの世界に参入してみて、いかがでしたでしょうか?」

近「はい。約半年前にシールの世界に入りまして、右も左もわからないまま突っ走ってきました。最初はちょっと暴走気味でしたが(笑)」

キ「(笑)」

近「分かった事は48ミリ四方の正方形の中には、熱い想い……『情熱』がたくさん詰まっているんだなという事でした。無限の可能性をすごく感じています」

キ「『情熱』というのはこのインタビューシリーズの一つのテーマでもあります。皆さん、本当に熱いんですよね。その熱気の中に飛び込んで、近藤さんご自身も熱気を放っている、そういう感じですね」

近「ありがとうございます」

キ「いろいろ聞きたい事はあるのですが、今回のメインとなるお話の周辺から攻めさせてください。『円谷プロトリビュートシール』についてお聞きします」

近「はい」

キ「現在まで第6弾まで発売されていると思いますが、とにかく凄まじい、の一言です。ラインナップが凄いですね。特撮界隈の大御所まで、多岐に渡るイラストレーター陣が関わっている本作ですが、先ず率直に、ご自分ではシールの出来栄えなど、どのようにとらえていらっしゃいますか?」

近「ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです。イラストが素晴らしい物ばかりなので、シールアルバムに入れてニヤニヤして見てますよ」

キ「ニヤニヤ(笑」

近「昔の『ウルトラ怪獣図鑑』みたいなもんですよね。シールでそんな風にできればなと思っています」

キ「確かにそうですね!! しかも豪華イラストレーターによる怪獣図鑑! なかなかないですよ。ご自身でも楽しまれているという事は、単純に、近藤さんが観たい物を作ってる、楽しんで作っている、そういうところが大きな創作のベースになってる気がしますが、その辺はどうでしょうか?」

近「はい、とても楽しいです」

キ「でしょうね!wwww」

近「第一に、自分が欲しいと思うものを作りたいと思っています。そうでないと他の方も欲しいと思わないでしょうし、買ってくださらないと思うので、そこは気をつけています。たまに、考えすぎて何が良いのかよくわからなくなってくるんですけどね(笑」

キ「コメディ界のビートルズと呼ばれるモンティ・パイソンズも自分たちが面白いと思う事をやった、と言ってました。自分の基準である、と言う事は自分が納得した物を出す、という事ですもんね。考えて、悩んで。そうして良いシールが完成する。素敵な事だと思います。そうだ。つい先日『円谷プロトリビュートシール』を袋から出して並べて観て分かったのですが、順不同で販売しているんですね」

近「はい、そうなんです」

キ「実はもう既に、50枚ぐらいは完成しているんじゃないですか?」

近「イラストでいえばもっとあるかもです」

キ「もっとあるんだ! 実は最近、Facebookで某漫画家の先生がまだ発表されていないトリビュートのシールを掲載されていて、熱い気持ちになりました(笑」

近「そういう事もありますね(笑」

キ「順不同の販売には、何か理由が?」

近「発売するシールは完成しているシールのイラストを見て組み合わせを考えているので、ナンバリング順では無いんですよ。シールアルバムに入れる際、順番に入れていくより、隙間に埋めていく方が楽しくないですか(笑)それもあって」

キ「確かに楽しいです! 『円谷プロトリビュートシール』は、今後も僕たちが驚くような方がイラストを描かれるのでしょうか?」

近「はい、モチロンです!」

キ「ウルトラ父子餅つき大作戦!!」

近「タイトルを聞いたら、国民の誰もが知っている作品を描いていらっしゃる先生のイラストも控えておりますので楽しみにしてください!!」

キ「うへぇ誰〜誰誰教えて教えて!!」

近「……」

キ「ハッ! 動かざる事『うす怪獣』の如し!!www」

近「それはまた、近いうちに、という事で」

キ「そ、それでは話を変えまして、続いては『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』についてお聞かせください。現段階で2弾……と言っても『イチ弾』『ゼロ弾』の2作品ですが、それぞれ『ウルトラマン』と『ウルトラQ』をモチーフにした作品が販売されています。『バトルロイヤルシール』はこのように、ウルトラマンの作品ごとに3枚ずつ展開される、と考えてよろしいのでしょうか?」

近「それはねえ、想像におまかせいたします(笑」

キ「えっ、違うの!?www」

近「『ウルトラマン』って今から50年前から始まってて、僕の生まれた年には『ウルトラマンタロウ』がやってて、空気のように当たり前のようにあった訳なんですよ」

キ「はい」

近「小さい頃から絶えず傍にいてくれたウルトラマン、には思い入れがあるので各シリーズには特色をもってやっていきたいと思っております。ご期待には必ず添えると思いますよ」

キ「今後、何かがありそうですね!」

近「お楽しみにという事で」

キ「分かりました。さて、『トリビュートシール』の方は漫画家やイラストレーターの方々が中心の、言わば『漫画シールコレクション』と同タイプのシールコレクションだと僕は認識しているのですが、『バトルロイヤルシール』は現在、新進気鋭のクリエイターの方々が中心に作成されていますね。この辺はシリーズの差を付ける意味でも、意図的なところなのでしょうか?」

近「『トリビュートシール』の方は絵柄が漫画家・イラストレーターの先生の画風を活かして描いていただいていまして、描いてくだった先生の名前でシールを買ってくださった方はそれをきっかけにウルトラマンやシールに興味を持ってくだされば良いかなと」

キ「はい」

近「逆にウルトラマンやシール好きな方はその絵を見て、裏に誰がイラストを描いてるのか書いているので、
その方の作品などを知っていただければなと思っております。シール、漫画、ウルトラマンのそれぞれのファンの方がそれぞれのどれかに興味を持っていただければありがたいですね」

キ「なるほど相互にね、うまく作用するようなシールであると。『バトルロイヤルシール』はいかがですか?」

近「皆さんご存知のヒセキグラフィックスさんがメインで描いてくださり、シールファンの皆様に納得していただける物になってると思いますし、ヒセキさん自身もウルトラマンのファンなので、第イチ弾の『光の国の市民』のようにマニアックなツボを押さえてくださったりするので、すべての意味で王道のシリーズとしてやっていきたいと思っています」

キ「マニアックな王道! それって何か、しゅごい! ヒセキグラフィックスさんは『アサヒ飲料×ローソン』のご当地ヒーローシリーズや特撮系ヒーロー誌、特撮オフィシャルチーム、そして多くのヒーローに関わっていらっしゃいます。ヒーロー系のシールになくてはならない存在となりつつありますが、イラストの事等でヒーローに対するヒセキさんのこだわりを感じる事はありますか?」

近「皆さんご存知ですし、分かってると思うのですが、ヒセキさんのイラストはずっと見てて飽きないんですよね。線の1本1本に無駄な線が無いんですよ、それでいて押さえるところは押さえてるし、遊び心も入っていて凄いと思います」

キ「『第ゼロ弾』では新たにNEWTER VISIONさんが登場されています。ケムール人とM1号がそうですが、ウルトラ怪獣を、独自のタッチを残しつつとても素敵にディフォルメ化されておりました。近藤さんから観て、NEWTER VISIONさんとのお仕事はいかがでしたでしょう?」

近「参加していただけて本当にありがたかったです。NEWTER VISIONさんも、僕が言うまでもなく有名なイラストレーターさんなので素晴らしいですよね。他にない独自のタッチで非常に感涙しました」

キ「さて、ここからは驚愕の話題をご紹介せねばなりませんね!!!! 今回インタビューするに当たり、この件を聞いて、失禁しました」

近「(笑)」

キ「皆様を聞きたがってる件について是非お聞かせください。『大まん祭』の『さん家祭り』で、とんでもない事が起こるそうじゃないですか。『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール 夏休みトリビュートスペシャル』の詳細、お聞かせ願えますか?」

近「はい。今回のラインナップなんですが、まんだらけさんがこんなに素晴らしいイベントをしてくださるので特別なものを絶対に販売したかったんです」

キ「意気込みたるや!」

近「それがなんとか実現できそうでよかったです。内容は4つのスペシャルコラボ商品で……

グリーンハウスさんにシールのイラスト

を描いて頂きました!!!!」

キ「どひゃぁーーーーーーー!!!! 驚き桃の木シーモンキー!!!! マジですか、めちゃくちゃ凄いじゃないですか!」

近「予想通りの反応ありがとうございます!」

キ「インタビューの進行止めてずっと驚いていたいぐらいですよ(笑)。4つのスペシャルコラボ、内容を教えていただけませんか?」

近「はい。先ず、グリーンハウスさんに『ウルトラマンエックス』を描いてもらいました」

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沙汰ブログ初出!! グリーンハウス様が描く『ウルトラマンエックス』のシルエットだ!

キ「ぐはぁっ(喀血)。シルエットだけなのに、もう聖感が……!!」

近「10年代のウルトラマンで、一番人気のエックスを主軸に夏休みトリビュートスペシャルを販売致します」

キ「はいはい!」

近「グリーンハウスさんの『ウルトラマンエックス』、ヒセキグラフィックスさんの『ウルトラマンオーブ』、NEWTER VISIONさんの『ウルトラマンギンガ』。そして、レッドシャークから3枚(ブースカ、レッドキング、ジラース)合計6枚のキラシールセット(4500円(税別))になります」

キ「すげえラインナップだ!!」

近「それから、レッドシャークの商品を2500円以上お買い上げいただいた方に、グリーンハウスさんの『ウルトラマンエックス(キラ背景無しバージョン)』を差し上げます」

キ「プレゼンツ!! いやー、あまりの事に頭が混乱してます。グリーンハウスの神様お二人がウルトラマンを描く、それも近年の、というのはとんでもなく画期的な事ですよね。そんな事が実現するんだ! と心底驚いています。そもそもどうやってイラストを描いてもらえることになったのでしょうか?」

近「企業として正式に依頼をいたしました」

キ「まぁ、そりゃそうですよね(笑」

近「最初に円谷プロダクションさんとライセンス契約を結びまして何種類かのシールを発売しました」

キ「はい」

近「販売実績を作ってからウルトラマンのコラボシール用の企画書をグリーンハウスさんに送らせていただきまして依頼を受けてくださることになったんです」

キ「近藤さんのイメージだと、『書いてくださーい!』って大阪に乗り込んだりしそうなんですが(笑)、正式な形式で安心しました。すいません、舞い上がってて変な事言ってますwww」

近「いえ(笑)。ですが、小さい頃に集めていた『ビックリマン』のグリーンハウスさんに自分の企画商品のイラストを描いていただけるなんて本当に夢のようで凄く嬉しいです。描いてくださった『ウルトラマンエックス』も思い入れのある『ウルトラマン』なので」

キ「何はともあれ、『さん家祭り』に期待大ですね! 多くの皆様が期待されている事と思いますので、シルコレの皆様、そして『さん家祭り』にお越しくださる皆様に、メッセージをお願い致します!」

近「これからも熱いヤツ出していきますのでよろしくお願い致します!!」

キ「押忍! 本日はありがとうございました!!!」

近「ありがとうございました!」

---------- ---------- ----------

いやぁ〜、これは押忍ですよね。
まったくもって押忍です!

半年前、誰がこのような展開を想像できたでしょうか?! 正直、漫画家の先生方や円谷プロのシールを作るだけでも凄い事だったのに、遂にグリーンハウス様までもご登場されるなんて!
近藤さんはシルコレ界の大怪獣ですね。まさに驀進されております。

8月7日、中野サンプラザ、大変熱くなりそうですね!! 僕も自分のブースそっちのけで並びてぇ〜!!

インタビューに応じて下さった近藤哲也様本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『レッドシャークシール』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

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2016年02月03日

キョウキが訊く 第7回 ドライバー求人サイト『ドラEVER』発『ドラGODシール 運送VS問題シール』企画開発・シシクラ様インタビュー! の巻。


今回の『キョウキが訊く』沙汰VIPゲストは、『ドラGODシール 運送VS問題シール』のシシクラさん! 2015年突然シールコレクターたちの話題をさらったパンフレットに無料で付いてきた本格コレクション『ドラGODシール 運送VS問題シール』の全貌を解明すべく、今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。

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<訊かれる人>
シシクラ
株式会社プロデリバリーズ ドラEVER事業部 インタビュー動画編集及びドラGODキャラクター作成担当。
 ⇒ ドラEVER公式サイト
 ⇒ ドラEVER公式Twitter

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー
帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「皆様お待たせいたしました! 『キョウキが訊く』のお時間です。今回は凄いですよ! きっと皆様が知りたかったであろうシールにまつわる方にお越しいただいております! それではさっそくご登場いただきましょう、ドライバー求人サイト『ドラEVER』発『ドラGODシール 運送VS問題シール』企画開発・シシクラ様で〜す。ようこそお越しいただきました! 本日はよろしくお願い致します」

シシクラ(以下、シ)「どうぞよろしくお願いします」

キ「さっそくですが、簡単な自己紹介をお願い致します」

シ「株式会社プロデリバリーズの、ドライバーを専門とした求人サイトを運営しているドラEVER事業部という部署で主にインタビュー動画作成の担当とドラGODシールのキャラクター等をやらせていただいてますシシクラです」

キ「『ドラEVER』というのは、求人サイトなんですね」

シ「はい。ドライバー(運転手)専用の求人サイトです。ドライバーに特化しているから求人企業は募集がしやすく、求職者は探しやすいという特長があります。専用サイトだからこその使いやすさ、比較のしやすさがウリとなっております。ぜひご活用ください!!」

 ⇒ ドラEVER公式サイト

キ「ありがとうございます。是非ドライバーかつシールコレクターもしている、という沙汰ニストの皆様も活用してくださいね! ところで、シシクラさんはズバリ!『ビックリマン世代』なのでしょうか?」

シ「ズバリ、世代です」

キ「やっぱりそうなんですねぇ。子供の頃のオマケシールにまつわる思い出等ありましたら教えてください」

シ「そうですねぇ。『ビックリマン』に関しては、たくさん集めていたものを丸ごと盗まれた時のショックが大きくて、どちらかというとネガティブな印象が未だに拭えません、が、好きですよ。今でも」

キ「ぐへぇ、それはショックですよね; では『ビックリマン』以外のシールについてはいかがですか? コレクション等されていたのでしょうか?」

シ「当時は『ビックリマン』以外で一番熱心に集めていたのは『あっぱれ大将軍チョコ』のシールです」

キ「『ビックリマン』と同じロッテ発売で、クリエイターの反後博士も絵師のグリーンハウス様も一緒のシリーズですね」

シ「他はもう広く浅く色々買っていたような気がします。今は熱心にコレクションしたりというのはありませんが、『復刻版ビックリマン』をコンビニ等の店頭で見かけるとつい手に取ってレジまで持って行ってしまう病気のようなものはあります」

キ「それを病気と言ってしまうと、我々皆ビョーキかも知れません(笑)。シール以外に集めていらっしゃるものはございますか?」

シ「映画『TRON』のグッズが好きで集めています」

キ「へぇ〜、そうなんですね。82年の映画で28年後の2010年に続編も制作された当時としては画期的すぎるCGをモチーフにした斬新な映像手法の作品です。子供心に衝撃だったんでしょうね。さてそんな風に何となくシシクラ様のコレクション遍歴を掴めてきたところで、ここからは『ドラGODシール』についてお聞かせください。『ドラGODシール』拝見いたしました。まず感じたのが、その本気度です。非常に凝った作りをされていますね。そもそも、この企画がスタートしたキッカケはどのようなものだったのでしょうか?」

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『ドラGODシール』キョウキ私物。コンプしたい!

シ「ありがとうございます。元々は当社社長からの「トラックドライバーさんはステッカーが好きな人が多いからビックリマンみたいなシールを作って配ったらサイトに興味を持ってもらえるんじゃないか?」という話がキッカケでした」

キ「そうなんだ! 凄い着眼点ですよね、それ。発想が柔軟です」

シ「ですが、実際のところスタッフ全員が他の業務で手一杯で宙ぶらりん状態の企画となっていました」

キ「はい」

シ「しばらく間があいて、たまたま私の手が空いた時間があり、試しに数キャラ作ってみたら、社長から「じゃあそのカンジで30体いってみよう」という事になりまして、そのまま『ドラGOD』担当になったような、そんな感じでしょうか」

キ「なるほどなるほど。試しに数キャラ作ってみた、というのはお見せいただいた資料で拝見した初期段階のキャラクターですね」

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本邦初公開! これが『ドラGOD』の元となったキャラクターだ!

