『ビックリマン原画展』での原画に興奮し、
「この後これを描いた先生方に会えるんだ!」と思うと、
感極まって涙目になってしまう僕がそこにいました。
あらためて周囲を伺っても、
みな一様に笑顔か、
或いは、原画の興味深さに感心した様子で、
泣いている人は一人もいません。
これはまずい、気を確かに持たねば!
そう思った僕は、
グッズを購入したりして、気を紛らわせる事に(ポスター買いました)。
そうこうしているうちに時間は経過し、
やがて最初の、13時からの列に幸運な参加者たちが並び始めます。
僕は13時50分からの会だったので、
とりあえずは原画展の方で待っている事にして、
再び原画を見始めたのですが、
不意に、何か第六感的な物を感じて、振り返りました。
そこには米澤稔先生が立っていました。
「あぁっ……」声にならない声が思わず口に出て、そのまま絶句してしまいました。
お写真でも、動画でもない、本物の米澤先生です。
そして、そのお隣には、兵藤聡司先生のお姿も!
その時、自分の中に浮かんだ単語は
「ヒレフセー!」
でした。
悪魔の僕にはヘッドであるお二人が、あまりにも神々しく、聖感をもって見えたのです。
先生方は常に優しい微笑みを浮かべ、
着席されました。
いよいよ、サイン会の始まりです。
一人一人の目を見てお話をされる先生方。
一筆入魂! 筆に宿る力を知っているお二人だからこそ、サイン一つ書くにも凄い集中力です。感動しました。
お二人の優しい対応に、
サインをいただいた一人一人が、
素敵な笑顔に包まれていきます。
こ、これが次界? いや、もしかすると久遠域なのかも!
東北と言う無縁ゾーンを抜けてやって来た僕は、
遂に辿り着いたのかも知れません(笑
やがて呼び込みがあり、
僕の並ぶ順がやって来ました。
幸福な緊張は最高潮で、
ずっと頭の中で、
you Know the 天聖ワールド?
「知ってる!」
you Know the 天魔ワールド?
「僕は知ってる!」
という謎のワードがグルグル渦巻いています。
ハッキリ言って挙動不審だったと思います(笑
そんな僕の社会不適合ぶりを尻目に、
列は先に進み、係の方がサインに書いてもらう名前を
付箋に書いてください、とペンを渡してくださいました。
今思えば、僕はまたここで異世界からのミラクルなパワーを受信するのです。
サインの名前を何て書いてもらうか、
実のところずっと悩んでいました。
筆名である、高橋京希か、
はたまた本名の高橋卍丸(仮名)か。
僕は案外こういう時、
ふざけちゃいけないというか、
マジメにしないといけないと思うタイプなので、
直前までは本名の卍丸にしようかと、考えていたのです。
それで少し考えていると、
係のお姉さんが突然、
「ニックネームでも大丈夫ですよ」
と、僕に言ったんです。
その瞬間、それがシールの神様が係のお姉さんの口を借りて
僕に伝えた啓示であると悟り、
「はい!」
と僕はその黄色い付箋にハッキリと『高橋京希』と記しました。
この文章だけ読むと怪しい人でしかないけど、
僕は至って真面目にこれを書いています(余計マズいわ!wwww)。
そして遂に、順番が回って来ました。
前の方がお二人に、
「魔肖ネロをデザインされたのはどちらですか?」
と尋ねていて、
米澤先生が
「二人でです」
とお答えになってるのが聞こえてきました。
あ、そうだ!
何か質問や、投げかける言葉を考えないといけないんだ!
遅い! もう目前! 何やってるんだ俺! 頭は真っ白、大ピンチ!!
もう完全に挙動不審なままベルトコンベアーに乗ったまな板の鯉状態で、
高橋京希、お二人の前へ!!!!!
もう完全にしどろもどろな僕に対して
僕の名前を見た米澤先生が「あれ?」というお顔をされました。
米澤先生「ブログ書いてませんか?」
えっ今何て先生おっしゃ、え、まさか、ウソでしょ!?
京「は、はい」
すると米澤先生が、お隣の兵藤先生に何かを耳打ち!
何て言ってるの何て言ってるの!?
「京希さんだって」みたいなやつ!?
て言うか、神様二人が今、僕の話題をしているぅ!??
うあー、なんだよこれ!!
もうこの時点で感動して涙目です。
耳打ちされた兵藤先生が
「確か東北じゃなかったでしたっけ?」
知られてる! 知られてるよぅ! うぇーーーーん、
生きてて良かったーーーーー!!
ブログ書いてて良かったぁーーーーーーー!!!!
京希名義でサインもらう事にして良かったーーーーーー!!!!!
京「はい。あ、あの、宮城からお土産持って来たんで、是非食べてください」
お二人「はい!」
バカヤロウ。俺なんでそんなつまんない事言ってるんだ!
そんな事どうだって良いじゃないか!
もっと伝えなきゃいけない事があるはず!!
米澤先生がサインを書かれ、
そっと手を出し握手をします。
その時、僕の口から出た言葉は、
「ありがとうございます」
でした。
正直、僕は当日頭がおかしくなって、
「いえーい! 今度ブログでインタビューさせてください!」
とか、口走ってしまうんじゃないかと、
緊張で何を言い出すか分からない自分が怖くて怖くて
仕方がなかったんです。
でも、先生と握手した瞬間、
本当に言いたかった事はただ一つ、
「ありがとうございます」だけでした。
子供の頃、僕はあまり周囲と馴染めなくて、
空想ばかりしてるようなタイプでした。
ビックリマンのゴーストアリババと自分を重ね合わせて、
何か目に見えないものと戦っているような小学生時代。
あの時の僕は、空想する事で心救われ、
その手助けをしてくれたのが、
『ビックリマン 悪魔VS天使シリーズ』だったのです。
先生の手はとても優しく暖かなものでした。
僕はもっと強く握りたかったのですが、
今後もたくさんサインを書く事を考え、
そっと、できるだけ優しく握り返すのみにいたしました。
そのまま流れて、兵藤先生のところへ。
先生は僕に、
「キョウキ博士、今度タワスペ教えてね」
と、仰ってくださいました。
そんな、もう、兵藤先生がゲーム上手いのは知ってるんだぞ!www
何て温かい、優しい言葉でしょうか。
兵藤先生とも握手させていただきました。
「は、はい。ありがとうございます!」
もう、それだけ振り絞るのがやっとでした。
一礼して、その場を立ち去ります。
時間にして1分あるかないかだったでしょう。
しかしそれは、
確実に僕の人生の中で、
大事な大切な思い出となる1分間でした。
奇跡を体験した僕は、
少し、階段の下で泣きました。
まるで小学校5年生だった80年代のあの頃のように。
大人だし人前なので、すぐに引っ込めましたけども。
とにかく、最高の体験でした。
これは、何にも変える事のできない事です。
米澤先生、兵藤先生、本当にありがとうございました!
そして300人分ものサイン、お疲れ様でした!!
先生方の生み出したキャラクタよりも、
おそらくはるかにたくさんいるビックリマンチルドレンの一人として、
今後もブログで応援していきます! いや、させてください!!
そんな訳で、
こちらからは以上です。
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