キ「こちらもシール化されているのでしょうか?」

シ「シール化はしていません。初期段階の時点ではあくまでも『運送にまつわる何か』ということぐらいしか決まっておらず、30体作るという話になり、キャラクターをたくさん作らなきゃいけないということと、ビックリマン的に作っていくにあたって、3キャラ1セットで展開するとなるともう少しコンセプトみたいなものをハッキリさせないと面白くないかなァと思って今のようなカタチになっていく事で(このキャラたちは)お蔵入りとなりました。データ自体は残っているので今後登場させてもいいかなとは思っています。まず『ドラGOD』は「問題」ありきのキャラ構図なので、うまく当てはめられるようなアイデアが浮かべば登場させられるかもしれません」

キ「せっかく良いキャラなので、期待しています! それで、ちょっと驚いたんですがイラストもシシクラさんが描いていらっしゃるんですね」

シ「はい。私が描いてます」

キ「何かイラストを制作する上で影響を受けたデザイン等ありますか?」

シ「影響、というよりか元々が『ビックリマン』のようなものを作るというのがコンセプトとしてあったので、昔買った別冊宝島の『ビックリマン図鑑』の何冊かを家から持ってきて参考にした感じです。外側のラインが太いキャラクターデザインは全般的に好きです。他には完全に趣味ですがH.R.ギーガーだとかフランシス・ベーコンだとかそういった感じのが好きで今後のキャラクターに組み込んでみたりしようとしてますが、難しいですよね」

キ「ギーガーにフランシス・ベーコン! シシクラさんの好きな感じが見えてきました(笑)。それを踏まえて『ドラGODシール』を鑑賞すると、より理解が深まりそうだなぁ。さて、初期段階のキャラクターが評判になり、本格的に企画が動き始めます。一月で30体のキャラクタを作る、というのは相当大変な事だったのではないでしょうか?」

シ「なかなかタイヘンでした。本来のインタビュー動画作成の仕事の合間を縫っての作成でもあったので、1キャラにかける時間が少なく、もう少し作り込む事が出来たんじゃないかなぁと思うことばっかりですが、かえってバタくさい感じになって逆に良かったとも思えます」

キ「ああ、それがマイナーシールっぽさが出ている要因の一つかも知れませんね! 最初はかなり『ビックリマン』に似てしまったので修正を加えたとの事でしたが……?」

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初期の『ドラGOD』シール案。銀アルミが採用予定だった。

シ「そうですね。最初はホントに冗談みたいな話だと思っていたので、単純に『思いっきりソックリ』なモノを作ってみようという感じで作ってました。30キャラにまで増やす展開になるとは、その時点では当然考えてもいなかったです」

キ「いろいろ苦心されたんですね。ただそういう中でも、しっかり練られて制作されてると思うんです。驚いたのですが、『ドラGODシール』で対戦ゲームができるんですよね。ゲームデザインもシシクラ様がされたのでしょうか?」

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『ドラGODシール』はゲームも出来る! 詳しい遊び方は今後サイトで紹介されるとか。

シ「はい。ゲームができるようにしたのは、『ビックリマン』シール的なレイアウトから見栄えを少しだけ変える目的ということと、せっかくたくさんキャラクターのシールが出せるなら、シールを集めたドライバーさんたちが休憩中に遊べたりできるようになったら面白いかな、ということでゲーム要素を盛り込んでみようと思いました」

キ「短期間で、素晴らしいですよね」

シ「ただ問題なのは、テストプレイを全く行っていないということで」

キ「えっ!?(笑」

シ「自分の脳内では何度も様々な状況を想定してその都度ルールに修正を加えていきましたが、まだまだ粗が出てくるかもしれないですね。ルールの不備など見つけていただいたらご報告いただいても構いませんし、遊んでくださる方が新しいルールを加えて楽しんでいただければと思います」

キ「皆で作ろう『ドラGOD』ゲーム!ww このゲームシステム自体は、陰陽五行を取り込んだ本格的なゲームです。『クーロンズゲート』を参考にされたそうですね?」

シ「そうなんです。『運転神』に対して降りかかる『問題』を解決するために必要な『守護神』という構図を活かすという点で色々考えてるうちに浮かんできたのがプレイステーションの『クーロンズゲート』というゲーム内で行われる戦闘システムでした。『クーロンズゲート』に関してはその特殊な戦闘システムだったので印象に残っていたんですが、それを『ドラGOD』に取り入れてみたら「パズドラ的な?」みたいなことを周りから結構言われました」

キ「そう見えなくもないですかねぇ?」

シ「『パズドラ』を全く知らなかったので『クーロンズゲート』の他にそんなシステムを使っているゲームがあったのかと驚いています」

キ「微妙に違うような気もしますけどねww」

シ「単純に攻撃力が幾つで防御力が幾つで……でも良かったと思うんですが、謎のアイコン表記を入れることで『らーめんばぁ』的なテイストも入って面白くなるかなと思って、そこからアイコンを使ったゲームルールを考えていくうちに辿り着いた感じです」

キ「なんとなく『クーロンズゲート』に登場する妄人鬼律のテイストが『ドラGODシール』に入ってたりするのかな、何て思ったのですが『クーロンズゲート』のキャラって実はフランシス・ベーコン的ですよね」

シ「特に意識してはいませんが、『クーロンズゲート』に限らず、作っていくうちにどことなくそういった過去に影響を受けたものは反映されているかもしれないですね。あとは『髏怒幽霊』のようにわかる人はわかるキャラみたいなのも居ます」

キ「(どうしよう分からないww よし、話題を変えよう!)シールサイズが48mm、いわゆる『ビックリマン』サイズじゃないところも良いな、と思うのですがこのサイズになった理由はありますか?」

シ「一般的な48mmサイズのシールと合わせて揃えた時に目立つ、個性を出したかったというそんな感じです。几帳面な性格の方には嫌がられてしまうかもしれませんね。申し訳ないです」

キ「いえいえ。何かそういうところもマイナーシールテイストがあって良いんですよ。ストーリーも面白いなと感じました。運送業界の問題をうまく世界に組み込んでいらっしゃいます。ベースとなった物などはありますか?」

シ「やはりドライバー求人に特化したサイトの1コンテンツとしてスタートしているので、運送を絡めて物語を作っていくのは大前提でしたが、『ビックリマン』的にという最初のコンセプトから考えると『天使』『お守り』『悪魔』の構図を使って作っていくのが自然だし作りやすいかなと思いました。各キャラクターのモチーフになっている神話などの本来の設定をなるべく活かしていくようには心がけています」

キ「ほんと、短期間で良く作られてますよね。凄いなぁ。『ドラGODシール』は『ドライバー求人サイトドラEVERの無料配布パンフレット』で入手できます。反響があったのではないでしょうか?」

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こちらが『ドライバー求人サイトドラEVERの無料配布パンフレット』。

シ「かなりのお問い合わせもいただきましたし、こうしてインタビューも受けたりなど、作っている時には全く想像もしていませんでした」

キ「それで……その反響なのですが、シールなのですからシールコレクターから反響があるのは予想されていたかと思うのですが、本来手に取ってほしいドライバーで求人募集されている方々にパンフレットが届かないという事態が起きたのではないかと、かなり心配しています。その辺りについてはいかがでしょうか?」

シ「確かに本来の意図とは違う形でご好評いただいている事に関してありがたい反面、戸惑いがあるのも事実ですが、シールの話題が広がっていくことで噂を聞いたドライバーさんたちにも注目が集まるようなカタチに繋がっていければ良いかと思います」

キ「本当にそれはそうなんですよね! 僕もそうなれば良いなと思っています。ですが、中にはパンフレットを一人で大量に持って行ってしまう人もいるのではないかな、何て事も気になっちゃうんです。そういった事に対してどうお考えになっているかと、後は今後の対策などはありますでしょうか?」

シ「現状では特に対策というようなものは取ったりしておりません。ただ設置店様によってはPOPスタンドに置くパンフレットの数を制限して調整してくださっているという話も聞いています」

キ「ああ、なるほど。確かうどん屋さんに置かれたりしてるんですよね。是非ですね、シルコレの皆様、パンフレットもらったらですね、ついでにうどんも食べていったりしてほしいなと思うんですよ。シルコレの品性ってそういうところに現れてほしいなぁ〜。うどんラリーですよ!ww シルコレは麺類に縁があるので。『ドラGODシール』はとても素晴らしい物なので、ドライバーさんが車に貼ってもらえると嬉しいですよね」

シ「そうですね。それが本来の目的ですのでそうなってくれることを期待しています」

キ「今後の訴求先についてはどのようにお考えでしょう?」

シ「訴求先については現在社内で検討中ですので、そのうちTwitterなどでお伝えしていけるのではないかと思います」

キ「既に第2弾の制作が決定しているという話を伺っております。今後の展開を教えてください」

シ「先日開催された『さいたまビジネスアリーナ』でお披露目になった新キャラクターも含めて第二弾のシール化は概ね決定と言って良いかと思います。配布に関しての詳細は現在検討中です。また、サイト上で『ドラGOD』のキャラクターたちが活躍する漫画を連載していく予定がありますので楽しみにお待ちいただければと思います」

キ「うわぁ、続々と楽しみですよ。漫画が読めるようになるって言うのも注目ですね! サイトをチェックしなくちゃ! ところで、シールの販売等は考えていますか?」

シ「できたら(個人的には)嬉しいですよね。でも実際販売することになったとして皆さん購入してくれるのか……正直全くわかりませんので今後の反響次第では検討という事になるのかもしれません」

キ「良い方向へドライビングテクニックでもってですね、爆走してほしいなと思います! 本日はありがとうございました! それでは最後に、『ドラGODシール』を楽しみにしている皆様にメッセージをお願い致します」

シ「『ドラGOD』のキャラクターたち共々、『ドライバー求人サイト ドラEVER』も是非よろしくお願い致します!」

キ「本当にそうですね! シルコレとしても無料で楽しませていただいているので、そっちも盛り上げていきたいです!! どうもありがとうございました! 爆走しましょう!」

シ「ありがとうございました」

---------- ---------- ----------

『ドライバー求人サイト ドラEVER』発『ドラGODシール』開発、シシクラ様からお話をいただきました!

いやぁ、ここ最近のシールコレクションの復古により、こういった企画が生まれてくるんですねぇ。あくまでもパンフレットのオマケであるという姿勢も、ブレない感じがして好きです。

とても楽しい企画ですので、シルコレの皆様、是非ともですね、ご迷惑にならないように盛り上げていこうじゃありませんか!

インタビューに応じて下さったシシクラ様本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『ドラGODシール』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

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2016年01月25日

キョウキが訊く 第6回 『漫画シールコレクション』Moo.念平先生『あまいぞ!男吾シール』、『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』でお馴染み、『赤鮫シール』近藤哲也様インタビュー!


今回の『キョウキが訊く』沙汰VIPゲストは、『赤鮫シール』の近藤哲也さん! 無限の広がりと可能性を見せる『漫画シールコレクション』の魅力、そして驚愕の新シールシリーズ『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』について等、今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。

<訊かれる人>
近藤哲也
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ブラジリアン柔術黒帯。レッドシャーク所属。漫画家をメインとしたインタビュー活動をまとめたブログ「赤鮫が行く!!」管理人。著書に『和歌山あるある』がある。
 ⇒ 近藤哲也さんTwitter
 ⇒ 赤鮫シール公式サイト
 ⇒ 赤鮫シールTwitter

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
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オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』も配信。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「皆様どうもこんばんは。窓辺のマーガレット、キョウキ・カンバーバッチです。今回の『キョウキが訊く』は『赤鮫シール』の近藤哲也様にお越しいただきました〜。本日はどうぞよろしくお願い致します!」

近藤哲也(以下、近)「よろしくお願いします!」

キ「さすが武道家、気合が入ってますね! さっそくですが、簡単な自己紹介をお願い致します」

近「レッドシャーク代表の近藤哲也です。ブラジリアン柔術歴は約20年の黒帯で、もともと格闘家のエンセン井上さんの格闘技ジム『PUREBRED京都』の代表を6年間してから静岡で自分の道場『レッドシャーク』をやったりと格闘技の人生を歩んできました」

キ「凄いですね〜。見るのは好きなんですが、全然自分と接点のない世界なので、何かもう凄いとしか言いようがなくて、すいません。え〜っと、年代的には『ビックリマン世代』より少し上という感じでしょうか?」

近「『ビックリシール』や『まじゃりんこシール』をうっすら覚えてますね。あの頃、シールは貼るものだと思ってたので貼りまくってましたね」

キ「本来はそれが正しいんですよ(笑」

近「『ビックリマン(悪魔VS天使)』シールも集めてまして、アイスにも復刻シールがついたりしてて、まだまだ熱かったです。PCエンジンでも『ビックリマン』のゲームが出たりけっこうハマってました。アニメはあまり観てなかったです」

キ「PCエンジンのは『ビックリマンワールド』ですね、『ワンダーボーイ』を移植した。アニメは確かに世代的にはなれている時期かも知れませんね。今現在もシール収集をされますか?」

近「シールも凄い集めてる訳じゃ無いんですが、好きな絵柄やカッコイイのを集めたりします。今は勉強のためにいろいろ買ってみたりしてます」

キ「なるほど〜。他に集めたりしてる物ってあります?」

近「特撮怪獣ソフビなどが好きで集めてます」

キ「格闘家の方って、ウルトラマンや怪獣の造詣に深い方が多いですよね! 強い物への憧れが自身を強化する方へ向かうのかな、って短絡的ですが、ちょっと思ったりもします。それにしても……とても興味深い経歴をお持ちですので、どこからお話を伺えばいいのか迷ってしまいますが、それでは最初にブラジリアン柔術の事から教えてください。そもそもブラジリアン柔術とはどういったものなのか、そして、始められたキッカケをお聞かせください」

近「ブラジリアン柔術は世間で言うところの『グレイシー柔術』です」

キ「創始者の名前で呼ばれてるんですよね」

近「そうですね。私は元々プロレスラーになりたくて上京したんですけど、なれなくて、それでシュートボクシングをはじめ、また極真空手をやってる時に、UFCでグレイシー柔術が有名になって、「おおっ! これやりたい!」と思ったんですけど、その頃住んでた和歌山にブラジリアン柔術をできる道場なんてなくて自分でサークルを作って始めました」

キ「自分で始めたって言うのが凄いですね。て言うか、人生の歩みが戦士じゃないですか!ww 凄いな〜。そうした格闘技をキッカケに漫画家の先生方とお知り合いになられたのでしょうか?」

近「はい。それが大きいと思います。格闘技好きな漫画家先生が多いので、そのあたりに興味を持っていただいて仲良くなるのが多いですね」

キ「やっぱりそうなんですねぇ。人生って縁なんだなぁ〜。にわのまこと先生の『真島、爆ぜる!!』に、お名前を少し変えて『遠藤哲也』としてご出演なさっています。これはそもそも、どういった経緯があったのでしょうか?」

近「にわの先生とはもう10年以上前から仲良くしてもらってまして、ちょうど『真島、爆ぜる!!』のお話の中で主役の真島くんの友達の三浦くんが、ブラジリアン柔術の試合にチャレンジするのにいろいろ漫画に協力をさせてもらってたんですが、それで出演させてもらったんです。あんなに出演してると思わなかったのでビックリしました!」

キ「まさに、もんが〜! ですねww 余談なんですけど僕『THE MOMOTAROH』でモモタロウがサザエさんの恰好して「結婚するまで処女だもの」って言うシーンがあって、それで初めて「処女」って言葉を知ったんですよ(笑)。大人の階段を一歩進めてくれた貴重な漫画なんです。さて、そういった出会いが一つの形となって漫画家さんへのインタビューブログ『赤鮫が行く!!』に結実していったのでしょうか?」

近「漫画に登場させてもらった時に、嬉しくて凄く元気をもらったんですよ、そして、にわの先生はめちゃくちゃ優しい先生なんですが、そこは漫画を読んでいる人にはわからないじゃないですか。だから、先生の人となりを知ってもらえたら、もっと漫画が面白く読めるんじゃないのかなと思って、それを伝える手段としてインタビューサイトを作ればいいんじゃないのかなと思いついたんです」

キ「うわー、それ素敵ですね! お気持ち良く分かります。それにしても、とにかくたくさんの先生方にお話を聞いていますね。浅田弘幸先生、巻来功士先生、のむらしんぼ先生、えびはら武司先生、にわのまこと先生等、20人以上にインタビューされています。僕も自分のブログでインタビューさせていただいているのですが、とても大変な事だと思います。先生方には直接お会いしてお話を伺っているのでしょうか?」

近「はい。ほとんどの先生方には直接お会いしてお話を聞いております。始めの頃はつたない質問とか文章が下手くそなんで恥ずかしいですけど。……まあ、いまだに下手くそですけど」

キ「いえいえそんな事ないですよ〜。今回インタビューさせていただくに当たって拝読させていただきましたが、漫画の方々の存在をより身近に感じる素敵なサイトだと思っています。これは完全に僕の個人的興味の質問になってしまうのですが、インタビューを成功させるコツみたいなものがありましたら教えてください」

近「その人を好きにならないとダメだと思います。好きだから興味があっていろいろ聞きたいことが出てきます。なので作品を読んだことない先生にはインタビューできないです」

キ「あ〜、深いなぁ。作品が好きで、先生に興味が出て、そして先生も人として好きになっていく。良い循環ですよね。少し話が変わりますが、近年『和歌山あるある』というご本も上梓されています。凄いパワフルなバイタリティをお持ちなんだなと思いますが、先ほどもチラリと出てきてしまいましたが(笑)、ご出身が和歌山なのでしょうか?」

近「はい。和歌山県出身です! あんな本を書かさせていただきまして感謝してます。イラストを描いているメソポ田宮文明先生から声をかけていただきまして。ありがたいです」

キ「確かメソポ田宮文明先生もプロレスとか格闘技お好きでしたよね。筋肉が繋ぐ友情! 何か熱いです!! さてここまでお聞かせいただいて、ご自身がとても面白い経歴をお持ちの近藤さんなのですが、そういた方が如何にシールに関わっていくのか。と言う事で、ここからは『赤鮫シール』についてお聞かせください。『赤鮫シール』の名前の由来は、ご所属されているレッドシャークから、という事になるのでしょうか?」

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レッドシャークのロゴマーク。こちらもシール化されている。

近「はい。もともと静岡でブラジリアン柔術の常設道場をしていたのですが、そこの道場の名前が『レッドシャーク』でした。動物の名前を入れると聞いた方もだいたい覚えてくれて、赤い鮫というマークもすぐに覚えていただけるので」

キ「確かに覚えやすい! キョウキ・カンバーバッチとは大違いだ(笑)。最初、Twitterで存在を知って、とにかく驚きました。まず最初にお聞きしたいのは、サイトで販売された『RED SHARK』シールと、樋口大輔先生によるシールです。本当に不意に知ったのですが、無事にどちらも購入する事が出来ました。どちらも、漫画家の各先生方に作っていただいたシールという事で、「うわっ、このシール企画は今後どんなシールを見せてくれるのだろう?」ととてもワクワクしたのを今でも覚えています。こちら2枚のシールについて、経緯など解説していただけますか?」

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樋口大輔先生のシール。

近「樋口大輔先生とは同じ特撮好きということで仲良くしていただいてるんですが、ご自身のトークライブがあった際に入場プレゼントとして作りました」

キ「はい」

近「僕は地方出身で東京にはなかなか行くことは出来なくて、だから、会場限定商品ってなんてずるいじゃないか、って思うんです。なので、ライブに来られてない方のために通販で販売させてもらい、何枚かにサインも入れてもらいました。僕もどれに入れたかわからなくなっちゃったので、誰かには届いてると思います」

キ「残念ながら僕は外れちゃいました(涙)。でも誰かには届いてるんですよね! 当たった方、ラッキーですよ! レッドシャークの方は……?」

近「レッドシャークのシールは1枚作りたくて作ってみました」

キ「シンプルな理由! えでもそういう衝動、大事にしていきたいですよね。今現在2016年からの展開として『漫画シールコレクション』『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』が発表されていますね。先ずは、『漫画シールコレクション』の方から教えてください。第1弾はMoo.念平先生の『あまいぞ!男吾』シールです。もう僕にとっては世代直撃で、子供の頃そんなに強い子供じゃなかった僕にとって、男吾という存在は、変身もしないけれど、紛れもなく子供の頃のヒーローだったのです。反響など大きかったのではないでしょうか?」

近「twitterで凄い反響があったのでビックリしました。ありがたいです。ちょうど3月15日発売の『コロコロアニキ』で連載再開なので凄いタイミング良かったです」

キ「未だに語り草になってる漫画ですから、それも当然ですよ。シールデザイン拝見いたしましたが、とても素晴らしい物でした。Moo.先生の制作中のエピソード等ありましたら是非教えてください」

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『あまいぞ!男吾』シール。

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数量限定で先生のサインが入った物も販売された。

近「イラストを頂く時に、線画を仕上げてきてくださって、その後、最後の色塗りは目の前で仕上げていただけるんです。少しづつ完成していくのを目の前で見れて嬉しかったですね。それを僕がシールとして製品化できるなんて子供の頃の自分に教えてあげたいです」

キ「確かに夢の様です!」

近「Moo.念平先生はサインがそうなのですが、同じ絵柄を描くことがないんです。それについて先生は「絵が下手だから同じのを描くと下手なのがバレる」何て言うのですが、とんでもない! 全部の絵が違うなんて凄い事だと思いますし、Moo.念平先生は天才だと思います」

キ「いや本当に、48mmの正方形の中に、どうキャラクタを配置するか、その構図が素晴らしく、何より、構図がそのままキャラクタの設定を表現してるんですよ。これは凄いです。天才ですよ! 文字部分も描き下ろしで、細部にまで手を抜いていないですし、僕の中の男吾のイメージそのままの、熱い先生なんだろうなって、シールを拝見してビンビン感じました」

近「ありがとうございます」

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キ「それでは、『漫画シールコレクション』の仕様や、今後の展開を教えてください」

近「サイズは48mmのサイズで、キラとノーマル等いろいろなのを出したいと思ってます。販売はおもにオンラインショップ「レッドシャーク」になると思うのですが、『百鬼夜GO!』などのシールイベントやスーパーフェスティバルなどの特撮イベントなどの各イベントなどでも販売したいと思ってます」

キ「もう既に続きのご予定も考えていらっしゃるんじゃないですか?」
近「はい! 第2弾、3弾、4弾くらいまでは考えてます!」

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Moo先生のオリジナルヒーローシールも販売された。

キ「それは楽しみですね! それでは続きまして、『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』についてお聞かせください。大変驚きの発表でした。円谷プロダクション公認という事なのですが、こちらはどういった経緯で制作される事が決まったのでしょうか?」

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近「何故そうなったのか実はよく覚えてないんですよ。導かれるように円谷プロダクションさんに申請をして、その企画が通りまして、制作に至ったみたいなかんじなんです」

キ「それはもうつまり、神様に導かれるままに、って事ですよね。もうその企画をやる事が運命づけられていたって事ですよ。凄いなぁ。発表されているだけでも、平松伸二先生、巻来功士先生、にわのまこと先生、Moo.念平先生、樋口大輔先生、西川伸司先生、佐佐木あつし先生、あんど慶周先生、一文字蛍先生と、錚々たる先生方が作画に関わっておられます。こちらもブログでの出会いがキッカケとなって、というところでしょうか?」

近「そうですね。ほとんどが漫画のインタビューのお願いや、イベントや飲み会で仲良くなった先生です」

キ「『ウルトラマン』のイメージをあまり感じない漫画家の先生方もいらっしゃいますね」

近「いえいえ。ほとんどの先生方がウルトラマン好きなんですよ」

キ「あ! そうなんだ! ではウルトラマンを描ける、というのも先生方に取って嬉しい事なのかも知れませんね。何にせよ、ウルトラマンと先生方の化学変化も非常に楽しみです。今企画をされていて、または出来上がっているデザインを観て、その辺いかがですか?」

近「皆さん、キャリアも長い先生方も多いので、完成のイラストは予想を上回るイラストばかりで発表が楽しみです。現在は円谷プロダクションさんの監修待ちです」

キ「ぐはー! 予想を上回る!! 早く観たい!!! 近藤さんも『ウルトラマン』がお好きなんですよね?」

近「好きといいますか、生まれた時から『ウルトラマン』は自然にありましたし、僕にとっては空気のような存在です」

キ「いいですねぇ。空想科学が身近にある生活。素敵です。ウルトラマン、怪獣そして円谷作品がモチーフと言う事なのですが、例えば『怪獣ブースカ』や『電光超人グリッドマン』のような『ウルトラマン』以外のキャラクタのシール化もあり得るのでしょうか?」

近「はい。もちろんウルトラマンシリーズ以外も展開していきたいです」

キ「僕、例えばなんですけど、巻来先生の描く『グリッドマン』の敵役・藤堂君&カーンデジファー様が観たい! とか思っちゃってます(笑」

近「あはは。「ここ出すの!?」っていうのも出したいですね」

キ「そう言えば『ウルトラ戦士バトルロイヤル』は本家『ウルトラマン』との関わりはどのようになるのでしょう? シールの中での独自設定、独自世界になるのでしょうか?」

近「希望は、全部のキャラクターをシール化したいと思ってます。そういう意味では、いままでに無かったものを作りたいです。「このキャラ選択する!?」みたいなところも含めて」

キ「なるほど〜。楽しみですね! 『ウルトラ戦士バトルロイヤル』の販売方法、販売時期などを教えてください」

近「販売時期は春頃を予定していますが、監修やシール制作の時間で早まるかもです。販売はオンラインショップ以外にも、特撮系のイベントや、ウルトラマン系のショップでも販売できればと思っております」

キ「春先が待ち遠しいですね〜。西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだよ!! ウルトラ五つの誓いを守って待ってます!!!」

近「お願いします」

キ「ではその他、全体的なシークレット情報ほか告知等ありましたら、お願い致します」

近「シークレットと言いますか、トークイベント限定発売とかも考えてます。先ほども言いましたけど、会場限定というのはなるべくやりたくないので、先行発売という感じになりますよ」

キ「後から通販で手に入る、って言うのは嬉しいです! ありがとうございます!! それでは最後に、赤鮫シールに期待している多くのシールファン、漫画ファンの方々にメッセージをお願い致します!」

近「シール業界では新参者でわからない事だらけですが、よろしくお願いします!!」

キ「ありがとうございました〜! 今回のゲストは『赤鮫シール』近藤哲也さんでした〜」

近「本日はどうもありがとうございました」

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これは凄い事です。
凄い企画がスタートしております!

『漫画シールコレクション』は各先生方の絵をコレクター単位で保管していくという貴重な資料性も秘めていますし、そして『ウルトラ戦士バトルロイヤルシール』たるや、信じられないような素敵なワクワクドキドキの籠もったシール企画です。
今後続々と『赤鮫シール』さんから話題性のあるシールが飛び出してくるのを、期待して待とうじゃありませんか!!

インタビューに応じて下さった近藤哲也様本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『赤鮫シール』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

posted by きょうきりん at 09:40| Comment(0) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

キョウキが訊く 第5回 東京シールカード交流祭『百鬼夜GO!』直前、広報担当MACH01さん情熱インタビュー!


今回の『キョウキが訊く』は『百鬼夜GO!』直前スペシャル! 方や運営準備で忙しい広報担当MACH01さんに、方や出店準備で忙しいキョウキがインタビュー! 忙しい二人が無理くり時間を抽出して『百鬼夜GO!』の魅力に迫ります! 今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」ショートカットで訊いちゃいますよ〜。


<訊かれる人>
MACH01
最近カミングアウトしたアフロがオシャレな『百鬼夜GO!』広報担当。
 ⇒ MACH01さんTwitter

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「時間がない! もう全然時間がひっ迫しちゃってます(笑)。あ、皆さんどうもこんにちは。『音沙汰』聴いてくれた? キョウキ・カンバーバッチです。今回のゲストは『百鬼夜GO!』で広報をご担当されているmach01さんです! お忙しいところお呼び立てしちゃってすいません」

MACH01(以下、01)「いえいえ。でも、インタビューの原稿届いたのが直前過ぎて驚きました」

キ「本当に申し訳ありません。今日はどうぞ、よろしくお願い致します」

01「よろしくお願い致します!」

キ「お互いあまり時間がないですから、厳選した質問でお送りさせていただきます! それでは先ずは、簡単な自己紹介をお願い致します」

01「タイガーアフr……ゲフンゲフン……いえ。MACH01です(マッチじゃないよマッハだよ)」

キ「嗚呼、マッハって読むんですね! 今まで何て読むのかな〜、って思って『マモゴモゴ01』さん、みたいに濁して発音しちゃってました。これでスッキリです。コレクター歴はどのぐらいになられます?」

01「産まれてから●0年生涯コレクター!!」

キ「生涯! 死ぬまで! 景気が良いですね!! いつか引退するかもと漠然と考えてるコレクターも少なくない中、この宣言は活力ですね。主にどういった物を集められてますか?」

01「そうですね、集めているのはマイナーシール(特にメルファン)多々、食玩消し、立体モノ(トランスフォーマーやらアメトイ)等色々です」

キ「あ、立体物も収集されてるんですね! すいません話前後しちゃって申し訳ないんですけど、お名前が『マッハ』だったって言う事で、読み方の事なんですが、今回のイベント、『百鬼夜』『ゴー』なのでしょうか? それとも『ギョー』と読むのが正しいのでしょうか?」

01「『ごー!』です『百鬼に行こう』でGO!にしました」

キ「あー、なるほどそういう由来が」

01「最初は『U■フェスティバル(仮)』だったんですが、(名前の元ネタの)本人が全力で否定したのでww」

キ「今パラレルワールドで、そっちの名前が採用された世界が凄く気になってます(笑」

01「良かったと思うんだけどなぁ。それで、じゃあ好きな妖怪絡みで百鬼夜行ってあるから、色んなシールキャラが行進して集まるお祭りでどうよ? 的な……」

キ「そういう経緯があったんですね。『らぶFES』の関西から関東に場所を移しての大規模なシールイベントです。運営には相当のご苦労があったのではないでしょうか?」

01「いやー、色々ありました。某大手ショップが主催で開催やろうとしたり」

キ「それ言っちゃうんだ(笑」

01「シールイベントなのにラーメン屋台出そうとしたら室内で火と水が使える所全然無ぇ……あっても高い! とか」

キ「(笑)」

01「会場探しで秋葉原のど真ん中だと1●●万かかるけどどうしようとかww」

キ「ハイライフプラザいたばし様に感謝ですね。おそらくまだまだそんなもんじゃなかったと思うのですが、続いては内容についてお聞かせください。シンオクシールにラーメンラリー、イヒカにRED SEARKと、今をそしてこれから話題になりそうなシール企画社さんが多数参加されています。皆さんをブッキングするのは大変だったのではないですか?」

01「意外とそうでもないんです」

キ「え? そうなんですか??」

01「最初、某緑の家さんにひけをとらない企業サークルって何だろねって考えた時、まず出てきたのがメルファンさん(自分が好きってのもありましたし)」

キ「はい。シンオクシールですね」

01「んで、最近巷で話題のラーメンラリーさん。共にらぶFESに参加されていたというのもあり、どちらも快く参加承諾していただきました」

キ「関西での前回があるから誘いやすかったところもあるんですね」

01「後はクリエイターさんの紹介とかで、グラビティさんとカプセルボックスさん。そしてサークル参加で……と、どんどん増えて今に至る訳です」

キ「凄い事になってますよね。プロの方々以外にも、総勢40以上のサークルが参加を表明しました。ここまで多くの参加があると予想はされていたのでしょうか?」

01「予想の範囲内です(キリッ」

キ「お!ww」

01「東西様々な方々に参加いただき感謝です」

キ「もしかすると、僕が一番北からのサークル参加でしょうかね? もー、当日ただのお上りさんですww 特典も豪華ですね!」

01「前回の『らぶFES』より特典枚数減ったらアカンよねって話だったんですが、是非書かせて欲しいってクリエイターさんが沢山いらっしゃって、多すぎる(印刷枚数やら経費の問題もあり)ので交渉&厳選してあの枚数ですww」

キ「ええー! そうだったんですか?! じゃあホント、僕のシールがあの中にあるって凄い事だったんだ! 何か申し訳ないです」

01「そうそう。ここだけの話

キ「さっきからほとんど、ここだけの話の気がするんだけど、なんでしょう?」

01「最初スタッフの一人が全部妖怪縛りで女性キャラ禁止とか言ったんですが、裏ボスに説教食らって渋々諦めたという……ww」

キ「誰と誰かが想像つきます! 別のパラレルワールドの『百鬼夜GO!』渋すぎでしょうww ではこちらのワールドの『百鬼夜GO!』の見所をズバリ!教えてください」

01「企業&クリエイター&コレクター史上最大のシールイベント!!……ですかね?」

キ「そうなるますよね! ほんと、そうなんです。凄いですよ。『百鬼夜GO!』を楽しむ為の注意事項などありましたら教えてください」

01「えーとまず、出るシールが多すぎますww」

キ「確かにww」

01「全てのシールをゲットするのは不可能だと思います、物理的にも金銭的にもね。各サークルさんで販売時間、方法、注意事項のツイートやブログがあがっていると思います。まとめサイトやツイートも。そういったところをチェックして、無理なく無駄なく喧嘩なくシールをゲットしてください」

キ「無理なく無駄なく喧嘩なく! 良い言葉ですね。これ守っていきましょう!」

01「また盗難紛失には十分、じゅーぶん!! じゅーーーーぶんに!!! 気をつけて下さい」

キ「これ大事ですよ。自分の身は自分で守りましょう!」

01「また販売だけでなく交流交換スペース、ミニゲーム等もありますし、流行の名刺シール交換に勤しむもよし、再入場も自由なのでお昼ごはんにラリーに行ったり、某大手ショップや秋葉原等名所観光して頂いてもOKと楽しみ方も自由です」

キ「本当に、楽しい1日にして欲しいですよね! 皆がハッピーであって欲しい! 最後に、『百鬼夜GO!』に参加する方々、楽しみにしている方々にメッセージをお願い致します!」

01「皆様のお陰で無事ここまでくる事ができました。ですが、何事もなく終了するまでがイベントです。このイベントに出てよかった、来てよかったと行って頂けるようにスタッフ全員頑張りますので、参加サークル様も来場者様もどうぞ宜しくお願い致します!」

キ「本日はお忙しい中、どうもありがとうございました!!」

01「こちらこそ、ありがとうございました〜」

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いや〜、もうね直前に迫っております。
『百鬼夜GO!』楽しみですね!

僕も3日ぐらい前からドキドキワクワクして寝付けないです(笑
運営の方々、サークル参加の方々、そしてご来場者の皆様が笑顔になれるような、シールまみれの1日にできたら最高ですよね!!

インタビューに応じて下さったMACH01さん本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『百鬼夜GO!』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)
posted by きょうきりん at 10:50| Comment(0) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月21日

キョウキが訊く 第4回 祝!『オトギーク』1周年!! 天才トイ・アーティスト、Zineenさんインタビュー! 1周年に何を語るのか!?


久しぶりの『キョウキが訊く』は『オトギーク』シール他、多方面で活躍中のZineenさんが登場! 1周年を迎えたシールクリエイターとしての活動、そしてこれから……天才Zineenかく語りき! 今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。


<訊かれる人>
Zineen
80年代風オリジナルTOYを素材から開発しハンドメイドで制作販売する稀代の駄玩具作家。子供から大人まで楽しめるようにと80年代と同価格にできるよう努力中!
 ⇒ Zineen公式サイト
 ⇒ Zineen公式Twitter
 ⇒ Zineen公式インスタグラム

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケカルチャーの楽しいコレクションを普及すべく活動中。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチインスタグラム

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「皆さんどうもこんばんは! ご無沙汰しておりましたが『キョウキが訊く』のお時間でございます。今回のゲストは祝! 1周年という事でZineenさん、2回目の登場でございます! どうぞ今日はよろしくお願い致します!!」

Zineen(以下、Z)「よろしくお願いします」

キ「先ずはシール作家生活1周年おめでとうございます! 率直に現在のご感想をお聞かせください」

Z「ありがとうございます。なんとか試行錯誤しつつも作り続ける事ができてよかったです」

キ「1年続けるって凄い事ですよね。1年前と現在で、状況や生活スタイル等で変わった事はありますか?」

Z「『シール作家』という新しい職業を確立できたということですかね。今後はシール以外も作っていくので『駄玩具作家』など新たなカテゴリーに属されていくと思います。まぁ呼び名は何でもよいのですが、1年を経過して前途に光明を見いだせたのは大きな進歩ですね」

キ「2015年も後半になると、段々と『駄玩具作家』としての活動が増えてきてますよね。なるほど〜、大きな一歩の年となった訳ですね。さて、さっそくですが最初に『オトギーク』の事をお聞かせください」

Z「はい」

キ「この1年間の中で『オトギーク』シールは第7弾まで発売されました。私も当然、全弾楽しく購入させていただいております。最初の頃に比べて、ストーリーよりもキャラクターがフューチャーされる事が多くなっているように感じるんですね。それは1年間かけてZineenさんの絵の上達が関連しているのではないか? 或いは、おそらくこの1年間、相当80年代の絵・文化をインプットされたのではないかと思いますので、そのアウトプットの成果として絵に表れているのではないかと感じているのですが、ご自身ではその辺はいかがお考えですか?」

Z「絵柄に関しては、すでに『オトギーク』含め1000キャラクター以上の下書きを描きあげているので弾数が進むにつれ上達は見られるかもしれませんよね」

キ「1000キャラクタ! やなせたかしみたいですね(笑)。絵柄について、他にございますか?」

Z「そうですね。下絵のサイズが段々と大きくなっていったのも関係していると思います。4弾までは、サイズが5cm〜6cmぐらいというシールサイズの大きさで描いた下絵が多かったのですが、全てアナログ作業なためサイズが小さいと細かい模様や細部が描けないんですよ。太いマジックも使えないので人物線を細いマジックで何度も塗り重ねて太くしてましたからね」

securedownload.jpg
※第2弾の鉛筆下書きとシール。かなり小さく描いていることがわかる。

Z「そこで5〜6弾では17cm〜20cmと拡大して太いマジックで描いてみたんです。すると線の太さは均一にはなるのですが、今度は線の強弱がシールサイズにしたさい失われてしまいました」

キ「あ〜、わかります。ありますよね」

Z「色々悩んでいたら80年代の原画はシールの2〜3倍サイズで描かれていたという記述が目に止まりまして、7弾からは10cm〜15cmサイズにする事で落ち着きました」

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※第7弾の鉛筆下書きとシール。かなり大きく、また鉛筆の消し後から何度も描き直した苦労がうかがえる。

Z「確かにこのサイズだと太いマジックと細いマジックを使い分けて描くしかないんですよ。全部の線を太いマジックで描くと線が潰れるし、かといって細いマジックで太い線を描かなくてもよいし。ちなみにキャラクター線を太くするのにも理由がありまして、シールを印刷するさいに白インクがはみ出る確率が低くなるのです。これデジタルなら、あまり気にしないでよいのかもしれませんが、アナログのハンドメイドで作成しているので、線の太さや素材や色味などによって、作り方をいちいち変えないといけない。下書きも鉛筆なのですが、消しゴムで消したら前の状態には戻せないわけですよ。マジックでペン入れするさいは、間違えたら終わりですから。一発勝負です。修正液を使うと原稿が汚れるので、失敗したら最初から描き直すことも多い」

キ「一発勝負。アナログ時代は総てそうだったって言うのが凄いですよね。勿論、それを再現してるZineenさんもですが」

Z「今は80年代当時の手法を再確認する目的でアナログ環境にこだわっているだけで、ある程度オマージュが完成したら、デジタル環境の作品にもチャレンジはしてみたいと考えてはいます」

キ「あ、そうなんですか?」

Z「はい。描くのが楽かどうかという点よりも、アナログとデジタルで作品の持ち味が変わるとしたら、どう違うのか? を体感して使い分けたいという目的意識が強いでしょうね。やはりアナログの雰囲気はアナログにしか出せないし、デジタルの雰囲気はデジタルでしか出せないと思いますから」

キ「アナログとデジタルが融合する部分の面白さもありそうですよね」

Z「80年代の絵・文化もインプットというか当時のモノを見直したりは意識的にしていますよ。あまり物を捨てないタイプなので、探せば80年代当時の資料がまだまだありそうですし(笑)」

キ「そういう、何と言いますかイメージの蓄積の中にある80年代の線を守るように描いている、という状況もあるのでしょうか?」

Z「鉛筆で絵を描くブランクが数十年間ぶりですから、タッチ自体が固まってないはずなんですよ。だから違うラインナップの作品は違うタッチで描くようにはしてますね。『オトギーク』と、『ゾンボール』と、『パチギーク』ではタッチが異なりますし」

キ「一口に80年代って言ってもいろんな絵柄がありますもんね」

Z「そうですね。それから『オトギーク』に関していえば、第7弾は第1弾のタッチになるようにと、意識して戻しています」

キ「え? そうなんですか??(と言って手持ちのシールを確認するキョウキ)あ! そう言われてみればそうかも!!」

Z「色の塗り方なども4〜6弾はハイライトの付け方を変えたのですが、7弾からは戻しましたね」

キ「うぉ〜? こりゃまたどうして??」

Z「シールも試作品作ってからしばらく放置して気になると、また配色やり直したりするんです。絵柄を描き直す事もあり、そういう『寝かす作業』をして様子見ないといけないんですよ。勿論、それでいて作業スピードが早めになるように調整しています」

キ「寝かす作業!」

Z「『寝かす作業』が大切なのは絵柄のタッチが変わるボーダーラインを客観視したいのもあるわけで、例えば漫画の第一話と最終話でキャラクターのタッチが違うなんて事、よくありますよね?」

キ「ありますね。別の作者? みたいな」

Z「最初の洗練されてない絵が好きな場合もある訳で、必ずしも絵の上達が良い事とも言い切れない。第一話の絵柄で最終話も描けて、逆に最終話の絵柄で第一話も描き直す事ができればよいですが、それも難しいので『寝かす作業』で客観性を忘れないようにしているわけです」

キ「おー、もうね、僕我ながら質問大正解ですよ(笑。やっぱりそういうところ考えて制作されてますよね、これね」

Z「無論、80年代ぽさがなくなると意味がないので、そういう雰囲気を残しつつ新しい表現方法ができるように気をつけてはいます」

キ「なるほど唸っちゃうなぁ〜。『オトギーク』ではこれまでヘッドキャラがパワーアップする事はありましたが、第7弾では過去弾のノーマルキャラが進化をしてますね。『ビックリマン』で言うところの天使シールが神帝になり、ヘッドになる、というような広がりが出てきました。既に30弾以上の構想が完成しているとの事ですが、このタイミングでのノーマル進化は、Zineenさんの事だからやっぱり全体を通してのあり方を計算して出されているんですよね?」

Z「計算しています。一応オマージュなので、『表現方法のポイント』はおさえているつもりです。例えばヘッドキャラが落ちぶれてノーマルで登場したり、因子や世代交代みたいな要素は入れてますね」

キ「勿論8弾以降も?」

Z「はい。それだけではなく、30弾以降は『スーパービックリマン』『ビックリマン2000』のようにマルチバース的な続編手法も取り入れていく予定なため、第一銀河編、第二銀河編など、銀河によって世界観を分類する予定です」

キ「うわ、それって凄い事ですね。30弾から『オトギーク』とサイズの少し大きい『スーパーオトギーク』に分かれたり?? その展開は予想してなかったなぁ〜」

Z「最終的には、そのマルチバース宇宙が繋がるように考えてますが、この宇宙的なストーリーも実際のドキュメンタリーやノンフィクションなどの資料を参考にしています。現実に起こっている出来事などを非現実世界に落とし込み物語を構成するのは『オトギーク』に限らず今後発表する他作品にも共通してやっていきますから。それは自分の作品における譲れないポイントなので」

キ「僕も今、コツコツと1枚1枚シール作ってますが、その辺のさじ加減って凄く難しいですよね。例えばですけど、悪魔キャラに『原子力』や『津波』を入れていいのか、って言う問題があるんです。『ステッカー帝国の復讐』に登場する使徒と呼ばれる改造人間は膨大なパワーを持っていて、ほとんど災害に近い。それを入れたいと思うのは、勿論これまでの僕の体験がベースになっている訳ですが、今それを安易に取り込むと、批判したいのか? っていう非常にくだらない部分に押し込まれちゃいそうで、嫌なんです。だからこれからの『オトギーク』が如何に今の時代、80年代とは明らかに違う"今"をシールにどう盛り込んでいくのか、非常に楽しみです。ちょっと脱線しましたね。え〜っと、今のところ魚のキャラが多いですよね。ストーリー的な部分もあるのでしょうが、描きやすかったりネタが浮かびやすかったりする事があるんでしょうか?」

Z「ストーリーとして7弾は3弾の続きなので偶然そう感じるだけかと思いますよ。基本的なルールとしてダジャレでノーマルキャラクターを作らないといけないのと、弾によって世界観の縛りがあるんですね。3弾、7弾は海の世界観だから魚が多く、4、8弾は森の世界観だから果物や植物や動物のダジャレが多いと」

キ「そう言われればそうですね。僕が魚のキャラを気に入ってるのもあるかな(笑」

Z「まだまだ先ですが、忍者縛りのダジャレや、政治縛りのダジャレで作ったキャラクターも後半では登場します」

キ「それは楽しみです! でもそういうキャラって作りにくそうww アイディアの面でも特に。描きやすいものってあったりするんですか?」

Z「描きやすいのは、妖怪みたいなキャラですね。逆にロボットや乗り物は物心ついてから描いた記憶がないので苦手です。『オトギーク』ではじめて描いたと思います。ここらへんは練習とか研究が必要でしょうね」

キ「機械って、ウソが書けないじゃないですか。ただの記号でそれっぽく描いても、直感的にこれじゃ動かないだろう! って悟られちゃう。リアリティが全くなくなるんですよね」

Z「最近『大河原邦男展』に行ったのですが、全て計算されてロボットや乗り物が描かれてるんですよ。70年代の『ゴワッパー5』や『タイムボカン』みたいな単純なフォルムのロボットや乗り物から、80年代のガンダムや、ボトムズも、どういう原理で動いて、また変形や合体も立体化(商品化)したときに、どうなるかまで計算してある」

キ「(ブラジャーを頭に乗せて)タイムボカン! やってる場合か! いや、ほんと凄い事ですよね」

Z「そういうの見るとモチベ上がりますよね。ロボットで新作シール作りたくてしかたないですから。ただ自分の技術が追いついてないのでまだまだ先になるでしょうけど(笑。でも良いモノを見るとアイディア浮かびまくりますから、すぐに影響受けてしまいます」

キ「分かります、分かります。クラシックな所謂『絵画』、それに『宗教画』みたいなものまでこの世には凄いものたくさんありますものね。そういった事を逐一インプットされていくから、Zineenさんの作品は、Zineenさんの『今』が詰まってる、という訳なんですね。さて、次は『今』ではなく『これから』。第8弾以降の『オトギーク』シールの見どころを教えてください」

Z「勧善懲悪の話に見えますが、実は少し複雑なストーリーだったりします。ライフワークにしようと思ってるシリーズなため、かなりの長丁場です。30弾までは【第一銀河編】で、それ以降の【第五銀河編】まで、漠然ですが構想していて、最後に宇宙の謎(マルチバース)が繋がるようにしていくつもりです」

キ「壮大ですね〜!」

Z「80年代のシールも、勧善懲悪に見えて実は善悪の概念が曖昧だったり深い気づきみたいな要素が盛り込まれた物語だったりする事が多いですよね」

キ「はい」

Z「必ずしもハッピーエンドでなかったり、そもそも打ち切りで物語が完結しないシールも多かったですが、個々では愛らしいキャラクターも、全体を通してみたら複雑に絡み合って意味深なメッセージが込められていたりする。僕が、シールやカードなど駄玩具文化に魅せられるのは、そういう部分にあるので、自分が作るのもそこら辺は意識していくつもりです」

キ「楽しみにしています。ほんとライフワーク、大変でしょうが期待しています」

Z「長いと思われるかもしれませんが、当時のビックリマンシールと同じ弾数で同じサイクル間で発表していますから、80年代のシール文化が、どのような感じだったのかも追体験してもらいたいのです。今後『オトギーク』以外のシリーズもリリースしていきますが、とりあえず第一銀河編30弾までは下書きはできてますので多分打ち切りにはなりません」

キ「それは嬉しいですね! 僕のブログの読者の方にも今『オトギーク』だけを集めてます、っていう方がいらっしゃるんですよ。多分そういったZineenさんの想いを汲み取っているからだと思うんですよ」

Z「ありがとうございます。実は第1弾の頃から決めていましたが、時間ができたら本も作る予定です。実際の出来事をどう物語に構成しているのかとか、オマージュの元ネタが何かなど、シール裏書き三行だけではわかりにくいですから」

キ「期待しています! 絶対買います(笑」

Z「そして最後は擬似ではない本物のホログラムをハンドメイドで作りたいと考えています」

キ「え、ぇえーーーーッ!? 驚き桃の木シーモンキー!! そんな事が可能なんですか?!」

Z「かなり大変ですが……」

キ「凄いアイディアがたくさんまだまだあるんですね! すげえや! この人すげえや!!(笑) アイディアと言えば、『オトギーク』の5弾から7弾には『秘密の鍵』がついて来ました。一体何に使うのだろう? と思っていたのですが、『1周年記念作品』完全受注シール&フィギュアに必要なものでした。こちらもとても素敵な、Zineenさんらしい企画だなと思ったんです。反響も大きかったのではないでしょうか?」

Z「そうですね。おかげさまで設備投資もできましたし。実は、amazonだと代理店通している関係で誰が購入したかわからないので『秘密の暗号』を用意したという事なんです」

キ「あ、なるほどそういう」

Z「今後はオリジナルショップでも商品販売しますので、購入した作品によって個別に特別な品を贈るというサプライズ駄玩具なども考えています」

キ「ぉお!」

Z「まだ実験的な試みですが、とりあえず1周年記念作品購入者にはクリスマスシールをサンタさんから無料プレゼントされるという企画を進行中です」

キ「Zineenサンタだ! そう言えば、面白かったのは『1周年記念作品』のサイトです。楽天などの通販サイトのパロディですよね? アレ着想はどういったところだったのでしょう?」

Z「これは前から考えていまして、ダイエット商品などの広告を、駄玩具商品に置きかえたらどういう流れの文章になるのかなと。80年代にはネット広告など存在していませんから。そういう意味では、販売手法にもデジタルとアナログの融合を試して見たというわけです」

キ「ちょっと風刺っぽい気持ちもありますよね、あれね。そこがまた良かった。エスプリありますよね。あっ、エスプリ=フランス語という事で強引ですが(笑)、1周年の中には『フランス版オトギークシール』もありました。そもそもフランスのルーブル美術館に『オトギーク』が展示されていた、という話に驚愕しているんですが、これは一体どういう経緯でそういう事になったのでしょう?」

Z「もともと2016年にアメリカで大規模な展示会がありまして、そこに原画展を出したいなと考えていたんです。それで情報を調べていたのですが、その時に偶然フランスでも出展できる募集を見つけまして、海外での反応が知りたくて出してみたところ、審査を通過しまして、フランスで作品も完売したという感じです」

キ「フランス人が『オトギーク』シール持ってるんですよ! 皆さんこれどうです? 何か嬉しくないですか?(笑」

Z「ですが、自分の中における海外展開は2016年のアメリカにおける原画展とグッズ販売がメインだったりします。まだ作品が出来ていないので詳細は伏せますが、これは『オトギーク』とは違う新作を予定していて、かなり直感的に社会性のある駄玩具をリリースするつもりです。アメリカ販売が先になりますので、日本リリースはまだ先になりますね」

キ「前回のインタビューでも話されていましたが、そういったトイカルチャーはアメリカが本場な部分もあるので、是非挑戦してほしいですね。凄く楽しみです。もう来年ぐらいには、インタビューとかも気軽に受けてくれなくなっちゃうぐらい、遠い存在になっていたりして(笑)。さて、80年代風トイアートとZineenさんの作品は称されていますが、現在、2015年自体の流れについてどうお考えですか? 自分は、今の状況は『ネオ80年代』とでも呼ぶべき、80年代に目配せしつつも現代的な感性でリミックスされた新しい文化体系にある、と感じています。Zineenさんのご活動もそうですし、『トリリオンスターライツ』さんなんかも最たるものです。80年代を一つのキーワードにしつつも、そこには新しいものがある。これは反対に言えば、現在の流れは80年代とは別物である、とも言えると思うのです」

Z「リバイバルブームって定期的にはきてますが、80年代はバブルなわりにモノは進展してない時代と感じるのです。TVもブラウン管だし、インターネットも携帯電話も普及してないし。金余りの状態で、大人世界が株や不動産だけ値上がりしていく中、子供世界にとっては駄玩具のボーナスステージみたいな時代だったわけです」

キ「確かにそうですね」

Z「何が凄いって道にシールやらゴム人形やらがバンバン落ちてましたから。キラシールだけでなく、ホログラムシールも落ちてましたし。トランスフォーマーですら落ちてましたよ。あらゆる菓子にオマケが付属し、街に安価なガチャガチャがあふれてた。これ僕らより年上世代だとディスコにボディコンパンチラねーちゃん見に通う世代で駄玩具に興味ないし、年下世代は駄玩具がすでにヴィンテージ化しているから当時の値段で買う体験すらできないわけですよ。ましてや拾ってコレクションするなんて信じられないでしょう(笑)」

キ「凄い時代でしたよね」

Z「80年代バブル時代は東京23区の土地の値段でアメリカ全州が購入できたと言われていて、ならSF的な発想ですが日本がアメリカを買った世界を想像したら今の時代はどうなっていたのかなと」

キ「映画『ブレードランナー(82年)』の世界からは、アジア圏の文化にアメリカが飲みこまれている近未来世界の様子が見て取れますよね。それが当時のアメリカ人の恐怖でもあった」

Z「そうでしたね。そういう考え方をすると例えば、『天外魔境』でいうと外国から見た違う世界観の日本だったり、アメコミの『ウォッチメン』でいうと、冷戦問題をヒーローが終わらすとこうなるみたいな独自解釈で展開できるわけです。僕がやろうとしている事は80年代の駄玩具ボーナスステージが現在もまだ続いていたらどうなるのか? というSFを現実化させる企画であり、だから売り方にもこだわりがある。疑似体験と現実体験の狭間というかバーチャルリアルティみたいな感覚を提供したいわけですが、今の時代だとデジタルとアナログの融合は可能ですし、自分より下の世代はデジタルしかしらないわけですから逆にアナログ的な発想は新鮮に感じるかもしれません。僕なんかも、60年代〜70年代はリアルタイム世代ではないですが、再放送アニメや古本などで当時の状況を知り感銘を受けたわけですから、80年代駄玩具ブームのリアルタイム世代が非リアルタイム世代に向けて情報発信して新たな世界観が生まれることもありえますよね」

キ「確かにそうですね。個人的な話で申し訳ないのですが、僕の現在の研究対象は、今のシール文化が中心で、80年代のシールは敢えて封印しているところがあるんですね。ところが先日、不意に80年代のシールを観ちゃったら、もう涙が出るほど良いんですよね(笑 あの感覚は一体何なんでしょうねぇ? 一生僕たちの年代に付きまとう現象なのかな? Zineenさんはこういう事ってあります?」

Z「ありますよ。僕は逆に80年代〜90年代の駄玩具について調べていて、だいたい当時のシールだけで300種類ぐらいのラインナップが発売されてるんですよね。これにカード、ガチャガチャ(ゴム人形)や、ファミコン、なども含めると莫大な数のオモチャが短期間に発売されていたわけです」

キ「残らなかったもの、もありますしね」

Z「シールやガチャのサイクルが約2ヶ月で入れ替わるわけで、さらにネットがないから情報が手に入らない。しかも当時はコンビニがないので酒屋か駄菓子屋かスーパーにしか売ってないという状況。シールなんか自分の町と隣町で入っている弾が違ったりしてましたから。小学生とかがこれを自分の足で探してコレクションしていったのですから思い入れが強いはずですよ。シールやガチャは安価だからよいですが、ファミコンなんて高額でしたからね。買ってクソゲーだったりしたら発狂ものです(笑)」

キ「『バンゲリングベイ』とかね(笑)。どうやって動かすんだよこれ! みたいな」

Z「昔は規制が整ってないため子供にも売り方が厳しかったですから。人気のファミコンソフトはクソゲーソフトと抱き合わせでしか売ってくれないし、裏技攻略雑誌なんかも、一つだけウソがありますとか書いてる始末。真実は自分で確かめるしかないわけです。例えば消しゴム人形で『怪奇マリオ』ってあるんですが、幼少期は普通のマリオだと思って買ってましたから。するとある日、気がつくんですよ。「このマリオ顔が変だぞ!」ってね。マリオもピーチ姫も顔がゾンビなんです。このような発見が毎日のようにある。語ればきりがないですが、当時の駄玩具はリアルな宝探しなんですよ。それに価値があるかどうかではなく、自分にとって最高だから探してコレクションしてたし、コンプなんて情報ないからムリなんですよね。そもそも全何種かも謎ですし。昔のカオスな流れが今もなおヴィンテージとして残っているわけですが、全体像は計り知れない」

キ「我々、考古学者ですからね、言ってみたら」

Z「80年代当時は、これを20〜100円で子供が楽しめたわけですから、やはりボーナスステージといえるでしょう。僕は、それを再現したいのです」

キ「凄いですよねぇ。そうそう。考古学、学問、研究……と言えばZineenさんはシールの素材、さらには特殊なインク等の印刷についてまで、シールのありとあらゆることを研究し、かつ、実践しています。もともと研究者気質だったりしたのでしょうか?」

Z「分析したり多角的に物事を見るのは好きですよね。気になると、ずっと調べてしまうので、普段インターネットは封印するようにしてるぐらいですから(笑)」

キ「凄い。僕は最近、インターネットよりも本で知識を得る事にしているんです。皆が簡単に知る事が出来る情報は最早ベーシックな物でしかないので。それよりも凄いのは、実践で知識を得る事だと思います。研究中に面白い発見をしたエピソード等ありましたら、教えてください」

Z「そうですね、シールもゴム人形もそうですがハンドメイドで、なおかつ値段設定や売り方を当時に近づけて80年代の世界観を表現するためには、研究するしかないんですよね」

キ「企業努力ですね」

Z「まず材料がそろわないし、機械も販売停止でそろわないから、改造しないといけない。しかも手法が一つだけだと使えなくなった場合の代案がきかないから複数パターンを開発しないといけません。この開発資金が1番かかりますね。大量に失敗がでますから。シールだと白インクが大変で、最近になって白インクは下地素材によって発色に違いがあることがわかりまして、それを解決するには素材を見直さないといけなくなり、ずっと研究していましたね」

キ「コアだな嬉しいなぁ〜そういうお話」

Z「特殊なシールを作る技術も習得しまして、レンチキュラー(左右で違う絵柄が見れる仕組み)やホログラム、金箔押し、シルク印刷などもハンドメイドで可能ですが材料費と手間がかかるので、安価に売るのが難しい」

キ「一人印刷工場だ(笑」

Z「キラシールは、ノーマルシールの5〜10倍の原価と手間がかかりますから。特殊素材(レンチキュラー、ホログラム、金箔押しなど)は、これのさらに倍以上はかかりますし。でも研究したことにより、そういう特殊なシールもハンドメイドで作る事は可能になったので、全体のバランスみながら挑戦していきたいなとは思っています」

キ「それを聞いて、これからがますます楽しみになってきました。さて、『1周年記念作品』には、今後のご活動を示すようなシールが多数封入されていました。一つずつ解説いただけるでしょうか? 先ずは『三丁目のニャンコ』ですが、これは『快怪魔界』のような作品ですね。そして猫だけのモチーフというのも面白いです。このキャラクターが生まれたキッカケを教えてください」

Z「80年代は『なめ猫』『子猫物語』『うちのタマ知りませんか』『おニャン子』など猫ブームでもあり、そこに『快怪魔界』の表現手法を組み合わせオマージュしてみたわけです。『快怪魔界』って組み合わせると地図になる発想は良いのですが、キャラがヒドイ。例えば「緑町の無色の竹内さん(たけうち じろう)」ってシールがあり、2枚目の正体が「酒乱妖怪・アルチューケッキ」ですからね。これ全国の竹内さん怒りますよ(笑)」

キ「(笑)僕はあれを、子供の視点で見た大人の姿なのではないかという切り口で、好意的に受け取っています」

Z「ああいったヒドさを違う表現で出すには、猫かなと。例えば『ノラ・ニャンコ』ってシールがあるのですが、裏書きに『去勢してないオスのノラ猫』と説明書きがされてて、絵柄を見るとベルトに2個のキ○タマが出てる。発情期の猫なわけですよ(笑)」

キ「あ、本当だ! どいひー!!www」

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Z「見方や解釈は3通りできますよね。一つは、かわいい猫シール。一つは、遊び心満載のキン○マ出てるシール。一つは、社会問題として野良猫を表現したシール。深くも考えられるし、軽くも考えられる。そういう表現を僕はシールにとりいれているわけです。しかも『快怪魔界』のヒドイ箇所もオマージュしている。インタビューでキンタ○を連呼してる時点でヒドイけれど、きっと全国の竹内さんには怒られませんよ(笑)」

キ「途中から僕を表す左の『キ』も読者はキ○タマの『キ』と思っちゃってるんじゃないかな(笑。いつ頃発売になられるご予定ですか?」

Z「発売は2016年です。2月過ぎには発売できるかなと思います。駄菓子屋風の引き物にしています。1枚50円の30袋が束という挑戦で、全キャラにノーマルと色違いキラがあるパターンです」

キ「深さと軽さはとても大事な事ですよね。かっこいいものをかっこよく作ってかっこいいと言ってもらうのは、実は表現の中では簡単な方じゃないのかなって思うんです。どこかしらヌケた物を何か気になる物にしていく事がどんなに大変で難しいか。いつも考えてしまいます。続いてはヌケの極地? 『パチギーク』です。80年代のシール文化のダークサイドであるパチシールですが、ご自分で作ってしまう、というが面白いですね。これはやはり、80年代物としては外せないモチーフだったのでしょうか?」

Z「パチも80年代〜90年代における裏文化で、映画館の似てない看板絵とか、駄菓子屋とかテキ屋のわけわからない中途半端な絵とか存在してましたよね」

キ「はい」

Z「これは不思議なもので、いかにパチ絵風にするか悩みました。はじめは利き手と逆の左手で描いてみたのですが線がブレるだけで、雰囲気がパチにはならないのです。続いて『オトギーク』をトレースして顔だけ変えてみたのですが、これも違うかなと思いヤメまして、パチ絵のタッチを研究することにしたのです」

キ「やべえ面白くなって来たゾ!」

Z「パチ絵も様々で、やはりデッサンが微妙な感じを出すのが大変で、似せすぎると『オトギーク』と変わらなくなるし、遠すぎるとパチだとわからなくなりますからね。例えば80年代パチで本物をカラーコピーしただけのとかあるじゃないですか。あれは何の努力もみられませんが、わざわざ描きおろしたパチ絵は、似てない努力というか気迫があるんですよ。トレースが違うと感じたのは、元絵をなぞっただけでカラーコピーのパチに近い。つまり本物に近すぎるわけです」

キ「所謂下手絵と言われているものありますよね。あれ、独特の見た瞬間ちょっと笑っちゃうような、変な迫力、確かにあります」

Z「上手く説明するの難しいですが、3年前に海外のニュースで、教会にある100年前のキリスト壁画が古すぎてハゲてきたから、80代のお婆さんが善意のつもりで勝手に修復したら……絵が下手すぎて顔が別人に! という事件がありまして」

キ「あ、あったあった!」

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参照元:BBC News, Daily Mail, The Sun(英文), YouTube/josevox


Z「多分こういう人がパチ絵を描いたんじゃないかなと(笑)。おそらく、このノリで描かないといけないなと感じて、パチギークは、下書き無しの、ぶっつけ本番! 筆と絵の具で描きましたから」

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※パチギークは筆で描かれている。

Z「あきらかにツッコミどころ満載のパチ絵って、本物とは違うベクトルなんですよね」

キ「おねだりする孫におじいちゃんが描いてあげた事故物件的なノリがあります。更に言うと、80年代は正規で出てるシールもパチっぽいクオリティだったりして最早訳が分からないww 少し前から『秘伝忍法帳』と『おどろき(ショック)マンシール』の関連について調べていまして、この辺何か分かりましたらまた発表したいなと思っています。販売は『ニャンコ』と同時期ですか?」

Z「発売は2016年です。こちらも駄菓子屋風の引き物にしています。1枚50円の30袋で束ですが、『オトギーク』の1弾と2弾の全キャラをパチにしているため全48枚と多めです」

キ「2016年も目が離せないなぁ〜。最後は『ゾンボール』です。こちらも力を入れていますね。日米同時発売になるそうですが、『ゾンボール』のようなキッチュなホラー造形物は海外で受け入れられる文化がありそうですね?」

Z「日本では正方形シールと長方形カードに絵柄を入れるパターンが主流ですが、海外ではボール形状に造形するパターンという駄玩具文化があるんですよね。海外にはホラーを受け入れる土台がありますが、今の日本だと気持ち悪いものはダメみたいな流れがあり心配でした。実際に『ゾンボール』が気持ち悪すぎて設置NGという店は多くて困りましたし。ただ『ゾンボール』に関しては、100円のガチャガチャで路上にいきなり気持ち悪いキャラクターが置いてあるという演出にこだわりたかったのです。これは子供でも気軽に楽しめるようにしたかったからですね」

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※ガチャ版ゾンボールが路上販売されているインパクト。

キ「このインタビュー後に設置される事が分かって、凄く驚きました!」

Z「今のガチャガチャで、人形とカード(キラシール)とミニブックが付属している豪華さって珍しいですが、80年代だとカードと人形セットとか、怪奇や変なガチャたくさんありましたからね。昔、衝撃的だったのが『本物にしか見えないウ●コ』とかありまして、生々しいウ●コがガチャで買えたんですよ。一応ゴム素材なのですがカラーリングとかリアルで本物のウ●コにしかみえないという。こっちの方が、比べ物にならないくらい気持ち悪いですよね(笑)」

キ「潔癖症の自分には耐えられません。そのリメイクみたいなのが最近また出てたりしてを感じますww」

Z「今回の『ゾンボール』は日米同時発売で日本のガチャガチャは2日で完売。さらに再発売も2日で完売し、再々発売も2日で完売という(汗)。アメリカ版は、ガチャが難しかったので長方形のカードとキラシールとボールのセット販売で、経費の関係でかなり高額設定だったのですがこちらも完売しました」

キ「昨年の忘年会でいただいた超初期型の『ゾンボール』。アレ、もしかしたら超絶レア扱いになってるんじゃないかしら(笑」

Z「日本版『ゾンボール』は、ガチャがある場所が秘密なため『機密文書』という住所のかかれた地図をダウンロードしないと買えない仕組みなんですよね」

キ「サイトに掲載されていましたね」

Z「それか、もしくは偶然路上を通りかかって見つけた人しか買えない。この『機密文書』もゾンビバスターズになってゾンボールを回収する政府通知という設定が書かれていて、現実世界と架空世界が組み合わさる演出をほどこしているのです」

キ「面白い! 今そういう、スマホを使って路上で遊ぶゲームってあるじゃないですか。それをアナログ的手法でやるのって素晴らしいですね!」

Z「『ゾンボール』は、別のゾンビネタ(ゾンビが脳を食すと知識を得て新たな人格として目覚める話)と繋げていく予定でして、まだ構想段階ですが上手く駄玩具と組み合わせてストーリーを作りたいなと思っています」

キ「僕超『ゾンビ』好きなので、凄く楽しみです! 本当に、いろいろ僕たちを楽しませる工夫が随所にあって、めちゃくちゃ来年も楽しみです。今後もご活動・ご活躍を期待しています。2周年に向けての想い、そしてZineenさんに注目している多くのファンの方々にメッセージ等ありましたら是非お願いいたします!」

Z「大人から子供までが楽しめる世界観をモットーに活動しているため、今後も数百種類のラインナップがある80年代の駄玩具を自分なりに再現していく予定です。さらにそこから新しく思いついた表現手法をミックスしていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」

キ「そんな訳で、今日のインタビューはZineenさんにお越しいただき……と、いつもならここで閉めるのですが……」

Z「え? どうかしましたか?」

キ「実は今『ステッカー帝国の復讐』というシールを作ってまして、色んなクリエイターズシール作家の方々とコラボをさせていただいてるんですね。是非、Zineenさんにもコラボシールを作っていただきたいな、と思ってまして、いかがでしょう?」

Z「大丈夫ですよ

キ「え!? いいんですか?!」

Z「今作ります。こんな感じでどうでしょう?」

キ「うひゃー! 原稿の関係でさらっと出来てるけど、本当はちゃんと僕をイメージして作ってくれたシールがこれだーーーーーーっ!!」

image7.jpg

Z「『パイプカットマン』。ネタわかる人がどれだけいるかは謎ですが一応コラボということで、こうしました(笑」

キ「元ネタは僕が卓球部でカットマンだったからかな(すっとぼけ)。謎なんですが、何でみんな僕をイメージすると下ネタ寄りになるんでしょう? 全然わからないやww いやー、これは嬉しいな〜」

Z「かなりネタよりなキャラで申し訳ないですが(汗)、可能でしたら1月10日にお客様へ無料で配っていただければなと思います」

キ「ありがとうございます! 何と電撃コラボ決定! 『百鬼夜GO!』で僕のシールをご購入いただいた先着30名様『Zineen特製お年玉シール』を配布いたします(絵柄は選べませんのでご了承ください)! 異世界からのミラクルなパワー受信成功!!!! 本日はどうも、ありがとうございました!!」

Z「こちらこそどうもありがとうございました〜!」

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今回の結論!

やっぱりZineenさんは凄い方でした!

こういう方を初期から追いかける事が出来た、それが先ず嬉しいと思える程です。1年前からよりパワーアップしていて、2016年もまた、いろいろと僕たちを驚かせてくれるような、そんな展開が待っていそうですね!

そして、突然のコラボシールのお願いにも快く応じていただけまして大感謝です。
コラボ、と言うよりはむしろZineenさん濃度100%のものなので、是非『百鬼夜GO!』当日遊びに来てくださいね!

インタビューに応じて下さったZineenさん本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『オトギーク』シールについてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

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2015年10月04日

【クリエイターズシールの世界】ドクさんの『オプタティオシール』! ちょっとだけキョウキが訊く、もあるよ! の巻。【晩夏のドクドク祭り】


晩夏の、って書いて思ったんですけど、
もう10月なんですね(笑
早いなぁ〜。
てっきり、まだ9月ぐらいだと思ってました。
暦の上では秋ですが、まだちょっと暑いので、"晩夏の"ドクドク祭り特集でございます。

一つ前にバクリッコさんの『ドクドクシール』についてドロップいたしましたが、
続きましては先ごろドクさんの和紙シールとして話題沸騰となりました
オプタティオシール』をご紹介させていただきます。

オプタティオ、ラテン語で『願い』の意味ですね。

どういった「願い」の詰まったシールなんでしょうか?
それではさっそく、肝心のシールの方を観て参りましょう。

それがこれだーーーーーっ!!

ハイ是ドン!!

DSC_2106.JPG

左から『ホルスパルナ』と『ヒュドラミア』です。
通称、和紙シールと呼ばれるドクさんオリジナル開発のシールとなります。

バージョン違いありまして、こちらになります。

DSC_2107.JPG

素敵ですね。
特に和紙、友禅紙の方に顕著ですが、
金銀の部分がアルミの様ではなく、
箔になっているかのような効果が得られていて、
職人感が出ており、そこが非常に愛しいシールですね。

裏面もしっかり作り込まれております。

DSC_2108.JPG

こんなシールを作った方に、
お話、聞いてみたいですよね?

そう思いましたので、ちょっとだけお話伺って参りました。

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<訊かれる人>
ドク

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ

ちょっとだけキョウキが訊く【オプタティオシール】ドクさんインタビュー!

キョウキ(以下、キ)「はい、と言う訳でございまして! 今回はドクさんにお越しいただきました〜。以前はドクロココって名乗ってらっしゃいましたよね? そちらでお呼びした方が?」

ドク(以下、ド)「いえ、ドクロココは捨てたので『ドク』で宜しくお願いします!!」

キ「捨てたんだ(笑。オプタティオシール良かったです! それではさっそくインタビューの方進めさせていただきますね。ご職業はデザイナーさんですか?」

ド「いえ、仕事は一般職ですー。スーツとか着ないタイプの」

キ「あ、そうだったんですね。素晴らしいデザインだったので、てっきり本職なのかと思ってました。凄いですねぇ〜。世代的には、ビックリマン世代という事になるのでしょうか?」

ド「世代です。初めて買ってもらったのが9弾だったと思います」

キ「良い時期ですね! お好きなキャラとかりますか?」

ド「居すぎますが(笑)、総合で『始祖ジュラ』、絵的に『ヘッドロココ(プリズム)』、デザイン的に『ピア・マルコ』、脳内麻薬的には『パン金蔵』です」

キ「パン金蔵! 分かります。あれは脳内麻薬ドパドパ出るキャラですよね! 今回のオプタティオシールですが、ビックリマン以外にも線の影響が見受けられます。他にご自分で影響を受けたと思う絵師さんはいらっしゃいますか?」

ド「影響は色んな人から受けまくってますが、呪縛レベルで離れられないのはグリーンハウス、鳥山明、桜玉吉、大友克洋、望月三起也、松本大洋、五十嵐大介ですね。僕の絵から読み取れないと思いますけど影響というか単純に好きです。遠すぎるのであえて呼び捨てで」

キ「望月先生好きなんですね! 面白いなぁ〜。でもちょっと、ドクさんの人となりが分かるラインナップの気もします。シールのコレクションとしてはいかがですか? ビックリマン以外にも集めているシールはあります?」

ド「ビックリマン以外……そうですね、グリーンハウスさんが関わってる物は意識的に集めてはいますが、穴だらけです」

キ「僕もですよ。僕はD級コレクターです(笑」

ド「ガムラ、ドキ学、ハリマ王はじめ、いわゆる当時の他系列・マイナー系も、ほぼ持ってないです」

キ「お持ちなものだとどういったものですか?」

ド「モザさん、キトラさんは手に入る物は一通り、あとは近年物の自作品とか気になったものをちょくちょくです」

キ「素敵なお二人ですね!」

ド「知識もあんまりないんですよ。欲しいのは山ほどあるんですが基本コンプ中毒なんで集め難そうなものは欲しくても余程じゃないと素通りしてます」

キ「あー、そうなんですね! コンプ中毒と言うとキツイところありますよね。揃わないなら集めない! でも、そういうのがないと、全部買う羽目になってしまうので、良いところなのかも(笑。それにつけてもオプタティオシールは素材へのこだわりが凄いですよね! そもそも、和紙でシールを作ろう、と思い立ったキッカケは何だったのでしょう?」

ド「素材へのこだわりなんて滅相もないです。自分の中では未だにありふれたシール作ったつもりです。和紙とか言ってますがあれは厳密には和紙にあらず。なんちゃって和紙です」

キ「やろうとしている事は伝わったと思いますよ」

ド「そもそも和紙で作ろう! と思ったわけじゃなく、今48oシール好きな人って普通のプリズムは飽きてるだろうし自分の絵柄に目新しさが無いと思ったので、なんとなくです。着物作ってる職人の子が生地のサンプル帳持ってて、たまたまそれ見て和柄ってシールと相性良さげだなーと思ったのがきっかけと言えばきっかけですね。あんまり上手くいかなかったですが……」

キ「いやいや良かったですよ〜。自分はオマケシールのルーツを江戸時代に見ているので、和柄のシールって嬉しかったんですよ」

ド「そうそう。ちなみに! 素材で言えば僕のイチオシは水色のウロコプリズムの『ホルスパルナ』でした!あれは好きです。でもあんまり受けなかった感あります(笑」

キ「それはきっと和紙のシールって印象が強くて、そっちに引っ張られちゃって感想が上がってこなかっただけですよ。僕も凄く良いと思ってるので、皆さんもそう感じてるんじゃないかなぁ。これ、印刷はご自宅ですか? それとも業者さんですか?」

ド「印刷は自宅です。勝手に師匠と呼んでる方に工作面の全てを教えて頂きました」

キ「それは素晴らしいですね! 僕も師匠がほちい! シール作りに協力してくれる人がほちい(割と切実)! 再販のご予定とかあります?」

ド「再販はないです。無価値な物になんらか価値見出だして頂いた方々へのせめてもの返礼です。だから将来、価値出て欲しいです。交換の材料とかになれば本当に嬉しいです。夢みたいなものですが」

キ「素敵な言葉だなぁ。無価値なものに価値を見出す、ほんとそうですよね。価値がないって事を言いたいんじゃなくて、分かってくれることが嬉しい。イイネ!好きだ、って言ってくれる事が、どんなにありがたいか。日々感謝して生きてます。再販ないのは残念ですが、今後、新たなシールを発表される計画など、お知らせありましたら聞かせていただけますか?」

ド「新たなシール! よくぞ訊いてくださいました! 死ぬほどあります!」

キ「そこは売るほど、で(笑」

ド「まず『百鬼夜Go!』にエントリーしました! 何やるか決めてないですし当日雨降ってたら行かないですが、なんかやります!」

キ「まさかの雨天不決行!?www」

ド「シール集めてる人の顔面が見たい(お会いしたい、の隠喩です)。小売りの真髄は対面販売だと確信しております」

キ「あー、それはありますね。僕も今はエントリーする方向で考えていますが、目的はどちらかと言えば、皆と触れ合いたい、ですもん(笑)。ブログとTwitterで皆さんとはやり取りできますが、実際自分はとても孤独な男です。年に1度ぐらい、そういう人がたくさん集まりそうな場所に怪人体で顔を出すのも良いかな、って思ってます(笑」

ド「そしたらお会いできますね! で、実はそれより前にTwitterで小規模販売したいのもあります」

キ「オプタティオシールと同じ販売方式ですね」

ド「そうです。また2〜4種ほどの。キョウキさんも買ってください

キ「是非! 創作意欲が止まりませんね! 物を作るのお好きなんですね」

ド「物をつくるのは好きです! それでは喰えないので趣味程度ですが革細工はライフワークです」

キ「今度良かったら拝見させてください。それでは最後になりましたが、沙汰ニストの読者の方々に、メッセージ等ありましたらどうぞ!」

ド「キョウキさんを含め、購入や拡散してくださった方、販売するきっかけを与えて下さった方々、このご恩は忘れません。いつか皆様になんらかの恩返しができたらと思います。今後とも精進致しますので宜しくお願い致します!」

キ「はい! 今後のご活動を期待しております! 今回はどうもありがとうございました!」

ド「ありがとうございました!!」

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このインタビューの後、
今後制作予定だという画像を頂戴いたしましたので、
ご紹介させていただきますね。

ハイ是ドン!!

NJFryLM_.jpg

おぉー! 何か完成が楽しみな1枚です!!

また新情報等公開されましたら、沙汰ブログでもご紹介いたしますので、
キリンのように首を長くして待つとしましょう!!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

posted by きょうきりん at 15:32| Comment(0) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月23日

キョウキが訊く 第3回 デンドロショック! 2015年オマケシール界最大の衝撃!『デンドロギガス メタモスの魔城』『ネクロスの要塞』あだちひろし先生&『真おくのほそ道シール』ワイエスコーポレーション代表取締役 保坂朋章様 情熱インタビュー! の巻。


遂に『キョウキが訊く』に80年代VIPが登場!! まさかこんな日が訪れるなんて……と、興奮を隠しきれません! ゲストはお馴染み『シンオクシール』の保坂社長、そして何とあの伝説の食玩『ネクロスの要塞』作者、あだちひろし先生が当ブログ初登場です! 最新作『デンドロギガス』のお話から、やっぱり聞きたい『ネクロスの要塞』の話まで、今回も根掘り葉掘り、微に入り細に入り「直接!」訊いちゃいますよ〜。

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<訊かれる人>
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あだちひろし
76年レッドカンパニー創設に参加。以降、『ジョイントロボ』『スーパージョイントロボ』『昆虫レスラー』『ネクロスの要塞』『深海ギョ!』『キッ怪獣』『バイオだね』等を担当。アニメ的演出を取り入れたRPG『天外魔境』の原案、シナリオ、ノベライズでも知られる。
 ⇒ デンドロギガス内のあだち先生のブログ『変妖亭』

保坂朋章
ワイエスコーポレーション代表取締役。2014年『真おくのほそ道シール』でオマケシールシーンに鮮烈に登場し、以降、『デンドロギガス』等オマケシールファンをあっと言わせる企画を続々発表するオマケシール界の風雲児。
 ⇒ 真おくのほそ道シール公式サイト
 ⇒ シンオクシール公式Twitter
 ⇒ デンドロギガス公式サイト
 ⇒ デンドロギガス公式Twitter

<訊く人>
キョウキ・カンバーバッチ
オマケシールやカード等「好きなことを好きなだけ」をコンセプトに綴られる『キョウキの沙汰とは思えないblog』管理人。シールスクライバー(探究者)としてシール研究を続ける傍ら近年では『ステッカー帝国の復讐』を発表。オマケシールの楽しいコレクションを普及すべく活動中。youtubeで『キョウキ・カンバーバッチの音沙汰』近日配信開始。異世界からのミラクルなパワーを受信する男。
 ⇒ キョウキ・カンバーバッチTwitter

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キョウキ・カンバーバッチ(以下、キ)「興奮してます。興奮してるんです! こんな事ってないですよ! まさか、まさか『キョウキが訊く』に、いやさ『沙汰ブログ』に、『ネクロスの要塞』の作者様・神様にお越しいただけるなんて……夢じゃないかしらってぐらい興奮してます。感動もしてます。これまで読者でいてくれた沙汰ニストの皆、観てる〜? 俺やったよ〜! この気持ちをどうやって伝えたらいいか……」

保坂朋章(以下、保)「キョウキさん、長いです(苦笑」

キ「はぅあっ! すいません、ちょっとあまりにも感激しちゃって、何だろもう舞い上がってるんでしょうね。それではさっそくご紹介いたしましょう、先ずはお馴染み、3回目のご登場! 保坂社長でーす」

保「ワイエスコーポレーションの保坂です」

キ「そして、沙汰VIP!! うひょー! 『ネクロスの要塞』作者あだちひろし先生にもお越しいただきました!! 今日はどうぞよろしくお願い致します!」

あ「あだちです。どうぞよろしく」

キ「ひーひーふー、ひーひーふー、よ、よろしくお願いします! リスペクト! リスペクツ!! うひょー!!」

保「キョウキさん、進めてください」

キ「はっ、取り乱しました。どうもすいません。それではさっそく、インタビューの方を進めて参りたいと思います。先ずは先ごろ発売された『シンオクシール』第2弾について、保坂社長にお伺いさせていただきますね。えー、第2弾発売おめでとうございます! 第1弾から第2弾の間には、第0弾から第1弾へ移行するのとは全く異なる想像を絶する生みの苦しみがあったのではないかと思うのですが、率直に今のご感想をお聞かせください」

保「生みの苦しみは、確かにありますがそこはどうでしょう〜〜、楽しんでます

キ「最近何だか、前よりも楽しまれてる感じありますよね」

保「実は、シルクの『巴芭蕉』『豪腕真妖キルキド』は昨年の10月に印刷済みでした。昨年の11/23の大阪『ラブフェス』第1.5弾シルク印刷のシンオクシールと一緒に刷りましたので。」

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先に作られていたという2枚のシール。

キ「あ。そうだったんですか?」

保「ええ。それで第2弾では、常日頃仕事中や、電車の中、帰り道や、ショッピングセンターへ家族で行ったとき、旅行した時なんかに、ふと思いついたことをメモ書きしています」

キ「保坂アイディアメモが存在するんですね! 読みてぇ〜

保「閃いた事などはその場で紙に書かないと忘れてしまうので、そうしてます。例えば『火の玉ボーイ!』→『Mr.ジジィーン』などのアメコミタッチ風や、『DON☆レミファー』の8頭身なんかもそうですね。それから『ニンチャリバンバン』のネーミングは、きゃりーぱみゅぱみゅの忍者風の歌をたまたま娘が見ていて思いつきました(笑)」

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和尚のアイディアが詰まったシールたち。

キ「あれ耳に残りますよね(笑)。そうやって絶えず『シンオクシール』のアイディアを頭に巡らせている訳なんですね。アイディアと言えば、第2弾発売前後『シンオクナイト』に『シンオク特産品』と、シルコレを楽しませる企画が次々に発表されました」

保「はい」

キ「先ずは『シンオクナイト』についてお聞かせください。その中の企画で、オマケシールサミットと題して多くのシールクリエイターの方が登場され、大変興味深いお話をされていました。ああいった企画はこれまでにないものでとても有意義なものだったと思います。この企画についてどういった経緯で開催される事になったのか、また開催後のご感想をお聞かせください」

保「本来であれば、ワッキー貝山さんと『パチプロ』トークをする予定だったんです」

キ「『パチシールのプロ』のトーク略して『パチプロ』トークですね!」

保「それが6月末ぐらいに、ワッキーさんに別の仕事の予定が入ってしまい、8月22日は来る事が出来なくなってしまったんです」

キ「ワキワキワッキー!」

保「それで何か考えていたら、有田さん(『シンオク通信』MCでお馴染み有田シュンさんの事)が「シールサミットとかおもしろいんじゃない?」っていうノリで出来上がりました」

キ「有田さんの発案だったんですね!」

保「ええ。開催後の感想はそうですね〜〜どうでしょう〜〜、結構みなさん気を使っていたのかもしれませんね。打合せでは、結構踏み込んだ話を各自でズバズバする予定だったのです。その後の『しゃべるステファン堂』さんのコーナーでも、バシバシ行こうという打合せだったんですよ。皆さん、思いの丈は話せたのかな!?」

 ⇒ しゃべるステファン堂

キ「生放送って結構緊張すると思うんですよ。言いたい事があっても自分の責任になるのでチリッとさせる事も安易に言えないですし、難しいですよね。慣れないと。ちょっと意地の悪い質問なんですけど、オマケシールサミット開催した事によって、出演されたクリエイターの方々に繋がりがある事が視聴者の方に伝わったと思うんですね。別のシールを作っている方々が繋がりを持っている事は購入者にとって邪推される可能性がないわけじゃないよな、これは勇気あるな、って思ったんですよ。その辺ってどうお考えですか?」

保「繋がりですか! そうですね、ありますね。同じジャンルで各販売側が会うことは良いことです。例えばコンビニ業界や、アパレル業界等々、一同に会して意見交換はもちろんありますので。ライバルだけれども、会って情報交換をする→そして市場をもう一段階あげることに繋がるのではないか、と思います」

キ「あー、なるほど! 社長にとってはそういう位置付けなんですね! これまでの経歴を考えると、何かスッと腑に落ちました」

保「邪推みたいなものについても、……あると思います!(詩吟風で)」

キ「お!」

保「あっても当然ですが、特に何も考えません。何か新たなことをやる時、プラスマイナスです。良いこともあれば嫌なこともついて回る、それは仕方のないこと。面白いこと、楽しいこと、何かあるんじゃないかとわくわくすることに人は集まるものです。キョウキさんも名刺シール作ってたり、今後シールコレクターズガイドを作成するのかな!? プラスだったりマイナスだったりしますか? やりたいのであれば、やる!! それだけだと思います。あとは市場にまかせましょう〜〜〜。和尚はシンプルに考えてます(笑)」

キ「金言賜りました。『シールコレクターズガイド』については現在ストップかかってる状態ですね。個人的に作って発表はしないかも。長いスパンで考えてて、今はそれよりも『ステッカー帝国の復讐』を通じて多くのクリエイターズシールを紹介するお手伝いができないか、というような事を考えてます。それから、オマケシール全体を如何に盛り上げるか。オシャレで、女性と子供が「シール集め楽しい! あ〜ぁ、愛しいあのシール、お昼ご飯何食べたのかなぁ?」って思ってくれるような(笑)、そういう状況を作る事が2015年後半からの僕の役割かな、ってそんな風に考えて活動してます。シンプル・イズ・ベストって大切な事ですよね。ちょっと今の自分には、心に残っちゃったなぁ。要らん事考えちゃうタイプなんですよね〜。話戻しますが、『シンオク特産品』も面白いですね。社長の企業努力を感じます。こういう商品展開って、シンオク領の商品が現実世界に飛び出したようで、僕は昔から好きなんですよ。元々のご職業柄という事もあるかと思うのですが、こういった商品を作る、という事はどうしても外せない企画だったんじゃないですか?」

保「シールと一緒にグルメも一番に考えてます。東北関連のグルメは、宮城商工会の青年部の方々から色々お声をいただいているので非常に助かってますよ」

キ「僕も個人的に宮城の商品を使っていただけてるのは嬉しいです。今後も『栄養ドリンク』や『年越しそば』の販売が予定されています。特産品はこれからも販売を続けられるのでしょうか?」

保「『シンオク』で今年販売するのは、今仰られたように、年末の栄養ドリンクと年越しそば、です。もちろんシール付きますよ!!」

キ「そちらも楽しみにしてます! あらためて、第2弾のお話をお聞かせください。シール素材、シール内容、とても充実した今現在出せる最高のオマケシールを提供したのでは? という印象を受けました。特に第2弾は、何と言えばいいのか、和尚の情熱に周囲の人が巻き込まれて、一人では生み出す事の出来ないエネルギーを放ってる、そんな感じが0弾、1弾に比べてより強く感じたのです。2弾は相当手応えを感じているのではないでしょうか?」

保「手応えですか!? どうでしょうか? お客様が少しでも、後々まで思っていただけるものになっていたら幸いです」

キ「素材も良かったですよね」

保「はい。第2弾では、特に、銀アルミに色々挑戦したので、そこを見ていただけたら嬉しいですね」

キ「ちなみに社長は、第2弾で最も気に入っているキャラクタはどれですか? 僕は『コウモ・リーナ』にハマってます(笑」

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サリキョウさんの影響でか、ケモナーに目覚めるキョウキ。

保「『コウモ・リーナ』いいですよね、あのパンチラが(笑)。パンチラは下條さんの意見です(笑)」

キ「Yes! 下條先生!www」

保「和尚のお気に入りは、第1.5弾『木花さくら姫』、第2弾『宗房の滝行』かな、あの滝の水しぶきから青鳥が生まれたのです! シール見ると滝のしぶきで水鳥描いてます」

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和尚お気に入りの2枚。

キ「宗房の滝行は通な感じですねぇ。なるほどなー。話変わりますが、第2弾はお菓子にも変更がありましたね。醤油キャンディーはお馴染みですが、新たにピリ辛しょうゆ豆が追加されました。食べて驚いたのですが、納豆菌の入った大人のおやつなんですね! もしかして『大人のおやつ』にする、というのは一つのコンセプトだったりするのでしょうか?」

保「飴だけだとちょっと量も多いし、何か醤油的なお菓子を探していたところ、これもたまたまですが、宮城県商工連合会の方から、しょうゆ豆メーカーを紹介されたのがきっかけでした」

キ「そうだったんですね」

保「後は……これもたまたまなんですが」

キ「大人向け、っていう訳じゃなくたまたまだったんですね(笑」

保「そうなんです。ただ、健康的なものということで、納豆菌を使用していて、大豆も宮城県産ということで、すぐに採用しました。健康に気を遣う、って言うのはある意味で大人向けかもね」

キ「社長と僕がコンビでシール化すると『THE・II風雲児(ざ痛風うんじ)』ですからね(笑。健康も気になるお年頃です。第2弾ではストーリーも膨らみを見せ、加速度的にシンオクの世界が膨らんでいます。『ガムラツイスト』『ラーメンばあ』にオマージュを捧げつつ、新しいものを想像していくのは極めて困難な道だと思います。今現時点で社長の頭の中にはどのぐらい先の弾までの構想が見えているのでしょうか?」

保「キルミーユの初めと終わりは第0弾の時から決まってました。それが、忍者風パターンとプロトタイプパターンです。言わば、上鏡界と下鏡界の2つの世界に、ミーユがいるということです。それは第0弾で既に表現している事です。他キャラクターも上鏡界と下鏡界でキャラが分かれております。そこら辺の解説等は、1/10に販売する、『真おくのほそ道 大百科』で解説コーナー、謎解きコーナーがあります。かなりの量が本に掲載されます。ぜひご期待下さい。シールも付きます(笑)」

キ「うわっ、今結構凄い事言ってますよね? それって発表されてましたっけ? 『大百科』ノーギャラで良いから原稿書きたかったなぁ。コラム的なやつ。キャラクタも2種類ある、って言いましたね?? うひゃー、そうだったんだ! 興奮しちゃうな。あ! そう言えば興奮で思いだしました。『ガムラツイスト』続編制作の話題も、結果的には実現には至りませんでしたが、とてもエキサイティングでした。毎回様々な形で我々シルコレを驚かせていただける社長には頭が下がります。その辺のお話で裏話などございましたら是非教えてください!」

保「裏話ですか〜〜。いっぱいありすぎて言えません(笑)」

キ「まぁ、そう言わずに、何か」

保「いやぁ〜」

キ「(あ。この人言わないつもりだ!www)まぁ、そうですよね。ちょっとダイレクトに色んな部分に重なっちゃうので、言わない方が良いと思います。ただ、権利関係のお話は非常に為になりました。僕も販権取りたいのがあったりするので、なるほどなぁ、って。さて、今後の目玉としては『名刺シール』がひとつあると思います。メルファンさんが原画を描かれるという事で大変貴重な機会ですが、反面コアなコレクター以外には手を出しづらい価格設定であると思います。この辺りは、いつも応援してくださっているコアな皆様へ向けたプレゼント、ギフトのような意味合いも含まれるのでしょうか?」

保「名刺シールは今この時期だからやります」

キ「と、仰いますと?」

保「時流が来たのでやるということ。実は昨年の2014年6月頃、15人ぐらいのコレクターさんと、名刺シールの打合せをしました。まずはテストということで、大阪ラブフェスで、保坂、有田、斉藤の名刺シールっぽい似顔絵シールを世に出しました」

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実は意図があった名刺シール。

キ「あぁ〜、あれは伏線だったんだ!!!」

保「そこで『自分も似顔絵をメルファンで作りたい』という声があがっていたら、2014年年末でやる予定でしたが、全然似顔絵シールは話題にあがらなかったので『名刺シール』は辞めた経緯があります」

キ「うわ〜、多分それ全然伝わってないですよ! 大変の人が単純に和尚たち遊んじゃったかな、で終わっちゃった(笑)。思うに、自分がシールになる、っていう発想はあまりコレクターさんになかったんですよ。名刺代わりのシールなら昔からあったんですが、それが発展して自分を紹介するシール、自分がキャラになってるシール、って徐々にステップアップしてきてる感じですよね」

保「そうなんです。ここ最近『名刺シール』が話題に上がってきたので、時が来た! ということで、今回展開させていただく形になりました」

キ「まさに時流が来た! という事ですね」

保「それから、兎にも角にも、シールコレクターさんたちが秘密主義にしていてくれたこと。そして色々協力していただいたり助言を頂いたり、本当に頭が下がります」

キ「『シンオクシール』って不思議な商品ですよね。開発者と買う方が凄く近くにいる(笑)。自分はブログを書いてる関係で、必要以上にクリエイターの方に近づきすぎない、という誓いがあるので、何だかいつもうらやましく思っちゃいます。2弾はだから、和尚一人の感じではなく、凄く多面的な感じがするんですよね。さてそうなると気になってくるのは、第3弾です。新情報、今後の展開等につきまして、発表出来る事ありましたらお願いします」

保「第3弾は、『デンドロギガス』が終わったら本格的に考えようと思います」

キ「お! 来ましたね『デンドロギガス』! それでは、ここからは『デンドロギガス メタモスの魔城』についてお尋ねいたします。あだち先生にも是非ご回答いただければと思います。よろしくお願い致します!!!! あー、嬉しい

あ「(笑)」

キ「とにかく自分にとって衝撃の発表となりました。あの『ネクロスの要塞』へオマージュを捧げた新シールが出るなんて、誰が予想したでしょう。『デンドロギガス』とても期待しています。『デンドロギガスタイムス』にも詳しく乗っておりますが、熱い展開、奇跡の展開があったようですね? かいつまんでで結構ですので、その辺の事をお聞かせください」

保「たまたまコレクターさんの紹介の紹介の紹介……みたいな感じで、あだちさんとお会いしたのがキッカケです。それも、あだちさんが上尾に住んでいるから、これは何か縁があるかも知れない、ということで連絡をもらったのが最初でした」

キ「あだち先生は何故、保坂社長にコンタクトをとろうと思ったんですか?」

あ「自転車で行ける距離なのはいい……と思いました」

キ「確かに大事です! 僕も務めるならすごそこがいいですもん(笑)。『デンドロギガス』、本来はフィギュアもつけての企画だったんですよね?」

保「そうですね、スタートからフィギュアは内田さん(『ネクロスの要塞』原型師・内田茂夫先生の事)にお願いしてまして、2月あたりから月1回〜2回会って打合せをしておりました。あだちさんが描いたフィギュア用の三面図を見て、内田さん、すごく目が輝いていたのを今でも思い出します」

キ「『シンオク通信』でそのお話を聞いて、僕泣いてしまったんです」

あ「フィギアが作れる……というのも請けた理由のひとつだったんですが、残念です」

キ「そうだったんですね……。自分はブログを書くだけの人ですし、性格的にも人と接するのを避けるタイプなんですが、やっぱりこういう話を聞くと、そういった事はこれからも増えるでしょうし、僕だってどうなるか分からない。だから、会いに行ける人には会いに行って、自分がファンである事を伝えていく、っていう事は凄く大事なんだろうな、って何かそんな風にしんみり考えちゃいました。『デンドロギガス』はそうした80年代の遺志を継いで、新生していく。そういう意味でも本当に期待しています。それで、『デンドロギガス』なんですが、『シンオクシール』のノウハウが生かされているのではないかと思うのですが、『シンオク』と『デンギガ』、二つのディレクションで異なる事はありますか? 最も『デンギガ』はあだち先生の存在が大きいでしょうから、根本的に違うのかも知れませんが」

保「『シンオク』と『デンギガ』は全く異なります。『デンギガ』の方は脚本、デザイン、ストーリー全てあだちさんがやります。保坂は販売する仕組みをやります」

キ「ぁあ、なるほど完全に違いますね!」

保「それと『シンオク』と違い、Wシールではないので、一枚もののシールをどのようにアピールするかがシンプルだけど、非常にやりがいのあるものだと感じております」

キ「あー、なるほどなるほど、それは面白い感じ方だなぁ。社長は、シールのスタートがWシールなんですもんね。それは凄く興味深いです。ではあだち先生が『デンギガ』の梶を取る形ですか?」

あ「私はシール物は仕事として全くやったことがありません。立体物のオマケが専門だったのです。保坂氏に『シンオク』の世界を説明されても理解できない状態です。……という意味でシール物の世界ではないモノに成ってしまう……と思います」

キ「いえいえいえ、ジャンルは違えど、世界を構築する、というのは共通する部分で、しかもそれは非常に大事なところだと思います。シール物向けに作らないでいただいた方が、むしろ僕は嬉しいです。ひゃー、すげー。嬉しいなぁ〜。僕ね、『シンオク』の特典で付いてきた試供品シールを手にした時の衝撃は今でも忘れる事が出来ないんです。最初はあの頃と同じ絵だ! すげえ! と感じたのですが、あらためて『ネクロスの要塞』と比べてみると、違いを感じる部分もあります。その辺は別の企画である訳ですし意図しての事なのでしょうか?」

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「ちんこがもげそうになった」とキョウキに言わしめた衝撃の1枚。

保「そうですね、『デンギガ』はあくまでも新作ですから。そうは言っても、あだちさんが昔描いて結局出なかったキャラクターも第1弾では、たくさん出てきます」

キ「ごぉお! 凄い!! それめちゃくちゃ嬉しいです」

保「昔のキャラボードを見ると、これもびっくりしましたが、5〜60体ぐらい描いたけれども世に出ずそのままなっているものがありました!!」

キ「驚き桃の木シーモンキー! そ、そんなにですか!? ぐはー。興奮が、興奮が凄い。鼻血が出そうです。あだち先生はその辺いかがですか?」

あ「絵の技術はあんまり変わってない……と思います。以後しばらくゲーム製作に関わっていたので幾らかゲームの知識は増えました。変えようと意図してる部分はありませんね。しかし、ゲームシステムも違うし、最初から連続モノとして作れるという状況も違います。『ネクロス』の場合はいつ打ち切りになるか分からない状態で作っていました」

キ「そうだったんですね!」

あ「ええ。連続モノ的に見えるのは売れたからです(続けられたら使おうと伏線を張った部分はありますが)。『デンドロギガス』は何弾まで出来るかわかりませんが、最初から全体が繋がったモノとして企画しています。雰囲気が違うのはその所為かもしれません。よりストーリー的になってると思います」

キ「よりストーリー的に! 益々期待が膨らみます。それにしても僕子供の頃、ストーリーは先まで考えられてて作られてるんだとばかり思っていたので、軽く衝撃です! 絵に関してなんですが、原画のサイズがほぼ同一というのも驚きました。是非画材について教えてください。あの心地が良いグラデーションは水彩絵の具を使用していらっしゃるのでしょうか? 子供の頃から気になって気になって仕方がなかったんです!(うわっ、今俺子供の頃の疑問をご本人様に聞いてるぅぅっ!!wwww)」

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公開されてる画像。素晴らしい!

あ「水性カラーインクとガッシュを使っています。グラデーションはカラーインクのモノですね」

キ「水生! カラーインク! そしてガッシュ! ありがとうございます!!! ガッシュは中世の本の挿絵にも使われてる画材ですよね。だからあんな雰囲気が出るんだ……。いや、もう、ほんと、ありがとうございます! 『ネクロスの要塞』第9弾用に考えられていたキャラをアレンジして『デンドロギガス』に使用する、と聞いて本当に心躍っています。確か2000年頃にも9弾のお話が出たと記憶していますが、その時はクトゥルフ編(第8弾)の続編として企画されていたのでしょうか? また80年代当時惜しくも8弾で終了してしまいましたが、その時考えていた9弾は、8弾の続きとして制作されていたのでしょうか?」

あ「記憶が定かではないのですが、9弾は続編のつもりだった気がします。企画ボードのコピーを見ると月世界へ行くようなことを考えてたみたいです。このころは売れ行きも落ちて来ていて、一話完結の企画にしてくれという要請が来てました」

キ「月世界! もしかして8弾エイリアンと何か関連があったんですかね! 僕は8弾のキャラクタたちの主人公っていう顔をしてない方々が大好きなんです。うわー、それ観たかったなぁ〜、ハッ! 形を変えて観れるのか?! そりゃすげえ! 嬉しい!」

あ「2000年の企画は<ネクロス復活>というのがテーマでしたが、全く新しい企画でした」

キ「ネクロス復活!!!!」

あ「TCG的なカードゲームをやろうと思ってましたね。2回、企画を出しました。最初はフィギア+カード、次はシールでした。どちらもボツった」

キ「それは惜しい……でも、だから『デンドロ』が生まれたという事もあって、何かちょっと複雑です(笑」

あ「9弾のキャラ、2000年の企画で作ったキャラなども今回入っています」

キ「ぉおおお! そちらからも!! 『デンドロギガス』はあだち先生の『ネクロスの要塞』の集大成的なイキフンも出てきますね! 凄い! あ。そうだ。これは是非聞いてくれと『ネクロス』仲間から言われていた事なんですが、『ネクロスの要塞』のロゴもあだち先生のデザインですか?」

あ「あのロゴは印刷会社の人が作った物です」

キ「おぉ〜、そうだったんだ……」

保「『デンドロギガス』ロゴの魔城デザインはあだち先生です」

キ「凄いなぁ。ほんと、ご本人に直接聞けるって、凄い。凄すぎる! 生きてて良かった!! 『ネクロスの要塞』の魅力の一つに、子供の頃漠然と考える将来への不安や、日々の生活の裏に見え隠れする恐怖への訴求があると思います。子供の頃はそれらの正体が分からずに、異質な物への憧れとして現れる事が多々あると思うのですが、僕にとって『ネクロスの要塞』はまさにそういう存在でした。子供には異質で、大人の雰囲気で、ダークで、でもそれがたまらなく魅力的だった。少し上の世代の、思春期真っ最中のお兄さんたちにも人気があったのも頷けます。あれから30年。すっかり大人になった我々に『デンドロギガス』は何を見せてくれようとしているのでしょうか?」

あ「その辺は全く分かりません

キ「えっ!?(笑」

あ「ただただ『面白がってもらおう』とあれこれ工夫するのみです」

キ「うわー、そういう事なんだ! そういう風に考えて作った物を、受け手が勝手に膨らませたり、あれこれ考えたりする作品になるんだ! ただただ工夫する、すげえ重い想い! それが聞けて本当に良かった。後は受け手がその魅力をどう伝えるか、なんですね。感動するなぁ」

保「『デンドロギガス』は巨樹に支えられた大陸。その大陸に異常なことが起こり始める。さらに、ネグロス遺跡は巨樹の根底にくすぶる世界……。今私が言えるのはここまで(笑)」

キ「ネグロス遺跡!? それってネクロスですか!?!」

保「いや、ネグロス遺跡です。今私が言えるのはここまで」

キ「めっちゃ気になるキーワード突然放り込むの止めてください! いやん、止めないで(笑)! 遺跡になってる、って事はつまりそういう事じゃないですか!! ひゃぁーーーー!!! タンキリエ王国はあの後どうなっちゃったのーーー!! 教えてくれないと僕『ネクロスの要塞』ならぬ『根暗の妖怪』になっちゃいます! って今もか!ナンツッテ。今少し触れられましたが、『デンドロギガス』はラテン語で、直訳すると巨大な樹ですね。また、デンドロという語感は現在ではラン(デンドロビューム)を連想させます。ランと聞いてどうしても連想してしまうのが『天外魔境II 卍MARU』の根の一族が世界制服に活用した『暗黒ラン』です。ランという植物に何か共通するイメージのような物があるのでしょうか?」

あ「それは、濁音の多い題名が付けたかった。阿部公房の小説『デンドロカカリヤ』というのが何だかいい題名だなぁ……と思ってました。意味がない方が良かったのですが、あとで調べたらデンドロとは樹状のモノのことだった……という経緯です。で、巨樹のいる世界……ということにしました。蘭の種類にデンドロビュームというのがあることは知ってましたが、暗黒蘭とは関係ありません」

キ「阿部公房初期の代表作ですね。人が植物化するお話です。今お話聞いて面白いと感じたのですが『デンドロカカリヤ』はキク科の植物で、小説自体には登場せず、阿部公房自身も響きが良かったからタイトルに選んだのではないか、と言われている事です。先生と同じく意味がないものを選んだって事ですね。このシンクロニシティは非常に面白いです。暗黒蘭とは無関係。明言いただきました(笑。語感で言うと、『デンドロギガス』という単語がちょっと『アンドロメロス』っぽいな、なんて思いまして。そう言えば『ネクロスの要塞』に『ウルトラマン』にオマージュを捧げたモンスターもおりましたが、もしかすると先生はウルトラマンがお好きなのでしょうか?」

あ「少年向け活劇というようなモノはみんな好きです。でも特に『ウルトラマン』が好き……ということはありません。『ウルトラマン』の放映時は中学生でした。影響が濃いのはもう少し前のTV映画ですね。『月光仮面』や『少年ジェット』などです。主人公よりはヤラレル怪獣や怪人のデザインの方が好きですね」

キ「ミラクルボイス! ウー! ヤー! ターーーー!! 『少年ジェット』はまさに少年向け活劇! って感じですよね。こういったお話聞けるの、本当に嬉しいです。『ネクロスの要塞』の事、もうちょっと聞かせてください。都市伝説的にキャラクターのマージという名前は、本来魔法使いを意味するメージだと、某お菓子メーカーを連想させてしまうから変更された、という噂が実しやかに伝えられておりますが、あれは本当なのでしょうか?」

あ「そうです。避けました」

キ「ぉお! やっぱりそうだったんですね! ありがとうございます! そろそろ『デンドロギガス』の話に戻しますね。いや〜、でも、『ネクロスの要塞』以外にも『ジョイントロボ』と、後『昆虫レスラー』ですよね、これ何だったけと思って検索したら懐かしすぎて涙出そうになりました。今度あだち先生単独インタビューさせてくださいっ! 『天外魔境』の事もお話聞きたいです! さて、『デンドロギガス』はファンタジーゲームの要素を持っていますね。これまで割とシールで遊びの要素を取り入れた物がありましたが(実は『ガムラツイスト』もそうですね)、なかなか定着せず、そのうちに海外からTCGが輸入されるようになり、ゲームはカードが主流となりました。先ほど先生がネクロス復活はカードで、というのも頷けます。勿論、当然そうした企画の根幹には『ネクロスの要塞』のゲーム性があったと思うのですが、ゲームで遊ぶシールを作る、という挑戦についてお話を聞かせてください」

保「実際シールでボードゲーム的な要素も取り入れた訳ですが、あまりゲームをする人はいないかもしれませんね(笑)。でも良いんです、まずはやってみることが大事。そこから次へいけばいいのですから」

キ「やる人いますよ! 僕やりますよ! 『ネクロスの要塞』も遊んでましたから、『デンドロギガス』も遊びたいです」

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ゲーム性を感じる試供品。

あ「遊んでください。作っていてゲーム部分を考えてる時が一番楽しい……というのが発見でした。アナログのゲームが好きなのです。企画自体、背景にゲーム世界を持たないと成立し難いと思っています。キャラの存在理由などがそうです。遊んでもらえるかどうかは分かりませんが、遊んでもらう前提であれこれ工夫しています。近日も<魔法スタンプ>というのを思いついて、無理を言って追加してもらいました」

保「その時、版下は出来てる状態でした(笑」

あ「シール面のデザイン的ニギヤカし…という意味もありますが、全くゲームとしての面白さを追ったモノです。こんな工夫をしています」

キ「実は今回、未公開のデータを一つブログ記事用に、という事で頂戴しているのですが……」

『デンドロギガス』の道具アイテム デザイン初公開!
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キ「<魔法スタンプ>ってこれの事ですかね?」

保「懐かしのハートマークに2のマークが!! これが分かったらかなりの、ネクロス!? いやデンギガ通です」

キ「ぐはー、気になっちゃうなぁ〜。せっかくゲームで遊べるので『デンドロギガス』大会なんかも企画されるご予定はありますか?」

保「大会かぁ〜、かなりゲーム時間がかかるので難しいかもしれませんが、どうでしょう!?」

キ「エキシビジョンマッチみたいなの、東北の忘年会でできないかなぁ」

あ「あんまり大勢で競技的にやるのは難しいかもしれません。大会を開いてくれと声が上がるくらいゲームとして遊んでもらえれば嬉しいです」

キ「ゲームとして作ってるんですし、そこは大きなポイントだと思うんですよ。こういうのどうですかね? シールが大事なので、遊ぶと劣化しちゃうから、専用スリーブを作るんです。そのスリーブにはアイテムが描かれてるものがあって、それでキャラクタやモンスターがパワーアップする……。使用制限は必要でしょうけど、スリーブは必須かも知れませんからね。『デンドロギガス』は歌にもだいぶ力が入っているように感じます。歌・音楽のご担当はJUNさんですが、JUNさんは熱心な『ネクロスの要塞』ファンとしても知られます。今回この企画に相当力を入れられているのではないでしょうか?」



保「本来であれば、『シンオク』同様ストーリー解説を入れる予定だったのですが、なかなかストーリーを文書にするのが難解でして……で、それだったら「歌」にストーリーのキーワードを入れてしまおう、と思い立ったのがきっかけです。そして斉藤さんに歌っていただいたら面白いかな、と」

あ「保坂さんから『情報をもっとたくさん入れてくれ』という要請があって、世界の様子を説明する方法として歌を考えました。童謡とか民謡(国歌・校歌・讃美歌など)があって、その世界内で歌われている。歌でキャラの説明以外の情報を作る。たまたま作曲ソフトをいじくるのが趣味でしたので、作曲しました。HPがあるので、そこでメロディを伝えられる……というのもありました。最初に作ったのは『空飛ぶ城の歌』です。『メタモスの魔城』という副題をつけてましたが、<魔城>とはどういうモノか、どこにも書いてなかった。これを保坂さんに見せて聞かせると「良い」という反応だったので、調子に乗って10曲以上作りました。まだ、HPに載せてないモノもあります。斉藤さんが歌ってくれる……というので楽しみにしています」

キ「あー、なるほど! あだち先生の発案だったんですね! てっきりJUNさんが考えたのかな、何て思っていました。いや〜、面白い意見が飛び交って、凄く楽しそうな現場ですね! 楽しんで、工夫して創作される『デンドロギガス』。とても期待しています。11月発売まで、社長の事ですから、いろいろ仕掛けられることと思いますが、今後のご予定などお聞かせください」

保「今後の予定ですか!」

キ「はい」

保「シールとしては、初めからホロやります。『シンオク』の『天山えびす神』、『ミハイルヒミコ』、『メイオウサターン』とは見せ方が違います。ホロの種類としては、『天山えびす神』、『メイオウサターン』と同じ仕様です。あだち先生の描かれた線をそのまま、手描き感を出しつつ、そして、ネクロスのホロもそうだったのですが、服の線みたいなものも演出しております(実はその線演出がかなり大変でした)。サカエマークさんも仰っていたとおり、6割破棄して、そして保坂の方で5割弾いております。ホロの封入率は20〜30%です。ちょっと少ないので申し訳ないです。他にも、新シルク、辻野さんのサプライズ参戦などなどあります。ぜひホムペチェックをしていただけますと幸いです」

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『デンドロギガス』ではどんなホロになるのか。

 ⇒ デンドロギガス公式サイト

キ「Wシールではない、『デンドロギガス』としての魅力を引き出すために工夫なさってるんですね。とても楽しみです! それでは最後に『デンドロギガス』に期待しているシルコレの皆様、そして『ネクロスの要塞』ファンの皆様にメッセージをお願いします!」

保「和尚としては、一枚物のシールに初参戦なので、今までどこもやってない形をとるべきだと感じております。それが、1小箱2枚入りになります。自分がこの価格でも欲しい! という風に感じて初めてみなさんに発売できれば、と思っております。10月からはどしどし情報をお出しします。ぜひ楽しみにしていただければ、と思います」

キ「はい! あだち先生お願いします」

あ「一応第4弾でシリーズ1『メタモスの魔城』終了……と考えてキャラやゲームのネタを用意しています。売れないと続きが作れないので、是非、買ってください。コレクターの皆さんの趣味に合うモノなのかどうか、ドキドキして発売を待っています」

キ「買います(笑)! ほんと、『ネクロスの要塞』が好きで大人になったあなた! 今こそ恩返しの時ですよ!wwww 本日はどうもありがとうございました!!! こんな機会を与えていただきまして、本当に光栄でした。ブログ書いてて良かったーーーー!」

お二人「(笑)ありがとうございました」

(文章中敬称略)

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いやぁ、感動しましたね。感動しました。相当感動しました。

ほんと、何か今回はただただ『ネクロスの要塞』の一ファンみたいになっちゃって、申し訳ないです。

聞きたかった事、もっとたくさんあるんですが、『ネクロスの要塞』の事ばかり訊く訳には行かないので、その辺りは察してください(笑

フィギュアがないのは残念ですが、今回お話伺って、『デンドロギガス』は相当『ネクロスの要塞』の因子を色濃く受け継ぐ作品であると確信いたしました。フィギュアがなければ、勝手に作っちゃおう!! ぐらいの勢いで、何か凄く盛り上げていきたいですね〜。
今だとほら、データだけ誰かに作ってもらって、買いたい人が各自3Dプリンタでオンデマンド注文とか、形を変えてできますもんね!

凄い事なのよ、これ。言い方変えれば大手がやりたくても出来ない事をやってるんですから。『デンドロギガス メタモスの魔城』、大いに期待しましょう!!

インタビューに応じて下さったあだち先生、保坂様本当にありがとうございました!

そんな訳で、
こちらからは以上です。

(今回のインタビューは、実際にお会いした訳ではなく、メールでのやり取りを元に構成しています。読みやすいように会話形式にリライトしてお送りいたしました。また『シンオクシール』『デンドロギガス』についてなど当ブログにご意見いただいてもお答えできませんのでご了承ください)

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posted by きょうきりん at 14:37| Comment(2) | 京希が訊く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする